ごくごく飲むということもあるので、後味のところというのは、あんまり残らないようにしないといけないのかなというのは意識しています。いろんなものを混ぜて飲んでを繰り返しながら少しずつ味を作りたいものに合わせていくと。華やかのところだとか、香ばしいところっていうのを複雑に混ぜ合わせるような、調合みたいなところを豆でやって味をつくっていくと。
スッキリしてるんだけど薄くならないようにとか、香ばしいんだけど苦くならないようになど、そういうところを針の穴を通すような感じで作り込んでくというのを今回苦労してやってまいりました。
飲料技術研究所潜入取材 第6弾「常識を変える!FIREブラック開発者大石氏」編
Q1:ご担当されたブラック、こだわりのポイントについて
ただ苦いだけのブラックにならないようにというのをすごく心がけて味覚設計しております。
具体的には、例えばエチオピアの華やかなフルーティーな香りですとか、ブラジルのコクがあるんだけどちょっとチョコラっぽい甘さがあるとか、ここらへんの豆を中心にブレンドを設計してます。
ごくごく飲むということもあるので、後味のところというのは、あんまり残らないようにしないといけないのかなというのは意識しています。
Q2:ブラックの開発において苦労した点とは?
例えば産地だとか焙煎の強さなどがそのまま味に出てしまうというのがあるので、とにかくブラックは相当いろんなオリジンを検討していろんな焙煎を検討して、かなりマトリックスというよりはいろんなものを混ぜて飲んでを繰り返しながら少しずつ味を作りたいものに合わせていくと。
ブラジルとエチオピアの豆を中心にブレンドして今回の商品を作っているんですけども、このオリジンをちょっと軽めに焙煎するとですね、特にはエチオピアのモカとかよく言われるんですけども広がってそれが残らないっていうところについてもまさにそのオリジンと焙煎のところでこだわってやってきたところで、各オリジンの華やかのところだとか、香ばしいところっていうのを複雑に混ぜ合わせるような、調合みたいなところを豆でやって味をつくっていくと。
スッキリしてるんだけど薄くならないようにとか、香ばしいんだけど苦くならないようになど、そういうところを針の穴を通すような感じで作り込んでくというのを今回苦労してやってまいりました。
Q3:次なる挑戦について
去年まではミルク砂糖っていうところとのバランスを相当意識してやっていたのが、コーヒーの豆だけにフォーカスしてやるって言うのも、大変なところもありますけど楽しさもありましたしやっていく中で自分の勉強にもすごくなって。
各産地の味っていうのも相当自分の中でイメージを固めながら、なんとなくわかってたものをかなり自分の中でイメージに仕上げて華やかな香りだとか、フラワリーな香りといった、ちょっと今までの缶コーヒーにはなかったものでかつ、缶コーヒー好きな人にも「これはまぁアリだな」って思ってもらえるような味というのをちょっと作りたいなと思っています。
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