予防接種の目的はVPD（ワクチンで防げる病気）の予防です。赤ちゃんはまだ、免疫が未発達なので罹患すると重症化しやすく命にかかわる危険があります。
ママからもらった免疫の効果が低下する前にあらかじめワクチンで十分な免疫をつけておくことが大切なため、生後2ヶ月になったらすぐに始めましょう。

日本でワクチン接種できる病気は以下のものがあります。

B型肝炎
ロタウイルス感染症 （胃腸炎）
ヒブ感染症
肺炎球菌感染症
ジフテリア
破傷風（はしょうふう）
百日せき
ポリオ
結核
インフルエンザ
新型コロナウイルス感染症
麻しん（はしか）
風しん
おたふくかぜ
水痘（みずぼうそう）
日本脳炎
ヒトパピローマウイルス感染症
髄膜炎菌感染症
A型肝炎

早く免疫をつけるためには、一度に複数の免疫をつけられる同時接種もおすすめです。
赤ちゃんに複数のワクチンを接種しても大丈夫？と不安になるママもいると思います。
日本では近年増えてきましたが、欧米だと当たり前のように行われています。
接種忘れなどがなくなるだけでなく、早く予防効果が得られるため赤ちゃんの命を守るためにもしっかりと予防接種のスケジュールをたてましょう。