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年齢を重ねた肌ほど、毎日のスキンケアが重要。
でも、入念なお手入れを根気よく続けるのは、なかなか難しいものです。
そこで、美容外科医・美容皮膚科医として、長年多くの女性の肌悩みを解決してきた衣笠哲雄博士に年齢肌のお手入れのコツを伺いました。
   

これまで多くの女性を診てきましたが、ある程度年齢を重ねた肌のお悩みで多いのは、「シミ・シワ・たるみ」、次に「くすみ」ですね。その原因の多くは、加齢による皮膚機能の衰えや、紫外線による光老化です。
私のクリニックでは、皮膚の分析器を使って、患者さんの肌の水分量や皮脂量、色素沈着の状態などを調べます。
これらを測ることで肌年齢を算出することもできるのです。

 
それでわかるのは、同じ年齢でもきちんとケアしている人とそうでない人の差があること。ケアしている人ほど、当然、肌年齢は若いですね。
例えば、若いときに紫外線対策をしていない人は、ある程度歳をとってから一気にトラブルや、肌の変化が出てきます。
日頃のお手入れの有無が、肌年齢を決めるといってもいいでしょう。
 
肌年齢を上げないためには、きちんとしたお手入れを「継続」して行うことが欠かせません。 
そこで私がおすすめしているのが、オールインワンタイプの基礎化粧品です。
化粧水・乳液・美容液・クリームといった基礎化粧品の機能がひとつになったものです。 必要な機能がひとつになっているので、いくつもの化粧品をつける手間が省け、簡単にきちんとしたお手入れができます。
これなら、毎日無理なく続けることができるのではないでしょうか。 

また、価格が手頃なものであれば、年齢の出やすい首まわりなどにも気軽に使うことができます。オールインワンタイプは、基礎化粧品のマルチプレーヤーとして、大人の肌のお手入れにも最適なアイテムだと思います。
 

 
私のクリニックでは、美容皮膚科と美容外科を行っています。
ここ数年の患者さんの傾向として、顔のつくりを変えるよりも、肌の美しさを求める人が増えています。
女性の皆さんの意識の変化を感じますね。その傾向は、男性にも非常に多く見られるようになってきました。
 
美肌のためには、毎日のスキンケアに加え、バランスのいい食事や質のいい睡眠、
ストレスのない生活を心がけることが大切です。
食事で不足するものはサプリメントで補うと良いでしょう。
こうした毎日の積み重ねによって若々しい肌を保てることを、ぜひ知っておいていただきたいですね。
 
 

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