【大山式】感謝をこめてミラコレ2019AW現地レポート!ATSUSHI NAKASHIMAの作り出した魅惑的な世界とは?
2019.03.25

ミラノの荘厳な建築の中で繰り広げられたネオ・ジャポネスクな世界観。日本の次世代が作り出す「美のコラボレーション」は、世界から集まった観客を驚嘆させた。

ミラコレ

口コミから累計販売個数500万個を突破した「大山式」シリーズ製品が、世界への発信として、ミラコレの観客を魅了。株式会社イースマイルが、「大山式 Milano collection model by ATSUSHI NAKASHIMA」のPRで、世界から注目の日本人デザイナーATSUSHI NAKASHIMAのショーのスポンサーシップを行ない、高橋ユウとのコラボレーションを繰り広げた。ターゲット層と同年齢のモデルで女優の高橋ユウがATSUSHI NAKASHIMAの衣装を身にまとい、ランウェイを歩いた。加えて、メインの壁には龍の墨絵が飾られ、さまざまな国籍のスーパーモデルが、幻想的な世界観のなか、10分ほどのランウェイを駆け抜けた。同PRは「日程的にもミラノコレクションのラストをしめくくる意味合いがあり、ミラノコレクションの目玉となったのでは?」と関係者らは語った。

ミラコレ2019AW現地レポート

そのネオ・ジャパネスクでありながら、ファッションとしてのLGBTQ時代の幕開け、サスティナビリティの本格化を表現したショーは、世界中から集まったファッション関係者に圧倒的な存在感を示した。シャネルなどを手がけたモード界の皇帝と呼ばれるカール・ラガーフェルド(カール・オットー・ラガーフェルド)が、ミラコレが始まる前日の2月19日に死去したこともあり、皇帝との別れを惜しむ追悼の気分と新しい時代の幕開けの雰囲気が、会場に溢れていた。同コレクションは、世界の4大ファッションコレクション(ニューヨーク、パリ、ロンドン)のひとつ。ファッション界ではファッションウィークと呼ばれ、各ブランドが次のシーズンに向けて新作を発表する場となっている。

ATSUSHI NAKASHIMAというファッション表現
ミラコレ

ATSUSHI NAKASHIMAは、知る人ぞ知る時代の寵児。経歴もさることながら、自分の世界観に巻き込む力がずば抜けている。今回のコラボレーションの仕掛け人でもある。オーディション会場やフィッティングで見せた丁寧さは、スタッフにも伝わり、彼の世界観を支える原動力になっている。「世界をまたにかけている」というより、等身大のコミュニケーションで、スーパーモデルやスタッフたちとゆるやかにつながっている様子が舞台裏から垣間見えた。

かつてコム・デ・ギャルソンやYohji Yamamoto、KENZOなど、日本人デザイナーがヨーロッパで切り開いてきた場所に、ユニクロやMUJIなど大衆的なブランドまでもが浸透してきた。その中で、どのカテゴリーにもあてはまらない混沌を表現するATSUSHI NAKASHIMAは、次世代のデザイナーであることは間違いない。

経歴
2004年 渡仏 ジャンポールゴルチェ アシスタントデザイナー就任
2009年 ジャンポールゴルチェ ディフュージョンライン ヘッドデザイナー就任
2011年 帰国 自身のブランド「ATSUSHI NAKASHIMA」をスタート
2012年 東京コレクションにてデビューコレクションを発表
2012年 第3回DHL デザイナーアワード受賞
2013年 ジルサンダーネイビー バッグライン ディレクター就任
2015年 海外デザイナー支援DHL Exported にて日本人初受賞
2015年 ミラノコレクション公式スケジュールにてコレクションを発表

【大山式ミラノコレクションモデル by ATSUSHI NAKASHIMA】 コラボレーション篇では、インタビューの模様が収められている。



世界の美の基準は、多様性かつサスティナビリティな方向に?ミラコレという祭典とは。
ミラコレ

ミラノの街角は、ファッションウィークに沸き立っていた。ショーウインドウは工夫をこらし、世界のファッション誌編集者、バイヤー、プレス、セレブ、インターネット上で強い影響力を持つインフルエンサーなどがブランド街から路地までも闊歩(かっぽ)する。ミラノという都市をあげての祭典に人びとは華やぐ。世界の最も美しいモデルたちが集結してくるせいだろうか。

イタリアは、常にある種のブランドの発祥地となってきた。特に、ミラノはファッション都市でもあり「ミラノコレクションは女性のプレタポルテ」と呼ばれている。ファッション素材見本市が行なわれ、最新のテキスタイルと服飾付属品を扱う。今年の見本市では「サステイナブルなイノベーション」がテーマになっている。今後、ファッションの下支えとなると見ている「生産プロセスの管理と運営におけるサスティナビリティ(持続可能性)」まで言及している。

ミラノコレクション2019AW現地レポートを終えて

ATSUSHI NAKASHIMA、高橋ユウの「美のコラボレーション」は、ミラノの風景のなかで立ち上がった。そのネオ・ジャポネスクが妖艶に輝く世界は、まだ肌寒いミラノに一足早く春を告げたようだった。

大山式ミラノコレクションモデルby ATSUSHI NAKASHIMA
ミラコレ

商品名 :  大山式ミラノコレクションモデルby ATSUSHI NAKASHIMA
サイズ :  W135×H178×D10m
価 格 : 1,980円(2,138円税込)
数 量 : 30,000個限定

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