シルクの品質

日本製と中国製の違い

現在、日本の養蚕業は衰退していて、
国内流通の99%以上が外国産のシルクといわれています。

しかし、外国産の繭や生糸を使っていても、
日本で製造されたものは日本製と表記されます。



E'sオリジナルのシルク製品は、
日本製と中国製があります


日本製と表記してあるのものは、
繭や生糸は外国産ですが、
製造は日本の優れた職人さん達によって作られています。

中国製と表記してあるものは、繭や生糸、
縫製も中国ですが、デザインとパターンは、
イーズクリエーションで作って中国に送っています。

ヨーロッパにも輸出している
優秀な中国の工場さんで製品にして、
検品は日本の会社で行っています。



シルクの品質と価格

繭や生糸の産地や加工場所、
加工方法で品質や価格が変わります。
シルク糸の原料となる蚕の育て方には2通りあります。

・家蚕シルク:屋内で育てられた蚕です
・野蚕シルク:野生で育てられた蚕です


家蚕シルクの方が、生糸の太さが揃い
手触りがしなやかで光沢感があります。

さらに、繭・生糸・絹糸自体にもランクがあり、
製品化する時のデザインや縫製の質によっても価格に差がでます。

中国やインド、ベトナム産のシルクの方が
一般的に安価と言われていますが、
品質がすべて劣っているかといえば、
そういうわけではありません。

日本では、製糸産業を保護するための
さまざまな規制があり、
国産絹はなかなか安くならないのです。

大切なことは、様々な種類のシルク素材を、
商品に応じて適切に選ぶことです。

 

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