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ベビーのあせも予防対策は
「保湿」と「清潔」が必須です
汗をたくさんかくこの季節は皮膚がデリケートなベビーにとってはあせもは避けて通れない肌トラブルです。症状が軽いのであれば家庭で様子を見ながらのケアで良いのですが、そのまま放置することで悪化する恐れがあります。今回は家庭でできる予防対策をご紹介します。
あせもの原因は汗が皮膚の中にたまり、汗の出口を塞いでしまうことです。汗には尿酸やアンモニアといった成分が含まれており、それらが皮膚を刺激して炎症を引き起こします。新陳代謝が活発で、皮膚が柔らかいベビーは特にあせもが出来やすいので注意が必要です。特に汗の渇きにくい部分(ひじの内側や膝の裏側、脇の下やおむつのウエスト部分など)にできやすいので毎日観察しましょう。
あせもは症状が軽いうちにケアをし治すことが大切です。悪化してかきむしるようになると傷口から黄色ブドウ球菌などが入り込んで炎症を起こし、化膿したり、とびひになったりするおそれがあります。早めにケアし、悪化した場合は病院を受診しましょう。
あせもの種類は3つです。
1.水晶様汗疹
見た目:白く透明感のあるプツプツとした小さな水疱
かゆみ:なし
特 徴:気づかないことが多い。自然治癒がほとんどなので、治療の必要は特になし。
2.紅色汗疹
見た目:赤いプツプツができる(一般的なあせも)
かゆみ:チクチクしたかゆみ
特 徴:かきむしってしまい悪化する危険性があるので早期発見で治療を行いましょう。
3.深在性汗疹
見た目:赤みはないが皮膚が部分的にもりあがる(日本ではあまりみられない)
かゆみ:なし
特 徴:体温調節機能が低下し熱中症になりやすくなる恐れがある
予防対策その1「保湿」
ベビーの肌は大人の約半分の薄さで、バリア機能が未発達です。夏も紫外線やエアコンの影響によって乾燥しやすいため、保湿ケアをしっかりしましょう。汗によってダメージを受けている肌を保湿することでダメージから守ることができます。お風呂上がりやシャワーで汗を流した後などのタイミングでこまめな保湿をしてあげましょう。
予防対策その2「清潔」
汗をかいた後はこまめにオムツ交換や着替えを行いましょう。汗を拭くことも大切ですが、できればぬるめのシャワーで汗を流してあげるといいでしょう。その際に石鹸をつけたりゴシゴシ擦ったりする必要はなく(肌本来の保湿成分が失われてしまうので)、軽く流してあげるだけでOKです。汗を流してあげることで尿酸やアンモニアといった成分を洗い流すことができ、毛穴をつまらせたり刺激することを防げます。
デリケートなベビーのお肌をあせもから守るために、「保湿」と「清潔」に取り組み快適に夏を過ごしましょうね!