三線の音は、棹や皮の素材と、それを作る職人の技術が決定的に影響します。
しかし、インターネットやカタログなど、 通信販売で購入されるお客様は、三線の音を確かめて買うことは困難です。
そのためえるおきなわでは、これまでいくつもの三線工房、職人の方の三線を取り扱い、
最も納得のいく音と仕上がりの三線を提供できるよう 努力してまいりました。
ここでは、現在えるおきなわを支える熟練の職人達、そして、熟練の技を受け継ぎ、日々修行を積んでいる若い職人達をご紹介します。
これから三線を始める方も、すでに始めている方も、音にこだわる方は是非、えるおきなわで三線職人の作る本張り三線をご注文下さい。自身と責任を持って「沖縄の音」をお届けいたします。
平成20年11月に開催された、『第1回沖縄三線製作技能展』において、「琉球放送賞」と「ラジオ沖縄賞」を受賞。渡慶次氏の製作する「八重山黒木小知念大工型」三線は、角が立ち、気品のある最高級の一品。
正確な三線を作るために、目分量ではなく専用の定規を使い、0.1mm単位の狂いもないよう丹念に寸法を計って1本の棹を仕上げていく、技巧派の兼元職人。1本1本時間をかけて作られた棹は、天のカーブの角度から、塗りの厚みまで、きっちりと計算されたこだわりの逸品です。
研究熱心で、張りや音色に関する細かい要望にも、常に真摯に応えてくださる比屋根職人。ご本人の張り職人歴は5年ですが、職人歴40年のベテラン張り職人である父親から技術を受け継いでいます。「湿度60%以下の時にしか張りの作業は行わない」など、一つ一つの工程にこだわりを持っています。
1本の棹の塗りを仕上げるのに10以上の工程があり、湿気や水分量などに注意しながら細心の注意をはらって作業を進めていく比屋根職人。塗りの仕上がりには安定感があり、棹のエッジ(角)がしっかり出ていて、表面に塗りの波がないため、全体の輝きがとても美しい棹に仕上がります。
沖縄で唯一チーガを製作している桃原氏。外国産の安価なチーガが出回っている中、やはり県産や国産の材料にこだわって、高価にはなるがいいものを提供したいという強い思いでやってきました。40年近く、一人でこの業界を支えてきた桃原氏ですが、残念なことに、年内で引退の予定。
「三線を弾きたい!・・・けれど、どうやって選べばいいのか分からない」
と、お悩みではないでしょうか?
三線教室の先生のアドバイスを受けたり、現地沖縄で実際に音を聞いて選ぶことのできる人は幸いですが、
現状では大半の人が1人で心細く情報を探しているというのが実際です。
また、音楽経験のある人・ない人、教室に通う人・通えない人などなど、
それぞれの人によって必要なものが少しずつ変わってくることもあります。
・・・etc.
えるおきなわにはほぼ毎日、上のようないろいろな問い合わせがきます。
これをお読みのみなさまも、三線を購入するにあたり、知りたいことは山ほどあるのではないでしょうか?
しかし、ご安心下さい。
えるおきなわは三線の専門店として、購入前の疑問や不安に日々お応えしております。
みなさまの三線選びのガイドとなるよう説明していきますので、三線に関してご不明な点がございましたら、
どうぞご遠慮なくお問い合わせください。
あなたにぴったりの三線が見つかりますように。