自然と都市が共存するまち。

秋田県秋田市は、西には夕日の美しい日本海、東には霊峰太平山を擁する出羽山脈が広がる緑豊かなまちです。
雄大な自然に育くまれ、古くから米どころ・酒どころとしても知られています。

豊かで美しい環境に恵まれながらも、駅、高速道路、港、空港と陸海空の交通結節点となっており、県庁所在市として十分なインフラやサービスが整っています。
2024年の第12回「住みたい田舎ベストランキング」では、全国ランキング(人口20万人以上のまち)の若者・単身者部門で2年連続1位、シニア世代部門2位に選ばれるなど、幅広い年代の方が、安心して生活できる環境も魅力です。

夏を彩る光の稲穂「秋田竿燈まつり」
JR秋田駅近辺で、圧巻のパフォーマンスと熱気にあふれる秋田竿燈まつり。
青森のねぶた祭り、仙台の七夕まつりと並んで東北三大まつりのひとつに数えられるほか、国重要無形民俗文化財にも指定されました。

その歴史は古く、穢れを流すねぶり流し行事として、無病息災や家内安全、五穀豊穣等を祈るため、1750年頃には原型となるものが行われていたと言われます。
最も古い文献では、1789年の津村淙庵紀行文「雪の降る道」で紹介されています。
この時点で秋田独自の文化として伝えられ、長い竿を十字に組み、数多の灯火を提げ、太鼓を打ちながら町を練り歩く竿燈まつりの原型が記されています。

秋田竿燈まつりの一番の見どころは、差し手と呼ばれる演技者の職人芸です。
40~50kgにもなる大きな竿燈(提灯をたくさん提げた竿)を持って練り歩く以外に、手の平、額、肩、腰の1点で竿燈を乗せて支え、ダイナミックな演技を披露していくのです。
この竿燈には子ども用の小さなものもあり、幼少期からこの演技を学び、実践し、鍛えてきたバランス感覚が大人の職人芸へと繋がっていきます。

真夏のお祭りは全国各地に数多くありますが、この妙技を楽しめるのは秋田竿燈まつりだけ。ぜひ秋田市内へお越しの上、この熱狂を体感してください。
四季を彩る日本庭園「千秋公園」
千秋公園は、慶長7年(1602年)から、明治2年(1869年)の版籍奉還まで、12代267年間続いた秋田藩20万石佐竹氏の居城、久保田城跡です。
常陸から国替えとなった初代秋田藩主佐竹義宣が、慶長8年に自然の台地を利用して築城したもので、石垣や天守閣を持たない平山城であったことが特徴です。

明治29年(1896年)に近代公園設計の先駆者で祖庭ともいわれる長岡安平の設計により公園として整備され、秋田県出身の漢学者狩野良知が千秋公園(当時は「千秋園」)と命名しました。
その由来は、秋田の「秋」に長久の意の「千」を冠し、長い繁栄を祈ったものと言われています。

昭和59年(1984年)佐竹氏15代故義榮氏の遺志によって、秋田市に寄贈されました。
郷土に愛される「土崎神明社祭の曳山行事」
秋田県で古くから続く祭事のひとつです。
秋田竿燈まつりを記した最も古い文献「雪の降る道」内で同様に紹介されており、太鼓、三味線、笛の温度に合わせ、四十もの山車が曳かれ非常に賑やかであったと書かれ、当時既に現代の曳山行事に近い祭りとなっていたことがうかがえます。

現在、毎年7月20日と21日の2日間に渡って開催されます。
毎年奉納される勇壮な曳山(造花や人形などで飾り立てた山車)の台数はその年によって違いますが、最近はおおむね20数台が運行されています。
曳山とともに町中を練り歩き、秋田三大囃子に数えられる「港ばやし」が祭りの一連の流れに合わせてそれぞれの場面で披露されるのです。

曳山の作りは剛(正面)と柔(裏面)からなり、剛(正面)の台の上に男岩、女岩一対の夫婦岩が作られ、夫婦岩の前には戦場場面などを作り、迫力満点の武者人形を飾り付けられたもので壮観なものとなっております。
一方柔(裏面)は、お囃子方が乗る櫓が設けられ、その上部にはおどけた人形を飾りつけ、その脇に、政治、経済、社会、文化を大胆な切り口で風刺した「見返し」が掲げられております。この「見返し」を楽しみに毎年訪れる人々も見られます。

1997年には国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年には「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産へも登録されました。「土崎まつり」や「ザキ祭り」などとも呼ばれ、地元を含め多くの人々に親しまれています。
秋田グルメが集まる「秋田市民市場」
JR秋田駅から徒歩3分の好立地に、秋田市民の台所として親しまれる秋田市民市場があります。
昭和26年に発足し、現在まで約50年以上の歴史を持つ秋田市民市場。移転や増築を繰り返しながら、平成15年より現在の形で賑わっています。その品揃えは、主婦からプロの料理人まで目が離せません。

鮮魚や乾き物、精肉、野菜や果物といった食材はもちろんのこと、県外から来たお客様にも喜ばれるご当地グルメやお土産品も多数取り揃えております。市場内には鮮度抜群な魚介類を味わえる、直営の回転すし屋さんまで!
秋田市のグルメを味わい尽くしたいなら、ぜひ秋田市民市場へお越しください。
「秋田が元気になれば 日本が元気になる」
わが国は、急激な人口減少と少子高齢化というかつてない社会変動に直面しています。
人口減少率と高齢化率がともに全国一位の秋田県は、正にその最前線に立っています。秋田がこの変化に適応して進化することができれば、秋田は時代のフロントランナーになります。

日本が元気になるためには、秋田が元気にならなければなりません。秋田が元気になるためには、県都である秋田市が、地域色豊かな県内の各地域と連携しながら県勢を牽引していかなければなりません。
中心市街地では、未来に向けて新たな文化を生み出そうとする市民の活動を推進しながら、歩いて楽しめるまちウォーカブルシティを目指して取り組みを進めています。
一方で、先端技術を活用した新たなまちづくりのモデル地区の整備にも官民連携でチャレンジしようとしています。
秋田港では、全国初となる洋上風力発電設備が商業運転を開始しました。秋田市沖でのさらなる整備も計画されています。

今、秋田には風が吹いています。

秋田が元気になれば日本が元気になります。大きなポテンシャルを秘めた秋田市は、地方創生のモデルたりえる都市です。全国のみなさんに関わっていただきながら、未来が見えるまちづくりを全国に示していきたい。
ぜひ、ふるさと納税で秋田市を応援してくださるようお願いいたします。

秋田市長  穂積 志

秋田市の返礼品一覧を見る
楽天トラベルクーポン ご宿泊券/施設利用券/お食事券