寒くなってくるとお部屋の温度管理が気になってきますよね。
乾燥も気になるし、赤ちゃんが快適に過ごすためにはどうしたらいいの？と不安になるママも多いと思います。そこで今回は冬のエアコンの上手な使い方と節電のコツをご紹介いたします。

1.風量は「自動」がベスト！
節約を意識して、風量を下げて使っている方も見受けられますが、実はそれは節約の観点からいくと逆効果なのです。風量を弱めるとなかなか部屋が温まらず、結果的にエアコンががんばって温かい空気を作り続けてしまうのです。「電気代は高いのに部屋はいつまでたってもあたたかくならない」という状態を生み出してしまうのです。

エアコンはたくさんの電力を用いて暖かい空気を作り出します。
そして、その暖かい空気を、風を送り出すことにより全体に広め空間を暖かくしてくれます。
風量の設定を「自動」にしておくことで、温度が下がってきた時にはしっかりと暖め、暖まってきたら電力を減らし風により部屋を一定の温度に保つように働くので自然と節電されるようになるのです。

2.こまめな電源OFFは逆効果！
夏冬共通して言えるのが電源のこまめなON/OFFに対する考え方です。実はこまめなON/OFFは電気代を高くしてしまう原因になります。温度の調整を電源で管理するのではなく温度設定で調整するようにしましょう。
1℃温度が下がれば10%の節約になりますのでこまめな電源のON/OFFより節約になります。

3.夜間はエアコンをOFFにしましょう。
夜間のエアコンのつけっぱなしは思っている以上に空気を乾燥させてしまいます。
できるだけ切るようにするか、加湿器などで湿度が保てるよう工夫しましょう。

4.室温は20℃前後に設定し、湿度は40〜60%を保てるようにしましょう
あかちゃんの手を触って手が冷たいからと言って温度を高く設定してしまうことがありますが、あかちゃんはまだ体温調節がうまくできずに、出ている手や足だけが冷たくなっていることがあります。
手だけを触るのではなく体全体を触って確認しましょう。汗をかいていた場合はすぐに肌着を交換してあげましょう。

5.エアコンはこまめに掃除し、風は下向きに。
エアコンフィルターの清掃は2週間に一回のペースで行うようにしましょう。
また、風向きは下に向け暖かい空気を下に送りこむことで部屋全体が暖まるように気をつけましょう。