TAMAGAWA NORIO
重要無形文化財保持者(人間国宝)
玉川宣夫作 返礼品

打つ。幾万回と。

何十枚も重ね合わせた厚い金属塊をひたすら叩きつづけること、幾万回。
強靭な体力と精神力、集中力が求められ、その積み重ねられた鍛錬の果てに、金属が生命を宿したかのような美しい作品が誕生する。ただひたすらに塊を打ち延ばし、地金との格闘に鍛金師としての醍醐味を味わっているようにも思える玉川氏の作品は、先人たちの積み上げてきた伝統と「木目金」を活かした独自の技術と創造力が息づいています。 そんな玉川宣夫作品の魅力を、ふるさと納税を通じてお届けします。

人間国宝111人。うちの1人。

玉川 宣夫
(たまがわ・のりお)

1942年新潟県生まれ。13歳で〈玉川堂〉5代目玉川覚平の養子となり、鎚起銅器の職人としての道を歩みながら、鍛金家・関谷四郎の内弟子となる。 1982年「木目金花瓶」で日本伝統工芸展NHK会長賞。2010年重要無形文化財「鍛金」保持者(人間国宝)に認定。 現在、日本工芸会参与。

返礼品一覧

ものづくりのまち、燕市。

燕市(つばめし)は、越後平野を縦に貫くように流れる信濃川と、その分流である中之口川、西川に沿った一帯に形成された新潟県の中央部に位置しています。 人口は約77,000人。就業人口の3人に1人が製造業という「ものづくりのまち」です。

高度で多様な金属技術が集まり、カトラリーなどの金属洋食器の国内生産シェアは90%以上。鍋やフライパン、包丁などの金属ハウスウェアも全国生産額の約90%を占めています。 その技術力は世界的な評価も高く、ノーベル賞の晩餐会、APECでの各国首脳への贈答品に採用されました。

市内には約1,700の工場があります。金型製作、プレス、研磨などの工程を複数の企業で分担する分業制をとっており、まるで街全体で大きな工場を形成しているかのようです。