そもそも、よだれとは唾液のことで赤ちゃんだけでなく大人もでます。
唾液の役割には主に次のものがあります。
●消化を助ける
●口の中の清潔を保つ
●味を感じやすくする
●食べ物を飲み込みやすくする
●口の中を健康に保つ
●全身の健康を保つ
唾液は消化機能が整ってくる頃から増えだし、30歳くらいが最も多いと言われています。大人の方が赤ちゃんより唾液が多く分泌されていますが、飲み込んでいるので口の外にたれてくることはありません。
しかし、赤ちゃんはまだ分泌された唾液を飲み込む力が弱いため、口からあふれてしまいます。
さらに、赤ちゃんは口を閉じておく力が弱いこともよだれが口からあふれてしまう原因のひとつとも言われています。
赤ちゃんのよだれは早くて生後3ヶ月くらいから、通常4〜5ヶ月くらいから消化器官が発達してくるために増えてきます。それは離乳食を始める準備が整ってきた証拠でもあります。(ちょうど歯が生える時期にも増えます)
赤ちゃんが、よだれを飲み込めるようになったり、口を閉じておく力がついてくると、よだれは減ってくるのですが、そうなるのは、およそ1歳半くらいと言われています。(個人差がありますのであまり心配しすぎないようにしてください)
よだれが多いとかぶれが心配になるママもいます。
よだれかぶれを防ぐには
1.濡れたタオルやガーゼでこまめにやさしく拭いてあげる
2.拭いたあとはワセリンなどで保湿してあげる(乾燥しやすいため)
3.授乳や離乳食前にも保湿する
4.スタイはこまめにとりかえる
よだれが多いのはまだ飲み込む力の弱い赤ちゃんの時期だけなので、こまめに清潔を保ち、上手につきあってみてくださいね!