表札の匠 お買い物カゴを見る

表札の取り付け基本編
「簡易水平器を作ろう!」

 
お家の顔となる表札。
エクステリアとしては、比較的小さなパーツですが、取付時にゆがんでしまうといつまでも気になるものです。
また、決してお安いものではなく、貼り直しも困難なものですので、まっすぐに付けたいですよね。

日曜大工をされる方は、本格的な水平器をお持ちの方もおられますが、日常的に使う機会の少ないものですので、ここでは家庭にある材料で簡易な水平器を作る方法をご紹介します。

今回用意したもの

1.直定規
2.鉛筆
3.マジック
4.糸
5.画鋲 1個
6.5円玉 1個
7.そうめん箱のフタ
8.CDケース 厚いものと薄いもの

そうめん箱のフタのない方は、一辺がまっすぐな板をご用意下さい。
しっかりとした素材で、ある程度幅のあるものが理想的です。

まず板のまっすぐな一辺に対して直角になる線を引きます。
今回はCDケースを使用しました。


板の上に「薄いCDケース」をあてて、図のようにそれぞれをきっちりと突き当てて薄いCDケースの端を定規代わりに鉛筆で線を引きます。
CDケースで引いた線に直定規をあてて、しっかりと見やすい線を引いておきます。
糸の端に5円玉を結び、もう一方の端に画鋲の針を結びつけます。
鉛筆で引いた線上で、基準となる辺にできるだけ近い位置に画鋲を打ちます。
糸の高さを微調整します。
糸にマジックで色を付ければできあがり。
使い方
板を写真のように水平を出したい位置にあてて、鉛筆の線と糸が重なると上辺は地面と水平です。
この写真のように糸と線がずれていると水平は出ていません。
簡易水平器の精度について
レーザーや気泡管、指針水平器などプロっぽい道具ほどの精度はでませんので、規模の大きなことはできませんが、表札を歪ませずに取り付けるには充分です。

なお、メジャーに気泡管がついたものは、表札の取り付けなど、壁面での水平を測るには不向きです。