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「ニキビは青春のシンボル」といわれますが、最近では30代、40代、あるいは50代でもニキビができるケースが増えています。いわゆる“大人のニキビ”です。
とくに皮脂の分泌が盛んになる春は、要注意。
大人のニキビは治りにくく再発しやすいため、十分なケアが必要です。

 
ニキビとは、皮脂が毛穴に詰まることにより、その皮脂をエサにするアクネ菌が増殖して炎症を起こすものです。Tゾーンにできやすい思春期のニキビに比べ、大人のニキビは、あごのまわりや口もと、頬、首などにできやすいのが特徴。大きくなって赤くなるなど炎症を生じやすく、一度できてしまうと治りにくい傾向にあります。
ニキビを放置しておくと、跡が残ったり色素沈着を起こしてシミになることもあるので、なるべく早く治したいものです。
 
大人のニキビの原因としては、メイクによる毛穴の詰まりや、ストレスによるホルモンの乱れ、角質が厚くなる、などが考えられます。
中でも最近増えているのが、ストレスによるニキビです。ストレスを感じると交感神経が刺激され、皮脂腺の働きを活発にする副腎皮質ホルモンが分泌されます。すると皮脂が過剰に分泌されて、毛穴に詰まりやすくなるのです。
また、ストレスや乾燥、老化などによって肌のターンオーバーが乱れると、角質が厚くなって毛穴がふさがれるためニキビができやすくなります。大人のニキビが、脂性肌だけでなく乾燥肌でもできやすいのはこのためです。
 
ニキビの予防や治療の基本は、毛穴に皮脂を詰まらせないようにすること。1日2回の正しい洗顔で皮脂の排出を促すことはもちろん、ファンデーションを長時間厚めに塗ることも避けた方が無難です。
脂っこい食事も皮脂の分泌を増やす一因です。さらに、ストレスを助長する睡眠不足にも気をつけ、規則正しい生活を心がけること。また、ニキビができた場合、手などで頻繁にふれると炎症の範囲が広がるので注意しましょう。

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