ゆがまないハンガーラックの選び方
安いハンガーラックを買ったはいいけど、すぐゆがんだり、外れたり、不安定だったり、
服をかけると重さで動かなかったり、すぐ壊れたり、という経験ないですか?
私はあります!
でも、高いのハンガーラックはものすごく高い。
安いハンガーラックで、また後悔したくありません。
できるだけ安くて、頑丈な最低限の価格がいいですよね?
では、どのポイントを押さえてハンガーラックを選べばいいんでしょうか?
- ポイントは2つです。
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1,頑丈でゆがまない構造になっていること。
ゆがまない構造を見るには、マストパイプとベースパイプの接続方法を見るのがベストです。
安くて、すぐバラバラになりやすいハンガーラックは、
それに対して、ゆがまないハンガーラックは、ベースパイプを、
「差し込み式」と呼ばれるもので、文字通り、ただ差し込んでいるだけです。
座金でぐるりと一周するような形にしてあります。
こうしてあれば、外れないことはもちろん、
ゆがんだりすることはありません。
上半分だけ、座金でくるんと巻いてあるのは、
材料費節減なんでしょうが、惜しいです。
一周しているのが、重要です。
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2,樹脂ではなく、金属でできてること
安いハンガーラックによくみられるのですが、要所要所のパーツや
パイプが樹脂になっている場合があります。
だから、安いのでしょうが、樹脂が接続部分に使われていたりすれば、
ゆがむのは、ある意味、当然です。
基本的に樹脂が使われていない金属ハンガーラックを当店では推奨します。
ハンガーラックは、大きく分けて2種類。
一般家庭用ハンガーラックと、プロ業務用ハンガーラックです。
何が違うか、おおざっぱにいうと…
- キャスターの質が違う
- パイプの肉厚が大きく違う
- 耐荷重、収納枚数が大きく違う
ハンガーラックに掛けたい服の数で、ハンガーラックを選ぶ!
あなたに最適なハンガーラックを選ぶ際にポイントとなるのは、
耐荷重ではなく、ハンガーバーの内寸から計算した方が目安になります。
いろいろと実験してみてわかったのですが、耐荷重が15kg~20kgと
書かれている安いハンガーラックは、これまでにポイントとして
書いたように、「耐荷重」の問題よりも、構造や材質から、
「ゆがむ、壊れる」問題があるからです。
それから、何度か登場していますが、左の「ゆがまないハンガーラック」に
掛けている服は30着ですが、その重量は約15kgぐらいです。
コートは約2~3kg、スーツは1.5~2kgぐらいなので、
それだけを掛けるなら、それなりの重量になりますが、
いろんな服をかけると、例えば左の画像の場合は、
1枚当たり約0.5kgです。
ですから、耐荷重を重量で割る、重量で計算するよりも、
一着当たりの服の幅を、内寸の幅で割って計算したほうが、
目安になりやすいと思います。
服一着の幅は、平均2.5cm
上の画像は「ゆがまないハンガーラック」です。
ロングコート、スーツ、セーター、ワイシャツといろいろ取り混ぜて
掛けてみました。ちょっときつきつですが、全部で30着です。
*細かい内訳は、厚手コート2着、スーツ4着、ブルゾン1着、セーター4着、シャツ19着です。
ハンガーバーの内寸が66.5cmなので、
66.5cm ÷ 30着 = 服一着当たりの幅2.21cm
となります。
洋服一枚を約2.5cmとすれば、
掛けたい洋服の枚数 × 2.5cm = 必要なハンガーバーの内寸
となります。
一着当たり約2.5cmで掛けられる枚数を計算して、
当店のハンガーラック、他店のハンガーラックを比較してみました。
ゆがまないハンガーラック
縦横伸縮 ハンガーラック 耐荷重40kg バー内寸 最大120cm 約48着収納可能 |
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ダブル&伸縮 ハンガーラック 耐荷重46kg 約60着収納可能 |
上下2段&ロング1段の 伸縮ハンガーラック 耐荷重65kg バー内寸 最大171cm 約68着収納可能 |
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頑丈ハンガーラック
耐荷重80g 幅96×奥行50 ×高さ115.6~202cm 約6.6kg バー内寸80cm 32着 |
耐荷重120g 幅136×奥行50 ×高さ115.6~202cm 約7.8kg バー内寸120cm 48着 収納 |
【タイプ別】
収納付き木製 ハンガーラック |
頑丈 ハンガーラック |
自転車 ハンガーラック |
金属製 ハンガーラック |
木製 ハンガーラック |
木製 ポールハンガー |
天井つっぱり メッシュハンガー |