九谷焼は加賀の九谷村で約360年前に作り始められた伝統工芸品。小松市で九谷焼の生産が始まったのは今から200 年以上前のことです。現在の小松市花坂町で良質の陶石が発見され、現在も九谷焼の原料として使われています。小松市は、製土から型、生地、上絵まで九谷焼に関するすべての技術がある場所。それぞれに技術・技法があり、多種多様で個性豊かな作品が今も作られています。クラシカルな作品もあれば、シンプルで普段遣いしやすいものまで、実は見た目も作家さんや製陶業者によってさまざま。あなたの琴線に触れる九谷焼、探してみませんか?
錦山窯三代 吉田美統
人間国宝。金彩の技法を得意とする錦山窯の三代目で、「釉裏金彩」の技法を高めました。2001年には重要無形文化財「釉裏金彩」の保持者に認定されています。
三代 浅蔵五十吉
初代、二代から受け継いだ色釉を使用。絵柄の輪郭を彫り込み、立体感のある重厚な造形が特徴です。
中田一於
釉裏銀彩(ゆうりぎんさい)の技法を確立。銀箔を花の文様に切って貼付け、焼成を操って美しい絵柄を生み出します。
四代 徳田八十吉
九谷焼の基本となる緑・黄・紫・紺青・赤のグラデーションがオーロラのように幻想的です。
錦山窯四代 吉田幸央
錦山窯の四代目。窯元として伝統の技を継承しながら、時代に合った新しい彩色金襴手の表現を模索しています。
打田幸生
九谷焼の中でも「古九谷」「吉田屋」と呼ばれる色鮮やかな絵付けを行います。緻密かつ色鮮やかな花鳥が描かれているのが特徴です。
三代 仲田錦玉
二代の独自の作風「盛金青粒(もりきんあおちぶ)」を受け継いでいます。繊細な技法で大胆な図柄を描き出します。
北村和義
革新的な現代美術を追求する作家です。アパレルブランドとのコラボ作品の制作など、異色分野にも進出。国内外のメディアから注目される作家のひとりです。
宮吉製陶
絵付けをしない「白九谷」の器をメインとしたメーカー。縁錆を施した、シンプルなデザインが現代の生活に寄り添うと人気が高まっています。
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