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秋田高原フード
- 希少な比内地鶏ブランド「高原比内地鶏」 -

秋田高原フード


2021年11月3日取材


北秋田市は秋田県内でも屈指の比内地鶏の産地。その中で唯一「黎明舎系(れいめいしゃけい)」といわれる、他社と異なる系統の比内地鶏を孵化後すぐから育成し、食肉加工、販売までを一貫して行っている会社が秋田高原フードです。
その飼育方法は、一般的な比内地鶏とは異なる方式を採用しており、オリジナルブランド「高原比内地鶏」の名称で販売されています。
徹底した衛生管理と鶏の健康を第一に考え生産されており、某有名ガイドブックに掲載されるような名店の料理人たちから認められる絶品の肉質は、高原比内地鶏ならではです。


秋田高原フード比内地鶏
秋田高原フード加工場



交配が異なる2系統の比内地鶏 「黎明舎系統」と「秋田県畜産試験場系統」


現在、比内地鶏のほとんどを占めているのは、秋田県畜産試験場系統といわれる交配の比内地鶏となっていますが、黎明舎(れいめいしゃ)系統といわれる、もうひとつの交配系統の比内地鶏が存在します。
2007年に比内地鶏の偽装事件が起きたことをきっかけに、秋田県は比内地鶏の認証制度をはじめることとなります。
このとき、当初は全生産量の7割から8割を占めていた黎明舎系比内地鶏から、県畜産試験場系比内地鶏への転換が併せてすすめられたため、現在では秋田高原フードが唯一の生産者となりました。


秋田高原フード外観
秋田高原フード外観


「黎明舎系比内地鶏」を家族で守り育て続ける


大塚智子社長の祖父であり日本鶏の研究家であった佐藤広一氏は、種の保存を目的として比内鶏を蒐集し、天然記念物の比内鶏の保存に尽力した人物。
この比内鶏をもとに、肉用に適した育種改良を行い交配したのが黎明舎系統比内地鶏でした。祖父から父や父の兄弟に、そして3代目の智子社長と夫の大塚智哉専務が貴重な鶏を受け継ぎ、今に至ります。
「歴史と祖父からの想いは、とても大切なものです。
私たちの育てた鶏を皆さまが納得し、おいしいと喜んでいただきたい。香りのよい脂が適度にのった上等な肉質は、やはり黎明舎系統ならではのものです。
それを将来につなげることが、私の信念です。」と大塚社長。比内地鶏生産者が混沌とした時期、黎明舎系比内地鶏の良さを知りながらも、諦めざるを得なかった養鶏場が多数あったといいます。
現在、「この鶏を再び入手できるとは」という喜びの声が何よりの励みになっているそうです。


秋田高原フード 大塚智子社長
秋田高原フード 鶏舎の様子


安心、快適なケージで飼われる箱入り娘たち


秋田高原フードの比内地鶏は、柔らかく味がいいメス鶏だけをケージ飼いしています。
「生き物にとっての最大のストレスは、生命の危機。小さなヒヨコが安心して、しっかり成長できるように衛生的な飼養環境を整えています」と大塚社長。たしかにケージの中の鶏たちは思いおもいに歩いたり、すわったり、リラックスしているように見えます。
常にきれいな水と餌が食べられ、糞が足に付くことなく、外敵や疾病から守りやすいケージ飼いは、鶏が安心でき、ストレス少なく健康に育つ飼育法だといいます。
健康な鶏はよく餌を食べ、病気になりにくく、元気に育って、安全でおいしい鶏肉になります。


秋田高原フード 比内地鶏の雛
秋田高原フード 比内地鶏の雛


返礼品について


高原比内地鶏は、食感と風味に優れたメス鶏のみを飼育。産卵期にさしかかった成熟した鶏を自社で食肉加工しています。
肉厚でやわらかく、濃厚な旨味と脂のりの良さが特徴です。ムネ肉は、細かくしなやかな筋繊維に霜が入るほど、むっちり、しっとりとした食感でパサつきません。
塩をふって焼いたり、蒸し鶏にしたり、シンプルな料理で他の鶏肉との違いが判ります。


秋田高原フード 比内地鶏の雛


秋田高原フードの想い


「高原比内地鶏は、老舗の鶏肉専門店様や高級飲食店様、大手百貨店内の精肉店様など、品質にご納得頂いた先様に納品しております。生産の外部委託をしていないため、生産量には限りがあり、なかなか全国の皆様に召し上がって頂ける機会がありませんでした。ふるさと納税をきっかけに、プロの方に認めていただいた高原比内地鶏を全国の皆様に召し上がってもらえたらうれしいです。」と大塚社長。

比内地鶏の偽装事件をきっかけに、瀬戸際に追い込まれた黎明舎系比内地鶏を守り、「安全で本当においしいといえるものを届けたい」という秋田高原フード。
そのこだわりを是非一度味わってみてください。


秋田高原フード
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