

北海道の南西部に位置し、北海道内の主な観光地から
約1時間圏内に位置する仁木町。
仁木町の名産は、なんといっても特産果物。
さくらんぼの他、いちご、ぶどう、各種ベリーや
リンゴなど様々な果物を栽培しており、
町は雪融けから降雪直前まで途切れることなく
果物で溢れています。
果物の町としてのイメージが強い仁木町ですが、
ワインの生産でも注目されています。
冬になると白銀の世界が一面に広がる仁木町。
この雪が作物の生育に欠かせない土壌の凍結を防いでくれる
重要な役割を果たしています。
また、昼夜の寒暖差が大きく、夜の気温が低いことも
仁木町の特徴です。
この特徴により、植物の代謝が抑えられ、
良いワイン造りに欠かせない糖度の高いブドウを
栽培することができます。
このような恵まれた環境で、それぞれのワイナリーが
個性豊かでこだわりのワインを醸造しています。
目指しているのは、その土地を表現しているワイン。
北海道らしさ・仁木町らしさを存分に堪能できるワインを作り、
世界中からわざわざ仁木町に足を運びたくなるような、ワイナリーにつくりあげていきたいです。
何かをやって地域に貢献したいと思っていた背中を押してくれたのが、周りからの「ワイン作ってみたら」の一言でした。
この地域にふさわしい、地元で採れた葡萄をワインにした「さっぽろ地ワイン」ブランドの製品化を目指してワイナリーを始めました。
北海道ワインが国産ブドウを原料にしている理由は、
「ワインは農業生産物であり、それは農業が抱える様々な問題と直結している」という創業者の理念によるもの。
仁木町の契約農家の方々が精魂込めて作られたぶどうの良さを引き出すために日々粉骨砕身してワイン造りに励んでいます。
甘酸っぱい香りと
凝縮した濃厚な味わいが特徴
ワインツーリズムとはブドウ畑を訪れ、ワイン造りの過程に触れ、ワインに関わる人と出会い、
その土地の風土や文化を感じることを目的とした旅行スタイルのことです。
ぜひ仁木町で非日常の時間・空間を体験し、癒しとやすらぎを感じながらワインを楽しんで頂きたいです。