顔や手足に比べると、手薄になりがちな頭皮の紫外線対策。 しかし、皮脂の分泌が多い夏は、頭皮にオイルを塗ったような状態になるため、日焼けしやすくダメージが大きくなります。 頭皮は髪が育つための土壌です。 肌と同様に紫外線A波、B波の害から守って秋の抜け毛を最小限にくい止めましょう。 |
頭皮は角質層、表皮、真皮、皮下組織の4つの層から成っています(図1)。 この構造自体は顔などの皮膚と同じですが、実は頭皮は他の皮膚に比べて角質の水分量が少なく、乾燥しやすい傾向にあります。 |
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とくに、毛髪によるガード力が弱い薄毛の人は、日差しを頭皮にダイレクトに受けてしまうので注意が必要です。外出時には日傘や帽子を使用するほか、ひんぱんに分け目を変えるなどして、紫外線の当たる部分を分散させましょう。 屋外に長時間いた日などは、“頭皮に負担をかけないお手入れ”が重要です。 刺激に敏感になっている頭皮にとって、シャンプー剤の洗浄作用は負担になりがち。 洗髪はぬるま湯か水で行い、マッサージやブラッシングも控えましょう。 頭皮が赤く炎症を起こしている場合は、シャワーの水を当てるなどして冷やすようにします。 日焼け後は、顔と同じく保湿も重要です。赤みやひりつきが引いた後、保湿成分の入った頭皮エッセンスなどで、たっぷりと潤いを与えましょう。 |
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