■ラムネの中の「ビー玉(B玉)」は、本当は「エー玉(A玉)」というお話

 昔々、いわゆる「ビー玉」は、夏の人気飲料「ラムネ」の栓に使われる為に作られていました。

 ところが当時、その「ビー玉」を作る技術があまり高くなかったのか、まん丸のガラス玉「A玉(A級の製品)」を作る上で、どうしても、いびつな「B級品(B玉)」が発生してしまいました。

 それをたくさん箱に詰めたものを大阪の玩具商社が見て「何ときれいでかわいらしい。しかも、ころころよくころがりおもしろい。」と言ったかどうかは定かではありませんが、とにかく子供のおもちゃの「ビーダマ(B玉)」として全国に広まったとか。

 今では、装飾用に、工業用に、さまざまな用途で使われ多種多様な、A玉が製造されています。