「とんちゃん」とは、福井県大野市で昔から愛される、味噌や醤油、ニンニク、唐辛子などで味付けした豚または牛のホルモンのことです。地元では、網焼きはもちろん、深めのフライパンに野菜やうどんと一緒に煮込んで食べられています。

大野市は、周囲を日本百名山の荒島岳をはじめとする1000メートル級の山々に囲まれ、湧き水に恵まれた「名水のまち」として知られています。昔から名水を使った醤油や味噌、日本酒の製造が盛んに行われてきました。
「とんちゃん」は地元のおいしい味噌を使った味噌ベースの味付けが特徴です。

愛してやまない「とんちゃん」のおいしさを広げていきたいと、「越前おおの”とんちゃん”を愛でる会」により「越前おおのとんちゃん祭」が開催されました。

日本全国から人気のホルモン店が集結し、来場者の投票で「とんちゃん」日本一を決定しました。

大野では、親戚や友人が集まればBBQでとんちゃんを焼いたり、家で煮込みとんちゃんをしたり、人が集まるところに必ず「とんちゃん」が登場します。「とんちゃん」は大野の自慢の味であり故郷の味です。

焼いてビールと共に食すもよし、煮込んで白ご飯と共に食すもよし、大野市民のソウルフードである「とんちゃん」をぜひ、ご賞味ください。
地元でも人気の高い３事業者のこだわりホルモンをご紹介します。