道具屋さんTIPS

トルクレンチの種類について!

トルクレンチ トルクレンチは、ボルトやナット等を締め付けるときに使うレンチの一種です。
ボルト等を締め付ける力のに、強すぎても弱すぎても支障をきたします。
トルクレンチを使えば、適切な強さでボルト類を締め付けることが出来ます。
トルクレンチにもたくさんの種類があります。簡単に分類していきます。

シグナル式トルクレンチ

設定したトルク値に達した時に振動や音等の「シグナル」で知らせるタイプ さらにプレセット型・単能型といった分類があります。

プレセット型トルクレンチ
作業前にトルク値を設定可能。設定範囲内で自在に変更できるので、様々なトルク設定で使用できます。
一般的に最も普及しているタイプのトルクレンチです。
設定したトルク値に達すると「カチッ」とした音と軽いショックが伝わります。

単能型トルクレンチ
特定の作業用にトルク値があらかじめ固定されているタイプ。
トルク値の設定は変更することができず、メモリ等もついていません。
規定トルク値に達すると「カチッ」とした音と軽いショックが伝わります。
ご注文時にはセットトルク値をお知らせ下さい。

直読式トルクレンチ

トルク表示の目盛りを直接読み取って現在のトルク値を確認できるタイプ。
ダイヤル型・プレート型・デジタル型といった分類があります。

ダイヤル型トルクレンチ
アナログのダイヤル式目盛りと針で現在のトルク値を表示するタイプです。
シグナル式のようなお知らせ機能はありません。
トルク値を測るだけの構造なので、主に検査時に使用します。

プレート型トルクレンチ
アナログの目盛りと針でトルク値を表示するタイプ。
主に検査時に使用します。比較的安価で長寿命。

デジタル型トルクレンチ
液晶画面にデジタル表示でトルク値を表示するタイプ。
トルク設定は簡単に変更することが出来ます。
現時点のトルクを確認しながら作業が出来、既定トルクに達すると音や光でお知らせします。
直読式に分類してますが、シグナル式機能も持ってます。

道具屋さん おすすめトルクレンチ


東日製作所 (TOHNICHI) プリセット形トルクレンチ QL50N-MH 《シグナル式トルクレンチ》


TONE (トネ) プレセット形トルクレンチ(ダイレクトセットタイプ) T3MN50


中村製作所 (KANON) トルクレンチ CN70FK (N7FK) 〈プレート形〉


東日製作所 (TOHNICHI) ダイヤル形トルクレンチ DB50N-S 《直読式トルクレンチ》

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