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くまさん自然農園
- 北秋田の自然が一番!手間暇かけて育む雑穀と比内地鶏の卵の加工製造 -
2021年9月21日取材
「生まれ育った北秋田の自然が一番。自然の中で自分のペースで生き、作物を作っていきたいです。これが私のライフスタイル」と熊谷良一さん(68)は語ります。
比内地鶏の卵を使った卵油とマヨネーズ、自社の畑で無農薬栽培した雑穀を「くまさん自然農園」というブランドで販売しています。生産は手作業と無農薬が基本。畑で過ごす日々を楽しむ中で生産されています。
生まれ育った北秋田で自給自足の生活を楽しみながら
熊谷さんが会社を立ち上げたのは30歳代半ば。それまでは秋田県内で会社員として勤めていましたが、生まれ育った北秋田で自給自足の生活をしたいという思いが強くなり、退職を決意。その後、養鶏を開始し1989(平成元)年には健康食品で注目を集める「卵油」の製造と販売を行う株式会社くまがい卵油研究所としてスタート。
さらに2008(平成20)年には、雑穀などを販売する株式会社あきた雑穀村を設立。自社の畑で栽培したヒエやアワなどの雑穀の販売を開始しました。現在は2社を統合し「くまさん自然農園」の屋号で商品を展開。口コミで評判を呼び地元の取扱店やネット通販で、健康志向のファンから人気を得ています。
食べる人を思って。農薬を使わない安心安全な雑穀を
くまさん自然農園の「雑穀こまち」は、特徴を考えた6種類の雑穀を選定。アマランサス、あわ、ひえ、きび、たかきび、発芽玄米がバランス良く配合されています。北秋田の大自然に育まれ、農薬不使用の雑穀は、安全、安心で何より健康に良いと評判です。
雑穀を栽培している畑の広さは約1.3ヘクタール。春の耕起に始まり、種まき、培土、除草、虫取り、収穫と徹底的に農薬不使用にこだわります。「天候に左右され、害虫に悩まされるなど、苦労が多い自然栽培ですが、収穫期の喜びとお客様の笑顔を思いながら、みんなで汗を流して丹精込めて育てようと頑張っています」と熊谷さんは言います。
驚異の雑穀。世界が注目するスーパーフード「アマランサス」
世界保健機構(WHO)が「未来の食物」と評価する「アマランサス」。NASAでも宇宙飛行士の食料として取り入れられるなど、あらゆる方面でスーパーフードとして注目されています。栄養バランスに優れ、必須アミノ酸をすべて含み、ビタミン類も豊富とまさに万能食品です。
くまさん自然農園のアマランサスは自社で無農薬栽培。今年も背丈を超える程、力強く成長し赤い穂を実らせたアマランサスは秋に収穫を迎えるそうです。
比内地鶏のおいしい卵にこだわった手作りマヨネーズ
日本三大地鶏である比内地鶏の卵を使った手作りのマヨネーズもまた、くまさん自然農園自慢の逸品。北秋田の大地で、のびのびと平飼いされた比内地鶏は、太陽をいっぱい浴び元気に育てられています。この比内地鶏の卵は栄養たっぷりで、調味料をあれこれと加えずともおいしいマヨネーズが出来上がる秘訣。フルーティーでやさしい香りのりんご酢と、オレイン酸が豊富な菜種油を加え、とことん素材にこだわっています。
素材が生きたマヨネーズだからこそ色々な調味料と混ぜ合わせ融合できるのもまた魅力です。和風、洋風、ハーブ類、香味野菜、柑橘類、アジア系の調味料まで、オリジナルマヨソースを作るのにもピッタリとのこと。
卵黄の栄養をギュッと凝縮。昔ながらの製法で作る「卵油」
巷でよく耳にするサプリメントの「にんにく卵黄」は、「卵油」と名前が似ていますがまったく違うものです。「卵油」とは、卵黄を長時間炒り続け最後に出てくる卵の油のこと。ビタミンEやレシチンなど体に必要な栄養素がギュッと凝縮された僅かに取れる大変貴重なものなのです。サプリメントの「卵黄」は卵1個から20~30粒作れますが、「卵油」は卵1個から2~3粒しか作れません。そのひと粒に含まれる栄養素から考えると、価格が多少高いこともうなずけます。
この「卵油」の製法は、昔からこの地方で伝わってきたもの。「昔の人がどうして卵を炒り続けると最後にエキスが出てくることに気づいたのか。そのエキスの持つさまざまな働き、カラダにおよぼす良い影響をいかにして知ったかと思うと、不思議なことでもあります」と熊谷さん。昔から伝わるとてもカラダに良いものを、多くの人に実感してもらいたいと、今も作り続けています。
くまさん自然農園・熊谷社長のPR
「私は生まれ育った北秋田の自然の中で過ごすことを一番と思っています。私が思い描く自然というものを商品から感じてもらいたいです。」
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