私の経験から。 思い切りはいりましたが、脱毛が始まったらバリカンで坊主頭にするとウィッグの装着がとても楽です。抜け続ける髪を見るのは辛いです。また、抜け続ける髪の片付けも大変です。私の場合は(ウィッグを購入した翌日に)癌センター理容室で坊主頭にしました。 治療中は頭皮が腫れたりすることもありました。 坊主頭だと入院中でも清潔に保てますし、ウィッグと髪が摩擦してずれることも軽減できます。 坊主頭にしていると生えてくる実感も得ることができて治療へも前向きになれました。 ◆既製品の大・中・小のウィッグサイズの中から一つを選びました。 ◆頭の形にあわせて内側を縫い合わせて調整(それでもグスグスしました) ◆調整していても髪の毛は抜けていきました。 ◆ウィッグをつける時、ほんの少しのカットもしてもらえませんでした。(美容師ではないため) 以上のようなことで、とても情けない思いがしました。 「がんになったらこういうように対処しなさい」といったことはだれも教えてくれません。 次々におこる身体の変化に不安でたまらなかった日々でした。 がんはホントに病状も治療方針も一人一人違います。 当時は同じ病気の知り合いは誰もおらず…、こんな事は全く誰からも聞けませんでした。 本当に不安な日々でした。 特にかつらは、困りました。かつらを作る時期とか、どこで作ったらいいかとか、かつらを作るときに注意しなくちゃいけないこととか、経験者でないと分からないことがあるはずなのに、誰にも聞けない。 あるご年配の女性のお客様が 「かつらをしていることを他人には知られたくないと思っているのに かつらについてなんて語れません」おっしゃってました。 なんだぁ・・そういうことかと思いました。 そこで、「人知れず相談もできて、ウィッグとわかりにくい品質の良いウィッグ」 この思いをポリシーにして医療用のウィッグ(マイフィット)を私、田所のコーディネートで 意見と聞き入れて作ってもらうことができました。 それがマイフィットなのです。 マイフィットサービスは、ウィッグを使用しなければならない状況の方に、 闘病経験のあるスタッフの親身なサポートや「食」からの免疫の強化のご提案など、 共に現状の改善を目指して病気に立ち向かう支えになれればと考えています。 →マイフィットならではのこだわり |
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