ブラムリー・アップルという青りんごをご存知でしょうか?
日本ではあまり馴染みがありませんが、ブラムリーは色々な食材と合わせることで
デザートや料理の幅が一段と広がる、今大注目の料理用のリンゴです。
イギリスでは料理用りんごの王様として昔からとても人気で、
イギリス生産のリンゴのうち約45%がブラムリーです。
そのまま食べるりんごとは違い、甘さが控えめでさわやかな酸味を持つのが特徴。
このような調理用りんごは「クッキング・アップル」と呼ばれ、
今までにないその新鮮な味わいに、
料理研究家やレストランのシェフ、愛好家が注目しています。

ブラムリー・アップルとは?

ブラムリーアップルは、1883年イギリス全土から1000種類を超えるリンゴが集められた英国王立園芸協会(以下RHS)主催の品評会で最優秀賞を受賞。
その名前は一気に広まり、今では英国の人々の生活に欠かせないリンゴとなりました。
一方、日本では、1980年代に入るとリンゴの販売量が減り、梨やぶどうに切り替える農家が増えてきました。
そんな折り、長野県のとあるリンゴ農家が、町おこしになるものを探していた時にRHSの知り合いから、イギリスのリンゴ生産量の45%を占めていて、料理やデザートで親しまれているブラムリーというリンゴがあるという話を聞きました。
イギリスでは、日本のように生で食べるリンゴのことを「デザートアップル」といい、料理して食べるリンゴのことを「クッキングアップル」と呼び、区別していることを知ります。
そして、長野県飯綱町でもブラムリーの生産が始まりました。
日本では生産が少ないですが、近年では、この料理用リンゴという新しい食材の魅力と特性に料理専門家やパティシエ、愛好家などの間でも注目が高まっています。
ジャムやジェリー、ジュース、シードル、アップルパイ、ケーキ、そして肉料理のソースにと、いろいろな料理にお使いいただけます。

ブラムリー・アップルの特徴

糖分が少なく、酸味が強い
組み合わせると他の食材の引き立て役になります。
加熱するとなめらかに煮溶ける
トロトロとすぐに煮溶けるのでジャムやスープ、ソースに最適です。
加熱しても香りが落ちず、風味が豊か
さわやかな香りでお肉料理にも合います。
ビタミンCが多い
美味しいだけではなく身体にも優しい品種です。

クッキング・アップルとは?

日本では、りんごは生でそのまま食べるイメージ強いですが、イギリスではよく料理に使われます。
ブラムリー・アップルは、調理用りんご(=クッキング・アップル)の代表格ともいえる品種です。
ブラムリーは、皮と芯を取り除いて電子レンジで加熱すれば、簡単にアップルソースになり、それを、冷凍保存することができます。
煮溶けやすいという特徴から、ジャムを作るのも短時間でできるので、普段フルーツを使った料理をしたことがない方も、お気軽にお楽しみいただけます。
ぜひ、さまざまなお料理で味わってみてください。その美味しさに、驚くこと間違いなしです。

おすすめのレシピ

  • 簡単で美味しい!
    りんごジャム
    煮ても甘さが出てくるわけではないので、砂糖をお好みで入れます。酸味と甘みのバランスがとれて、簡単に美味しいジャムに。
  • お子さまのおやつにぴったり!
    アップルジェリー
    ブラムリーといえばアップルジェリー。皮も芯も一緒に水煮したブラムリーの汁を時間をかけて濾過し、砂糖を加えて固めます。
  • これひとつで本格的な味に!
    お肉料理のソース
    さわやかな酸味と、りんごの香りがお肉料理にぴったり。ブラムリーソースで、まるでお店のような奥深い味になります。
  • りんごデザートの定番!
    アップルパイ
    ブラムリーは加熱するとすぐに煮溶けるので、生のまま焼いてもトロトロになり、とても美味しいです。
  • さっと作れる!
    ポタージュ
    お砂糖と煮たブラムリーをシンプルにポタージュに。かぼちゃなどの野菜とまぜても美味しく、さまざまな味が楽しめます。

飯綱町のお礼の品を探す

長野県飯綱町のランキングから探す

ジャンルから探す

金額から探す