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藤岡農産
- 慌ただしい世の中に 一年かけてつくるものがあります -



2021年9月30日取材


北秋田市の有限会社藤岡農産(藤岡智洋社長)は自社ブランドにこだわった米の生産から販売までを行っています。
消費者の元に届くまで「責任を持ちたい」という思いから管理を徹底。品質にもこだわり、一等米のみを自社ブランド「あいかわこまち」として販売しています。
販売はお客様に直接届けるために同社ホームページの通販や北秋田市ふるさと納税返礼品サイト、飲食店向けの業務用のみ。
智洋社長(38)=同市=は「お米は好みの味や食感、販売している農家や企業を選んで買う時代です。当社のお米は価格、安全、味のどの面でも自信を持っています。世代を超えて食べてほしいです」とPRしています。

藤岡農産



有限会社藤岡農産について


同社は1997(平成9)年に創業。智洋社長によると、元は家族経営の米農家だったといいます。智洋社長の父・茂憲さんがほかの農家と差別化を図り、農業を継続させていきたいという思いから法人化しました。智洋社長は「当時は全国的に見ても、米農家からの法人化は珍しかったと思います」と話します。
同社は同市合川地区にある自社の田んぼで栽培した米を精米、袋詰めし、販売。従業員は6人で、田植えや稲の管理、収穫、出荷の作業を分担して行っています。
販売は個人向け通販のほか、首都圏を中心とした関東の飲食店で国産の一等米として、米にこだわる店で提供されています。

あいかわこまち
藤岡農産 稲穂
あいかわこまち
藤岡農産 稲穂


顔が見える農家を目指して


同社は首都圏に営業職を設置しています。米の生産は北秋田市で行っていますが、販売や販路拡大は関東がメインです。
智洋社長は「会社としてお客様と直接顔を合わせるやりとりをして、信頼関係を深めていくことを大切にしています」と話します。「お米は直接お客様の口に運ばれるものです。だからこそ、お客様の声や反応を直接聞くために営業職の社員を首都圏に配置しています」「お客様の声を直に聞き、現場に反映しています」といいます。

藤岡農産


2代目の社長として


智洋社長は父から会社を受け継ぎ、2代目。創業者の父から受け継いだのは会社や米作りの技術だけではなく、稲作で経営していくための精神、お客様への配慮だといいます。自社で生産したものをお客様の元に届くまで責任を持つ、お客様の声を直に聞くことを現在でも徹底しています。
一方、この地域で稲作を行う上で気がかりもあるといいます。「少子高齢化や継承者不足のため、稲作を続けるむずかしさに直面している農家もいます」と智洋社長は話します。「当社では田んぼの管理についての相談を受けています。『地域の農業を支える』という意識が根底にはあります」と力強く語りました。


藤岡農産


地域の若者とともに農業を支える仕組みづくりへ


「地方に住んでいると、年々人や子どもが少なくなってきているということは身に染みて感じています。ただ、全くいないわけではないです。米作りを製造業と考え、従来の農業の慣習ではなく会社として安心して働くことができ安定した収入が得られる仕事の一つとして考えてもらえるような企業づくりに取り組んでいます。また、社内で教育制度を設けることで、農業経験がなくても稲作の技術を身に付けられるため、若い世代の入社しやすい環境を整えています。」といいます。
実際、同社の従業員は30~40歳代と、若い世代が中心。「素晴らしい仕事として農業に挑戦する機会を設けることと、会社として地域の若い世代を雇用することで、地域を支える農業を続けていくという道を選んでいます」と智洋社長は語りました。
数年前からは、若者に同社や農業について知ってもらえるよう活動も積極的に行っています。地域で行われる合同企業説明会に参加し、訪れた高校生に農業の良さや同社の安定性を伝えています。

藤岡農産


同社が出品している北秋田市ふるさと納税返礼品について


家庭で食べる量に合わせ米5キロ、10キロなど5kg刻みで30キロまで、10kg刻みで100kgまで一度にお届けする量をお選び頂けます。お申し込みのたびのお届けはもちろん、1度のお申込みで毎月1回の同じ時期にお届けする「定期便」は3カ月から12か月まで1か月刻みでお届け期間をお選び頂けますので、大変ご好評を頂いています。
同社は一袋5キロが基本です。大きな米袋を置くスペースの確保が必要なく、男女問わず持ち上げられる重さということに配慮しました。30キロの場合は5キロが6袋ですので、おすそ分けにも便利といったお声も頂いています。米袋は珍しい紙袋で機能性とデザイン性を兼ね備えています。

あいかわこまち
藤岡農産 稲穂


藤岡社長からのPR


「当社自分たちで心を込めて育てたお米を、自分たちで責任を持って皆様の食卓へお届けするという意識を持ち、安心安全でおいしく、適正な価格で、かつ価格以上の価値を提供することを目指しています。自社で栽培した品質の良い一等米しか扱っていません。ぜひ、味わってください。世代を越えて愛されるごはんでありたいです」と笑顔で語りました。

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