服装と同じく、ヘアスタイルも見た目の若々しさを左右する重要な要素です。 自分では気に入っている髪型でも、実際には老けた印象を 与えているケースも少なくありません。 髪の量や質、そして肌やフェイスラインにも変化が生じてくる、 エル世代に似合うヘアスタイルを、一緒に研究していきましょう。 |
■フェイスラインがすっきり見えるひし形シルエット |
髪のハリやコシが無くなる、肌がたるむ・・・。年齢を重ねるほどに変化していく女性の髪や肌。自然に若々しく方法はないかしら、とお考えの方も多いことでしょう。 そこでおすすめしたいのが、「ひし型シルエット」というヘアスタイルです。 イラストのように顔の輪郭に沿ってひし型を描いたもので、トップとサイドにボリュームを持たせ、あごから衿足をタイトにまとめているのが特徴です。 このスタイルだと、顔の上半分にボリュームがでるので、頬からあごにかけてのたるみをさり気なくカバーすることができます。またブローやカーラーでトップをふんわりさせることで、髪のハリ・コシのなさも目立たなくします。 |
■きつめのパーマは"老け顔"に見られがち |
若々しく見せる鍵は、シルエットだけではありません。髪の色やパーマのかけ方でも、見た目年齢にずいぶん違いが出ます。 例えば、ボリュームを出したいからと強めのパーマをかけると、全体的に重い印象になり、顔のたるみを強調することにもなりかねません。強いパーマは髪だけでなく頭皮にも負担をかけるので、ゆるいパーマにするか、カットやブローで自然なふんわり感を出すようにしましょう。 髪の色は暗すぎるのも明るすぎるのも、老けて見える原因になることがあります。 |
■"つむじ割れ"をブローで解消 |
後頭部のつむじの割れは、髪の薄さを感じさせて、見た目年齢を上げることに。 髪をセットしたときやお出かけ前には、必ず合わせ鏡で後頭部をチェックする習慣をつけましょう。つむじが割れていたら、ブローでふんわりとカバーします。 |
■後頭部の髪にブラシを入れ、根元を立ち上げたままドライヤーをあててセットします。“割れ癖”がついている場合は、ヘアスプレーで。 |
■分け目の変化でトップをふんわりと |
ぺたんとした分け目は“老け顔”のもと。ときどき分け目を変えると、毛の流れが変わって根元が立ち上がり、ぺたんとなりません。また、分け目の髪をまっすぐではなくジグザグに分けると、毛束が重なり合ってふんわりとします。 |
■分け目をジグザグに分けるときは、クシの柄の方を使うとうまくいきます。毛束を少しずつ左右に交差させるように分けるのがコツ。 |
■毛先に動きをつけて軽快な印象に |
ワックスなどで毛先に動きをつけると、軽快で若々しい印象になります。やり方は簡単。少量のワックスを指先にのばし、毛先をつまむようにねじってハネさせるだけ。毛先に動きが出ると全体的にボリューム感も出るので、髪が少ない方にもおすすめです。 |
■ワックスはつけすぎに注意。指先をこすり合わせてよくのばし、毛束の先をつまんでねじっていきます。 |