秋田内陸線、阿仁合駅から徒歩１分にある阿仁合コミューンは、土産販売などを行っているコミュニティスペース。
代表の長谷川拓郎さんは、映像制作、地域の企画・イベント、古本屋など、地域の魅力を広める活動をしています

地域の人、観光客を繋ぐコミュニティスペース

「若い世代から年配まで地域の人はもとより、観光などで訪れた人たちが気軽に立ち寄り、交流できる場所になれば」と、代表の長谷川拓郎さんが開設した阿仁合コミューン。
ほかにはないこの地域ならではのお土産品の販売や、映像関係の仕事をしながら地域の活動に積極的に参加しています。
長谷川さんは県外からの移住者。
撮影の仕事で阿仁合を訪れた際、山奥なのに町としての機能が残っているお寺や商店が多く、学校や鉄道があり、古き良き時代の町の姿に魅了されたといいます。

石探し遊び「WA ROCK（ワロック）」

WAROCKとは、石に絵を描き、どこかに置いたり隠したりして、それを見つけた人が、またどこかへ移動させたり飾ったりしながらコミュニケーションを図っていく遊びのこと。
オーストラリアで暮らしていた地域の方が、オーストラリアで大流行していたこの遊びを、阿仁合に伝えたことをきっかけに人気となりました。
阿仁合コミューンではアクリル絵具、筆、石が用意され、WA ROCK体験をその場で楽しめるようになっています。阿仁合の街歩きをしながら自分で描いた石を置いたり隠したりして楽しむワークショップも体験できます。

古本販売、貸出をする無人本屋「阿仁合の本やさん」

阿仁合コミュ―ンの向かいには、空き店舗を活用し2019年にオープンした無人本屋「阿仁合の本やさん」があります。
「小さな町の小さな古本屋さんとして、阿仁を訪れた多くの人に楽しんでもらえるような、文化的な場所にしたい」と阿仁の郷土に関する本、阿仁マタギや阿仁鉱山などに関連する本、児童書、絵本などのほか、一般書を扱っています。本は地域の人や県内外の人たちから無償で提供されたもの。一部の貴重な本は貸出となっていますが、その他の本は購入でき、無人営業のためお金を入れるboxが用意されているなど、工夫されたお店となっています。

北秋田市の四季を映像に

映像制作の仕事している長谷川さんは、秋田内陸線や観光関係のPR映像など、北秋田市の豊かな自然と四季折々の美しい景色を撮影しています。

阿仁合出身のイラストレーターが描くふるさと

阿仁合コミューンの返礼品となっている「北秋田市心の風景シリーズ」のイラストの作者であるT.islandさんは、阿仁出身のイラストレーター。
現在、書籍・広告・WEB、絵本、雑貨、地域活性化等のイラストレーションで活動しています。大自然と動物に囲まれながら少年時代を過ごした、阿仁の情景を描いています。

阿仁の特産品、200年余りの歴史を持つ「阿仁焼」

阿仁焼の歴史は古く、安永2年（1773年）、日本では有名な歴史上の人物である平賀源内が、阿仁で良質の土を発見したことが始まりと伝えられています。
現在、阿仁焼を作っているのは、源山窯の矢旗充さんただ一人です。手作りだからこそ、同じものは一つとない、全ての器に個性があります。

阿仁合コミューン　長谷川さんのPR

「北秋田市ふるさと納税をきっかけに阿仁焼や阿仁のイラストを知っていただくことができて本当に嬉しく思います。今後もたくさんの人に知ってもらえるようにがんばります！」

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