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《《 クッキングハーブ(スパイス)一覧表へ


クッキングハーブ(スパイス)・世界各地のブレンド

世界各地には様々なクッキングハーブのブレンドがあります。
料理の材料、用途に合わせて、上手に利用しましょう


ガラムマサラについて ブーケガルニについて ピクリングスパイスについて
カレーパウダーについて チリパウダーについて 五香(ウーシャン)について
シーズニングについて カトルエピスについて エルブドプロバンスについて
各国・各地方のブレンド シーズニングのいろいろ 知って得するお話



 
  ガラムマサラ
                                 PAGE TOPへ

ガラムマサラは、ヒンズー語で「辛い混合物」という意味で、インド料理にはなくてはならない万能クッキングハーブ(スパイス)です。ブレンドに特に決まりはなく、3〜10種類のクッキングハーブを肉、魚、野菜などの用途別、また好みに合わせてブレンドします。

一般的に肉や魚料理にはナツメグ、ガーリック、フェヌグリーク、クローブを、野菜用にはコリアンダー、クミン、キャラウェイ、フェンネルなどの香り系ハーブに加え辛味系ハーブのレッドペパー、ブラックペパー、ジンジャーなどをブレンドします。インドではガラムマサラは料理を仕上げに使うことが多いようです。ちなみに辛味系ハーブを使わないブレンドは「マサラ」と呼びます。
 

ガラムマサラにブレンドされるハーブ
  香り ナツメグ、カルダモン、クミン、シナモン、ガーリック、クローブ、キャラウェイ、コリアンダー
  辛味 ジンジャー、ブラックペパー、レッドペパー
  着色 −−−−






《 ガラムマサラを作ってみましょう 》


インドの各家庭で作られているcurry用のミックススパイス『ガラムマサラ』を作ってみましょう。

curryの仕上げに加える他、
     肉や魚の下拵えに良くこすり付けてください。

■ 材 料 ■
 ・グローブ
 ・ブラックペパー
 ・カルダモン
 ・クミン
 ・シナモンスティック
 ・コリアンダー
 ・ベイリーフ
 ・フェンネル

10g
8g
20g
30g
1本
15g
3枚
15g





■ 作り方 ■
1.ベイリーフとシナモンスティックは細かく刻んでおく
2.最初にクミン、コリアンダー、フェンネルを煎る
3.さらに1と残りのスパイスを入れ、焦げないように気を付けながら
   香ばしくなるまで煎る
4.最後にミキサーに掛けて粗めに挽いておく
5.密閉できるビンに入れて涼しいところで保管して下さい


《 そのほかのブレンド例 》
  
ガラムマサラは各家庭で材料も配合も違います。その組み合わせは星の数ほどあるといえるでしょう。
  ここで掲載している基本的なブレンドに、あなたのお好みで様々なスパイスを配合してみてください

ガラムマサラ ブレンド例

チャットマサラ ブレンド例
クミンシード
クローブ
ブラックペパー
シナモンスティック
ベイリーフ
カルダモン
40g
20g
20g
1本
12枚
10g


クミン
ブラックペパー
アムチュール
シナモンスティック

11g
14g
13g
3g
17g
タンドリーマサラ ブレンド例   サンバルマサラのブレンド例 南インド

コリアンダー
クミン
ガーリックパウダー
パプリカ
ジンジャーパウダー
アムチュール
ペパーミント
レッドペパー
ブラックペパー
ターメリック

小さじ31/2
小さじ31/2
小さじ31/2
小さじ31/2
小さじ4
小さじ5
小さじ5
小さじ4
小さじ1
小さじ1
ブラックペッパー
クミンシード
コリアンダーシード
ココナツフレーク
カレーリーフ
香菜
チャナダル
ウーラッドダル
フェヌグリーク
生姜
小さじ1
小さじ1/2
小さじ2
半カップ
大さじ1
ひと枝
大さじ1
大さじ1
小さじ1/2
ひとかけ
                                       (アロラさんのスパイシーベジタブル料理)より



 
  ブーケガルニ
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ブーケガルニはフランス語で「香草の束」を意味します。牛、鶏、魚介類などでブイヨンやスープを調理するときに、肉や魚の臭みを消す目的で使われます。特に決まったブレンドはなく料理する素材に合わせてベイリーブスとタイムを中心に他のクッキングハーブ(スパイス)を加えます。

ブーケガルニに使うクッキングハーブは、料理の素材の臭みに応じて決められますので、決まったブレンドがあるわけではありません。基本はベイリーブスとタイムをメインにしてパセリやセロリなどを料理に合わせて加えていきます。ハーブはフレッシュ、ドライともにどちらも使用できますが、ベイリーブスやタイムは生のものよりもドライのほうが香が強く、臭み消し効果も発揮されます。


ブーケガルニにブレンドされるハーブ

  香り ベイリーブス、バセリ、タイム、マジョラム、フェンネル、コリアンダー
       クローブ、ガーリック、セイボリー、バジル、セロリ、オレガノ
  辛味 −−−−
  着色 サフラン



 
  ピクリングスパイス
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ピクリングスパイスはピクルスを漬け込むときに、香り付けと防腐効果のために使用するクッキングハーブ(スパイス)です。日本でよく知られているキュウリやニンジンのピクルスの他に、鶏肉、魚、野菜、果物など様々なピクルスがあります

ピクリングスパイスを作るのに特に決まったハーブはなく、お好みで甘口や辛口のクッキングハーブを10種類程度ブレンドして作ります。ピクリングスパイスでは、パウダーは使わずホールのまま、もしくはホールを少し砕いて利用します。

 



ピクリングスパイスにブレンドされるハーブ

  香り オールスパイス、カルダモン、クローブ、メース、コリアンダー、ナツメグ
       ベイリーブス、ディル、フェヌグリーク、クミン、キャラウェイ、フェンネル
  辛味 レットペパー、ジンジャー、ブラックペパー、ホワイトペパー、マスタード
  着色 −−−−

ピクルスの作り方

  1. 具を洗い塩を振っておく
  2. 鍋に食酢とブレンドハーブを加え軽くひと煮立ちさせる
  3. 具と食酢、ブレンドハーブをビンなどに詰めて密封する           
ピクリングを作るのに便利な保存ビン
                                                     販売は → こちら




 
  五香(ウーシャン)
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中国料理に使われるブレンドで、5種類のクッキングハーブ(スパイス)を使います。普段のお料理に、この五香を加えると中国風の味つけになり大変便利です。

ブレンドはシナモンとクローブ、オレンジピール(スイート)の3種類を基本とし、、残り2種類は中国の地域によって違いがあり、スターアニス又はフェンネルを香り付けに、そして山椒又はペパーで辛味を加えます。

五香(ウーシャン)にはホール状のハーブをそのままブレンドした「五香」と、パウダー状のものをブレンドする「五香粉」があります。鶏肉や豚肉などの煮込み料理には「五香」を利用する方が無難です。「五香粉」はから揚げの粉にまぶして使うと、味のバリエーションが広がります。


五香(ウーシャン)にブレンドされるハーブ


 香り シナモン、クローブ、フェンネル、オレンジピール、スターアニス
 辛味 サンショウ(花椒)、ブラックペパー
 着色 −−−−





 
  カレーパウダー
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カレーパウダーは、ガラムマサラを基に、イギリス人によって作られたクッキングハーブ(スパイス)のブレンドです。18世紀末にC&B社が製品化することにより世界的に知られるようになりました。

カレーパウダーは、インドタイプとヨーロッパタイプに分けられます。インドタイプは香り味ともに荒々しくパンチがあります。ヨーロッパタイプは香り、味ともにおだやかにまとまりパンチ力はインドタイプよりやや劣ります。この差はブレンドされるハーブの違いもありますが、ローストとエージングを行っているかいないかで生じます。

また、インドタイプはオールスパイスの生産地が中南米であるため使いません。逆にインドで採れるカレーリーフやマスタードを加えます。カレーリーフは香り系のハーブですが、香りが早く抜けてしまうため日本やヨーロッパではよく似た香りを持つベイリーブスを代わりに使っています。



カレーパウダーにブレンドされるハーブ

  香り ナツメグ、メース、シナモン、クローブ、カルダモン、フェンネル、キャラウェイ、セロリシード
       クミン、コリアンダー、フェヌグリーク、ベイリーブス、ガーリック、オニオン、オールスパイス
      レモングラス、カレーリーフ、ケシ、ゴマ、アジョワン
  辛味 レッドペパー、ホワイトペパー、ブラックペパー、ジンジャー、マスタード、ガランガル
  着色 ターメリック、サフラン、パプリカ






 
  チリパウダー
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チリパウダーはマヤ族の伝統である、レッドペパーとオレガノを基にしたブレンドで、アメリカ人によって作り出されました。メキシコ料理やアメリカ南部料理に欠かせないクッキングハーブ(スパイス)です。

チリーパウダーは爽やかな刺激と甘い香りに特徴があり、さほど辛くないので使いすぎても失敗がありません。チリーパウダーのマイルドな香りはブレンドする前にハーブをローストすることにより得られます。また、ブレンドに特に決まりはなく主材料のレッドペパーも様々な種類を利用したり、子供用にレッドペパーのブレンド比を大幅に減らして作ったりもします。
 
チリーパウダーにブレンドされるハーブ

  香り オレガノ、クミン、ガーリック、オールスパイス、ディル、オニオン、クローブ
  辛味 レッドペパー
  着色 パプリカ





 
  シーズニング                               
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シーズニングは、クッキングハーブ(スパイス)と食塩、砂糖などの調味料を混合したものです。日本の「ゴマ塩」もジャパニーズ・シーズニングといえます。

シーズニングの組み合わせには様々な物があります。基本的なシーズニングには「ガーリックソルト」「オニオニ・ソルト」「セロリ・ソルト」「塩コショウ」などの組み合わせがあり、この基本をベースに組み合わせを工夫すると特定の料理用にシーズニングを作ることができます。ハンバーク用、フライド・チキン用、ドレッシング用、オムレツ用、ピラフ用など便利な調味料として使えます。特にスパゲティー用はペペロンチーノやカルボナーラなどに合わせて作って置くと便利です。

 
シーズニングにブレンドされるハーブ
  香り タイム、ローズマリー、セージ、オレガノ、マジョラム、バジル、ベイリーブス
  辛味 サンショウ、ブラックペパー、ホワイトペパー、レッドペパー
  着色 パプリカ   





 
  カトルエピス
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フランス料理に使われる4つのクッキングハーブ(スパイス)をブレンドしたものです。「カトル」は数字の「4」、「エピス」は「クッキングハーブ(スパイス)」を意味します。ヨーロッパでは生産されない、かつて、高価なクッキングハーブを利用し、その料理の高級さを表しました。古典的なフランス料理によく使われます。

ブレンド内容は厳密に決まっていません。香り系のクッキングハーブを3種類、辛味系のクッキングハーブを1〜2種類、合計4〜5種類のブレンドハーブです

カトルエピスにブレンドされるハーブ
  香り シナモン、クローブ、ナツメグ、オールスパイス
  辛味 レッドペパー、ブラックペパー、ホワイトペパー、ジンジャー
  着色 −−−−



 
  エルブ・ド・プロバンス
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エルブ・ド・プロバンスは南フランス・プロバンス地方の伝統なブレンドのクッキングハーブです。
エルブとはハーブの意味で、エルブ・ド・プロバンスは “プロバンス地方のハーブ”という意味になります。
材料のハーブはすべて、プロバンス地方にもともと自生していたものです。

エルブ・ド・プロバンスは、主にローズマリー、タイム、セイボリーの3種類のクッキングハーブをベースにオレガノ、セージ、バジル、ヒソップ、ベイリーフ(ローレル)などを好みによって加えます。
料理への使い方は、肉の下味をつけるために振りかけたり、オーブンやフライパン、バーベキューで焼く時に振り掛けたり、煮込み料理、蒸し料理やマリネなどにも使います。
エルブ・ド・プロバンスに使うクッキングハーブはすべてドライハーブです。
ハサミで細かく刻んだり、乳鉢で砕いたハーブをブレンドして作ります。
自分でブレンドしたエルブ・ド・プロバンスをガラスジャーに入れキッチン置いてみてください。
いつもの料理にちょっと振り掛けるだけで、南フランスの味に早変わりします。

エルブ・ド・プロバンスにブレンドされるハーブ
  香り ローズマリー、タイム、セイボリー、オレガノ、セージ、バジル、ヒソップ、ベイリーフ
  辛味 タイム、セージ
  着色 −−−−




その他各国・各地方のブレンドスパイス

 
  ペルシャ湾岸諸国  バハラット
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湾岸諸国で肉や野菜の料理に使われているペースト状のスパイスです。材料はすべての材料を一緒にすり潰します。
  ブレンド内容
   ・ナツメグのパウダー
   ・ブラックペッパー
   ・コリアンダーのシード 
   ・クミンのシード
   ・クローブ
   ・シナモン
   ・グリーンカルダモン
   ・パプリカ
   ・レッドペッパー
小サジ1
大サジ1
大サジ1
大サジ1
大サジ1
小片1
6個
大サジ2
小サジ1

 
  エジプト  ダッカ
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ヘーゼルナッツやエジプト豆のブレンドスパイスで、パンをオリーブオイルに浸したあと、これを付けて食べます。
材料を軽く煎ってから混ぜ合わせ粗くすり潰します。
  ブレンド内容
   ・ゴマ
   ・ヘーゼルナッツまたはエジプト豆
   ・コリアンダーのシード
   ・クミンのシード
   ・ブラックペッパー
   ・タイムまたはペパーミント
   ・塩
125g
75g
50g
25g
小サジ1/2
小サジ1               
小サジ1

 
  エチオピア  ベルベレ
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基本の材料はレッドペッパーとジンジャー、クローブです。あとは料理に応じて様々なスパイスを加えていきます。
料理や料理人によって多種多様なスパイスがあります。
ジンジャー以外をフライパンで煎ってからレッドペッパーの種を取り除きジンジャーを加えた後パウダーにします。
  ブレンド内容
   ・レッドペッパー
   ・コリアンダーのシード
   ・クローブ
   ・グリーンカルダモンの実
   ・アジョワンのシード
   ・オールスパイスの実
   ・ブラックペッパー
   ・フェヌグリークのシード
   ・シナモン
   ・ジンジャーのパウダー
10個
小ザシ1/2
5個
6個
小サジ1/4
8個
小サジ1/2
小サジ1/2
小片1
小サジ1/2

 
  エチオピア  ワットスパイス
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ワットスパイスは煮込み料理に使うミックススパイスです。
ターメリック以外を弱火で煎って粗くすり潰し、ターメリックを加えた後更に細かくすり潰します。
  ブレンド内容
   ・ロングペッパー
   ・ブラックペッパー
   ・クローブ
   ・ナツメグ
   ・ターメリック
6個
大サジ3
大サジ3
1個
ひとつまみ

 
  チュニジア  タビル
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チュニジア独特のミックススパイスです。全てのスパイスをすり潰して100度のオーブンで30分ほど乾燥させます。乾いたところで更に細かくすり潰してパウダーにします。
  ブレンド内容
   ・コリアンダーのシード
   ・キャラウェイのシード
   ・ガーリック
   ・レッドペッパー
大サジ1
小サジ11/2
2片
1本

 
  チュニジア  ハリッサ
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辛味の強いチュニジアのチリソースで、アルジェリアやモロッコでも使われています。
レッドペッパーの種を取り除きお湯に浸したあと、細かくすり潰します。ガーリックをすり潰して全てのスパイスを混ぜ合わせペースト状にしたあとオリーブオイルをいれます。
  ブレンド内容
   ・レッドペッパー
   ・ガーリック 
   ・塩    
   ・キャラウェイのシード 
   ・クミンのシード
   ・コリアンダーのシード
   ・ペパーミントの葉
   ・オリーブオイル 
50g
2片
少々
小サジ1
小サジ11/2
小サジ2
小サジ1
15〜30ml

 
  チュニジア  ガラダッカ
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野菜やラム肉料理に使われます。全てのスパイスをすり潰し混ぜ合わせます。
チュニジアの五香スパイスとも呼ばれています。
  ブレンド内容
   ・ブラックペッパー
   ・クローブ 
   ・パラダイスグレイン 
   ・ナツメグ
   ・シナモン
小サジ2
小サジ2
小ザシ1 
小ザシ4
小サジ1

 
  北アフリカ  ラセラヌー
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20種類以上のスパイスが入ったモロッコのミックススパイスです。
ブレンドの内容は地方によって異なり、各種スパイスとドライフラワー、更にカンタリスやアッシュベリー、モンクペッパーなどが入ります。、パウダー状や、ホールの状態のものがあります。


 
  北アフリカ  ザーター
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香りが特徴の北アフリカのミックススパイスで、ヨルダンやトルコでも使われています。
ゴマを中火で煎り、冷めたらスーマックとタイムを加えます。 
  ブレンド内容
   ・白ゴマ 
   ・スーマック
   ・タイム
50g
25g
25g

 
  アメリカ  カニのボイル用スパイス
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アメリカの南東海岸でカニを茹でるときに、ホールのまま木綿の袋に入れて釜の中にいれます。
  ブレンド内容
   ・ブラックペッパー
   ・マスタードのシード
   ・ディルのシード
   ・コリアンダーのシード
   ・クローブ
   ・オールスパイス
   ・ジンジャー 
   ・ベイリーブス
小サジ1
小サジ1
小サジ1
小サジ1 
小サジ1
小サジ1
小片
3枚

 
  バーベキュー・ブレンド・スパイス
  アメリカ  パプリカスパイス
                              PAGE TOPへ

鶏肉の料理によく合うミックススパイスです。
  ブレンド内容
   ・ジンジャー
   ・ガーリック
   ・パプリカ
   ・クミンのシード
1片
1片
大サジ1
小サジ2

 
  バーベキュー・ブレンド・スパイス
  アメリカ  フェンネルスパイス
                            PAGE TOPへ

魚の料理によく合うミックススパイスです。
  ブレンド内容
   ・ガーリック
   ・ブラックペッパー
   ・フェンネルのシード
   ・コリアンダーのシード
   ・レモンピール
   ・タイム
1片
小サジ1
小サジ2
小サジ1/2
小サジ1
小サジ1

 
  バーベキュー・ブレンド・スパイス
  アメリカ  ジュニパースパイス
                            PAGE TOPへ

カジキやマグロなどの魚料理やラム肉の料理によく合うミックススパイスです。
  ブレンド内容
   ・ジュニパーベリー
   ・ブラックペッパー
   ・オールスパイス
   ・クローブ
   ・ベイリーブス 
   ・塩 
大サジ2
小サジ1
6個
3個
3枚
小サジ1/2

 
  スリランカ  カレーパウダー
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スリランカのカレーパウダーは材料をすり潰す前に焦げ茶色になるまで煎リ増す。このため、インドのミックススパイスはひと味違った、香ばしくコクのあるスパイスになります。
カレーリーフとレッドペッパー以外を煎った後、冷めたらその2点を加えパウダーにします。
  ブレンド内容
   ・コリアンダー
   ・クミンのシード
   ・フェンネルのシード
   ・フェヌグリークのシード
   ・シナモン 
   ・グリーンカルダモンのシード
   ・クローブ 
   ・カレーリーフ
   ・レッドペッパー 
25g
15g
大サジ1
小サジ1
小片1
6個
6個
6枚   
小サジ1

 
  インド  パンチフォロン
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東インド、ベンガル地方のミックススパイスです。料理の前段階で油を熱したときに香り付けとして使います。
全ての材料を混ぜ合わせてホールのままで用意しておきます。
  ブレンド内容
   ・クミンのシード
   ・フェンネルのシード
   ・マスタードのシード
   ・ブラッククミンのシード 
   ・フェヌグリークのシード
大サジ1
大サジ1
大サジ1
大サジ1 
大サジ1

 
  インド  グリーンマサラ
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魚や鶏肉とよく合います。ジンジャーとガーリックは皮をむいて刻みます。グリーンペッパーは種を取り除きスライスし
少量の水を加えペースト状にします。
  ブレンド内容
   ・ジンジャー
   ・ガーリック
   ・グリーンペッパー
   ・コリアンダーの葉
1個
1〜2片
4個
10枚 

 
  中国   花椒塩
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中国では小さな器に入れて食卓に出して、唐揚げや生野菜、焼いた肉などにつけて食べます。
塩とサンショウをフライパンで少し色が付くくらいまで中火で煎り、冷ましてからすり潰します。
  ブレンド内容
   ・粗塩   
   ・サンショウの実 
小サジ4
小サジ2

 
  日本   七味唐辛子
                                 PAGE TOPへ

日本独特の歴史あるミックススパイスです。
関東と関西ではブレンドの内容が若干違います。
ゴマとサンショウ、オレンジピールをすり鉢で粗挽きしたら他の物を入れ細かくなるまですり潰します。
  ブレンド内容(関東タイプ)
   ・レッドペッパーパウダー
   ・サンショウのパウダー
   ・あさの実 
   ・ケシの実
   ・チンピ(オレンジピールスイート) 
   ・黒ゴマ 
   ・青海苔 
小サジ3
小サジ2
小サジ1
小サジ1
小サジ3
小サジ1
小サジ1

  ブレンド内容(関西タイプ)
   ・レッドペッパーパウダー
   ・サンショウのパウダー
   ・あさの実
   ・ケシの実
   ・チンピ(オレンジピールスイート)
   ・白ゴマ
   ・青海苔
小サジ2
小サジ3
小サジ1
 小サジ1
小サジ3
小サジ1
小サジ1





シーズニング・ブレンドのいろいろ

 
  バジリコ・シーズニング(カット)
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  ブレンド内容
   バジル、オレガノ、ブラックペッパー、ソルト
   ドレッシングやパスタ類、サラダの仕上げに

 
  ハンバーグ・シーズニング(パウダー)
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  ブレンド内容
   ナツメグ、オニオン、ジンジャー、ソルト
   豚肉・鶏肉のソテーやフライドチキンの下味付けに、ハンバーグに練り込んだり、ドレッシングの仕上げに

 
  クッキング・シーズニング(パウダー)
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  ブレンド内容
   ブラックペッパー、ナツメグ、ガーリック、パプリカ、ソルト
   肉や魚料理、フライドチキン、フライドポテト、唐揚げ、フリッターの下味付けに、野菜炒め、シチュー、
   オムレツ、スープ、コロッケ、チャーハンの料理中に、ドレッシング、サラダ、トーストの仕上げに

 
  バーベキュー・シーズニング(パウダー)
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  ブレンド内容
   レッドペッパー、オニオン、ナツメグ、ソルト
   肉類のソテー、フライドチキン、バーベキューの下味付けに、バーベキューソースに、
   ドレッシングの仕上げに

 
  ハーブ・シーズニング(カット)
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  ブレンド内容
   オレガノ、セロリ、タイム、レッドペッパー、ソルト
   魚のムニエル、チキンソテーの下味付けに、スープ、ミートソース、魚の白ワイン煮の料理中に、
   ドレッシングの仕上げに

 
  セロリ・ソルト(パウダー)
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  ブレンド内容
   セロリ・シード、ソルト
   魚のムニエル、チキンソテーの下味付けに、グラタン、ミートソース、各種ソースの料理中に、
   トマトジュース、サラダ、ドレッシング、チーズトーストの仕上げに

 
  ペッパー・ソルト(パウダー)
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  ブレンド内容
   ブラックペッパー、ソルト
   肉料理や野菜料理の下味付けに

 
  ガーリック・ソルト(パウダー)
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  ブレンド内容
   ガーリック、ソルト
   ステーキ、フライドチキン、ラムや豚のソテーの下味付けに、スープ、野菜炒め、煮込み料理の
   料理中に、ドレッシング、サラダ、トーストの仕上げに

 
  サラダ・スパイス(パウダー)
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  ブレンド内容
   ブラックペッパー、ナツメグ、オニオン、パプリカ、ソルト
   肉や魚料理、フライドチキン、チキンソテーの下味付けに、野菜炒め、ポテトサラダ、スープ、コロッケ、
   スパゲッティナポリタンの料理中に、フライドポテト、サラダドレッシングの仕上げに

 
  シーズンオール(パウダー)
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  ブレンド内容
   オールスパイス、セロリ、パプリカ、ナツメグ、ホワイトペッパー、ソルト
   魚のムニエル、豚肉や鶏肉のソテーの下味付けに、ビーフシチュー、マリネ、トマトスープ、ポー
   クビーンズの料理中に、肉や魚介類を使ったドレッシングの仕上げに





知って得するお話                                 PAGE TOPへ
  

  

エージング効果

クッキングハーブ(スパイス)を数種類ブレンドして、しばらく放置しておくと、香りと味がだんだんとまろやかに変化していきます。ブレンドしたては、それぞれのハーブの香りと味がバラバラに感じられますが、時間とともにまとまって、穏やかなものになっていきます。この現象をハーブの「エージング効果」といいます。

ブレンド効果

クッキングハーブ(スパイス)は、それぞれ特有の香りと味をもっています。単独で加えた場合、強弱の調整はできても香りと味を変えることはできません。しかし、複数で使うとそれぞれの香りと味が合わさり複雑なものになります。その結果、個々のハーブの気になる臭いが弱くなり香りがまとまってきます。この現象をクッキングハーブ(スパイス)の「ブレンド効果」といいます。






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