【その42】洗濯機で洗える布団
布団屋だから知っている目からウロコの豆知識をご紹介している「ええふとんや」です。
今回はお布団の中綿としてよく使われている、インビスタ社のダクロン®フレッシュについてお話をします。
寝具専門店やネットショップなどで、掛布団や敷布団を買いに行ったときに よく「ダクロン」という綿を見かけることがある思います。
ダクロン®は元々はアトピーやアレルギーの方で、羽毛や羊毛などの動物性の中綿のお布団が使えない人用に広まったのですが、ホコリも出にくく臭いがなく洗える中綿として清潔感があると一般の方にも広まりました。
ダクロン®の綿は他にもいろいろとあるのですが掛布団、敷布団、枕などの寝具に使われることが多いのはダクロン®フレッシュです。
ダクロン®フレッシュには、繊維に7つの穴が開いた7-hole fiberfillと4つ穴が開いている4-hole fiberfillの2種類の綿があります。
なぜ、繊維に穴が開いているかというと、穴が開いていることによって空気をたくさん取り込むことができ保温力がアップするのと、洗濯するときに浸透力が高まり乾きも早くなるからです。
ダクロン®フレッシュ2種類の綿
掛布団によく使われるのが7-holeの方で、繊維も細く柔らかいのでお布団にした時に、肌沿が良くしっかりと身体にフィットしてくれて、また空気をたくさん含むので保温性にも優れています。
敷布団や枕によく使われ7-holeに比べて繊維が少し太いのでへたりにくい特徴が有ります。また湿度の高まりを押さえるので蒸れにくいです。
皆さまもこのように優れた布団用の中綿、ダクロン®フレッシュの清潔寝具を使って、ぐっすりとお休みください。