プチヴェール

ガイドID:747  プチヴェール


「はじめてのプチヴェール栽培」

プチヴェールは「青汁」でおなじみのケールと芽キャベツを交配させて生まれた新野菜。栄養価が高く、どんな料理にも相性のよい品種です。

外葉は搾ってジュースに。カゴメの野菜生活100シリーズ<緑王>の主原料にも使われています。一株でいろいろ楽しめるプチヴェール。あなたも一度栽培してみませんか?

1.品種特性

通常の芽キャベツが結球するのに対して、「プチヴェール」は非結球性で、結球するはずの芽キャベツが球にならずに、小さなサラダ菜の様な姿となります。

一つ一つは緑色のバラの花が開花したような姿に見えますが、その葉はサラダ菜と違って肉厚でしっかりしており、「プチヴェール」一個の大きさはMサイズで縦×横4cm×4cm、Lサイズで縦×横5cm×5cm、重さは10g前後。一株から50〜80個の実が収獲できます。

1つの実に1枚外葉がつきますが、この外葉は冬場糖度が12度以上になるため、搾って青汁ジュースとして飲んでもとてもおいしいです。

さらにプチヴェールは姿、形の美しさだけでなく、栄養成分的にも優れています。茹でると鮮やかな緑になることでもわかるように、ビタミンC、カロテンが豊富なこと、また鉄分、カルシウムの含有量が多いのが特徴で、可食部100g当りを比較すると、ビタミンCは、ホウレンソウの2.6倍、鉄分やカルシウムはホウレンソウの1.4倍です。