ご縁とこだわりを大切に 小針水産 町田羊さんご縁とこだわりを大切に 小針水産 町田羊さん

地元の味噌屋、蔵元と協力し、新潟の味を守り続ける小針水産。
「お客さまと関わるすべてのご縁を大切に」という想いをもって今日も商品作りに精を出します。

蟹屋から始まった小針水産の歴史

蟹屋から始まった
小針水産の歴史

今年で44年を迎える1975年創業の小針水産。当社を創業する前、デパートの役員を務めていた先代。そのデパートを脱サラし、他水産会社に役員として入りました。その経験を活かし新潟市でも水産をやった方が良いのではと小針水産を創業しました。小針水産はもともと蟹屋でした。当時から蟹だけでなく魚の販売を行っていましたが、魚をもっと広めたいと現在の形になりました。

味の決め手はこだわりの詰まった味噌

味の決め手は
こだわりの詰まった味噌

当社の味噌漬けのこだわりは何といっても、素材の味噌。おいしい味噌を使う事によって、それが滞留して風味を醸し出すといいます。しかし納得のできる味噌を作ることはそう簡単ではありませんでした。味噌屋さんに何種類か味噌を作ってもらい、社員みんなでどれがいいかを試行錯誤しやっとできた自慢のブレンド味噌。

こだわりの味噌を使った当社の味噌漬けは、味噌を洗わないで焼くのがおすすめ。水で洗ってしまうとせっかくの風味が変わってしまいます。もし味噌が多いと感じた場合は、クッキングタオルでさっと拭ってフライパンにクッキングシートを敷いてふたをして、弱火で焼いてみてください。ちょっと焦げた部分もおいしいんです。と町田さん。

地元蔵元の大吟醸が醸し出す芳醇な香りの粕漬

地元蔵元の大吟醸が
醸し出す
芳醇な香りの粕漬

地域のご縁が詰まった商品が粕漬。地域の蔵元と協力して作り上げた商品です。 歴史ある3つの蔵元、高野醸造、大洋酒造、市島酒造の「大吟醸」の粕を使用しています。 大吟醸の粕はなかなか手に入らないとても貴重なものです。 ちょうど良い粕の割合を見つけだすために蔵元の社員さんと意見を出し合いながら、苦労して完成した粕漬は他とは違う風味を感じられます。

探求し続ける時代に合った商品作り

探求し続ける
時代に合った商品作り

夢はたくさんありますよ。と町田さん。

「今の若者はなかなかお魚に結びつくことってないんだよね、お魚よりお肉を好む人が多いからね。なんとか若い世代にも好まれるような、お魚に振り向いてもらえるような、時代に合った物を作り上げていきたいです。」

このような想いから社員全員でこれからも商品開発に力を入れていきます。

多くの人の想いをお届けします多くの人の想いをお届けします

当社は、みんなで作り上げることを大切にしています。
味噌や酒粕、魚の他に多くの人の気持ちも入って、1つの商品が出来上がります。その想いをお魚にのせて皆様にお届けするので、職人の想いや新潟市の想い、関わる全ての人の想いを食べて感じていただけたらとても嬉しいです。