ヤマチョウは無農薬でのお米づくりを徹底している農家。稲作をはじめて今年で5年目になる佐々木大作さんの手により、安全で安心なお米が私たち消費者へ届きます。 約4ha、わかりやすく例えると、約12,000坪程の田んぼには一切薬品や除草剤を撒かず、草が生えれば素手や竹ぼうきなどを使用して除去。工夫を凝らしながら、お米づくりに励んでいます。
自分が食べたいと思うもの
その先にあったのが、
無農薬栽培でした
小さい頃から田んぼの仕事はしないと決め、学校を卒業してからは地元企業に就職。お米づくりには興味も全くなかったのですが、父が倒れたのをきっかけに、やらないよりも、やってダメでもいいからはじめてみようと英断。
ただ、お米づくりをしていく上で、外せなかったのが”無農薬栽培”。
自分の子供たちに安全なもの食べさせたいというのも、もちろんありましたが、何よりも自分自身が食べたくないものを誰かに食べさせたくなかったのが理由です。
たどり着いた、安心・安全なお米
はじめは、隣り近所の方にお米のつくり方を一から教えてもらっていました。
自宅近くの空いているスペースに野菜の種を植えたり、農業のセミナーに通ってみましたが全然ダメ。ただ2年目、3年目と試行錯誤の中やっていく内に、みなさんに出荷できるまでになりました。今ではあきたこまち、ササニシキと多品種のお米を栽培しています。
それでもまだまだ難しいのが現実。昨年は草がそこらじゅうで生え放題。通常なら60袋分は収獲できるところ、2袋分のみと大打撃でした。
佐々木さんのお米は、肥料、農薬、除草剤を一切使わないため、土と水などが重要。
土には米の藁や、精米したての米ぬかを発酵させたものを土に混ぜて使用。中々この作業が難しく、色々と試しながら行っています。限りなく自然に近い環境でつくるため、手間がかかりますが、致し方ないと思っています。
また、お米作りに重要とされている水は、鳥海山の水を使用。やはり安全で、美味しいお米に育てるには土と水。肥料を使用していないことから、佐々木さんのお米は、にかほの土と水だけで仕上がります。まさににかほの味がするお米です。
まだまだ収穫量は安定していないですが、日々勉強しながらやっていきたいと思っています。自分自身ができれば、他の人も無農薬でここまで出来るんだと、同じようにやり始める人も出てくるかもしれない。
にかほのお米はすごい!にかほの味がするお米だと感じてもらえれたら嬉しいです。