著者 有子山博美さん直伝
「英語上達のコツ」

聴き手:菅野(英語伝 店長)

私自身が英語手帳のユーザーでした。

英語手帳2016年版から執筆を行っておりますが、その前から私自身が英語手帳ユーザーだったのです。なので、ユーザーの立場になって、一つでも多くのフレーズや単語が身につけられるような手帳にしたいという思いで、試行錯誤を重ねています。英語手帳2022年版には英語が初心者の方でも短い日記をつけられるように、新しく【ある工夫】をいれています。この英語手帳で楽しみながら英語学習を習慣化し、日常にまつわる英語表現を増やしていただけたら嬉しいです。

三日坊主にしない英語学習を長く続けるコツ

英語学習を続けるコツは3つあります。

1. ハードルを上げすぎない
2. 週に1日は予備日(お休み)を設ける
3. すでに習慣になっていることと結びつける

英語手帳であれば、たとえば「通勤電車の中」や「朝、家事を終えた後にコーヒーを飲みながら」など、一日の中で「必ず手帳を開く」時間を決めてしまうのがおすすめです。「手帳を開く」という最初の動作さえできれば、次第に気持ちも乗ってきて、いつの間にか夢中になってしまうことも多々あります。手帳を開いたら次のようなことをやってみるといいと思います。

・一言だけ英語で日記を書く
・その日の英単語を使って英作文する
・その日の英単語をオンライン英英辞典で引いて例文を書き写す
・手帳内の英語の質問に自分なりの回答を考えて書いてみる

あまりハードルの高すぎない目標を立てるのが継続のコツです。ほんの少しでいいので、続ける。そうすると半年後には英語が上達している自分に気づくと思います。

英語上達のコツ

上達のコツはおもに次の3つです。

1. 楽しみながら長く続けること
2. 生の英語をたくさんインプットすること
3. インプットした英語を組み合わせてアウトプットしてみること

第二外国語である英語のレベルは、母国語である日本語のレベルにはなかなか追いつけません。初心者のうちは、小学生レベルの英文しか書けないかもしれません。でも、それでいいんです。複雑なことを言おうとして言葉に詰まったり、理解してもらえなかったりするより、シンプルな英語がすらすら出てくる方がはるかにいいです。

「完ぺきな日本語文を作ってそれを英訳する」というのは厳禁です。言いたいことはなるべく日本語化せず、それを表すのにぴったりの英文をひっぱってくるのが理想。それが難しければ、日本語をできる限り簡単にしてから英訳しましょう。

(例)
「私はオーガニック愛好家で、食品と化粧品にはこだわりがあります。」
このような日本語を考えてから英訳しようとすると、「愛好家」「こだわり」などの単語で詰まってしまいます。言いたいことはシンプルに置き換えます。
「私はオーガニック製品が大好きで、食品と化粧品は慎重に選びます。」
I love organic products, so I choose food and cosmetics carefully.
これなら英語にしやすいですよね。

英語は肩の力を抜いて楽しく

受験や試験のための勉強を中心にがんばってこられた方や、「英語=学校で習う教科の一つ」というイメージをお持ちの方には、ぜひ肩の力を抜いて楽しんでいただきたいと思います。

英語の名言に励まされたり、自分の日常にまつわる語彙を増やしたりするうちに、英語を身近に感じていただけるのではないかと思います。「英語=日本語と同じで、自分の気持ちを表現したり、他人とコミュニケーションするための手段」です。

英語手帳の進化:ネイティブのお手本をうまく取り入れて書く方法を収録

英語手帳 2022年版は、スケジュールや日記に使える表現集「Words & Phrases」の他に「英借文」という、ネイティブのお手本を自分なりに入れ替えて書く方法を充実させました。まずは「見本の英文をそのまま写す」「単語を一部変えて写す」ことから始めてみてください。中級以上の方には、インターネットからネイティブのお手本を探し出す方法をご紹介しています。

英語手帳はあなたの英語コレクションになる

手帳にちょっとした絵文字やイラストを描き入れたり、お気に入りのミリペンやスタンプ、シールなどを使ってデコレーションすると、手帳をつけるのが楽しくなります。英語手帳には余白も十分あるので、映画やドラマ、本などで気に入ったフレーズに出合ったら、その都度書き込んでおきましょう。1年後には思い出の詰まった「自分だけのフレーズ集」が完成しています。

今の英語力を気にせず、一年を通して楽しく手帳を使ってほしい

現在の英語力に関わらず、英語が好きな方、英語で人生を豊かにしたいと考えている方に「英語手帳」はぴったりだと思います。私も英語手帳に日々の出来事や気づきを書き込んだり、ときには英語手帳に登場する単語やフレーズを使って英作文したりしています。その様子は私のTwitterやInstagram(@romyscafe)でもシェアできたらと思います。

1年後には想像以上の英語力が身についていると思います。一緒に英語を楽しみましょう!

私たちが英語手帳をお薦めします。
有子山博美さん(英語手帳2022年版著者)、菅野(英語伝 店長)