MENU01
タレに使うのは「ウスターソース」。「煮詰めた果実の甘味」や「ビネガーの酸味」の効果でワインとの相性は抜群に!ご飯に合うおかずとしてもクセになる味わいです。
【材料 2人分】
-
豚肩ロース肉薄切り
200g
-
塩
少々
-
植物油
小さじ1
-
キャベツ
適量(千切り)
-
粒マスタード
お好みで
-
マヨネーズ
お好みで
-
[a]
-
生姜
ひとかけ(約10g)
-
醤油
小さじ2
-
白ワイン
小さじ2(水や酒、赤ワインでも)
-
みりん
小さじ1
-
ウスターソース
小さじ1
-
粗びき黒胡椒
適量
このレシピのポイント
まずは豚肉だけこんがり焼きつけて、一旦取り出してからタレを一煮立ちして絡める、という二段階で作ります。こうすることで、焼き目の香ばしさも旨味に。タレに入れた生姜が焦げてしまう心配もありません。
- ①肉を広げ、塩少々をふる。
- ②生姜をすりおろし、[a]を混ぜる。
- ③フライパンに油を入れて中火にかける。
肉を並べて両面焼き、(入りきらない場合は
数回に分ける)。一旦取り出す。 - ④②のタレを加え弱めの中火にかけ、
グツっとしたら③の肉を戻し入れてタレを
絡めながら1分煮る。 - ⑤器に④とキャベツを盛る。お好みで粒
マスタードとマヨネーズを混ぜたものを
添えても。
合わせるおすすめワインは、
果実の優しい甘味と程よい酸味が
ある
ミディアムボディくらいの赤ワイン。
まずは色ですが、タレとの色合わせで白よりも
赤ワインの方が合わせやすいです。
とはいえ、薄切りのお肉で生姜の清々しさも加わり、
料理全体のインパクトや
ボリューム感は
そんなにつよくないので、あまり重くないものがオススメ。
MENU02
塩味の焼き鳥にちょい足しするのは、お好みの柑橘のみ!ワインはそもそも酸味が強い飲み物。料理に酸味を加えるだけで相性は断然良くなります!
【材料】
-
焼き鳥(塩)
適量
-
お好みの柑橘
適量
- ①焼き鳥を器に盛り(冷たい時はトースター等で
温める)、柑橘を添える。
このレシピのポイント
柑橘は旬のものやお好みのもの、何でもOK。生の柑橘が手に入らない場合は、瓶詰めの果汁を醤油皿など小さめの器に入れて、チョンチョンとつけて食べても。
鶏肉が白身のどちらかというと淡白な部類のお肉なので、
合わせるオススメは辛口の白ワイン。
中でも特にオススメなタイプは2種類。
◉一つ目は、キリッとした酸味が効いた
すっきり系の白ワイン。
◉二つ目は、樽熟成による香ばしい香りや
ふくよかさのある白ワイン。
どちらのタイプでも美味しく食べ合わせができます!
MENU03
タレ焼き鳥にちょい足しするのは、マスタードと粗挽き黒胡椒。酸味とスパイスを足すことで、赤ワインの酸味やスパイス感と味わいを寄り添わせます。タレの甘味も引き締まって、焼き鳥自体も美味しく感じられますよ!
【材料】
-
焼き鳥(タレ)
適量
-
粒マスタード
適量
-
粗びき黒胡椒
適量
- ①焼き鳥を器に盛り(冷たい時はトースター等で温める)、粒マスタードと粗びき黒胡椒を添える。
このレシピのポイント
粗びき黒胡椒と粒マスタード、両方ない場合はどちらかだけでも相性はよくなります。
合わせるオススメは果実味のジューシーなあまり重くない
ミディアムボディくらいの赤ワイン。
まずは色。タレとの色合わせで
白よりも赤ワインの方が合わせやすいです。
鶏肉自体はどちらかというと淡白な味わいのお肉なので
赤ワインの中でもあまり重くないワインの方がオススメ。
タレには砂糖の甘味があるので、
ドライなタイプよりも果実の甘味を感じられる
味わいのものがより良い相性を楽しめます。
MENU04
ゆかりふりかけといえば、ご飯やおにぎりに使うのが定番ですが、マヨネーズと混ぜることで魔法(!?)のディップソースに。酸味とコクが、ワインの酸味や果実のコクとマッチし、ワインがどんどん進んでしまいます!
【材料】
-
唐揚げ
適量
-
マヨネーズ
大さじ2
-
ゆかり(赤紫蘇ふりかけ)
大さじ1
- ①唐揚げは手作りでも、買ってきたものでも
どちらでも。冷たいものはトースターで温めると
より美味しく食べられます。 - ②マヨネーズとゆかりを混ぜ、唐揚げに添える。
このレシピのポイント
ゆかり(赤紫蘇ふりかけ)は赤紫蘇に梅酢や塩を加えて乾燥させたもの。ご飯と一緒に、というのが定番ですが、マヨネーズと混ぜることで、酸味と爽やかな香りが効いた美味しいディップソースが簡単にできてしまいます!
唐揚げにビール!が合うように、
唐揚げと辛口スパークリングワインはとても
よく合います。なぜなら油を爽快な泡が切ってくれるから。
酸味にも後味をさっぱりさせてくれる効果があります。
味付けが塩なら白のスパークリング、
醤油ならコクが出るので
ロゼのスパークリング、
という風に合わせ分けるのもオススメです。
MENU05
バター醤油はよくあるけれど、バターとウスターソースのコンビも絶品!
ウスターソースの酸味、旨味、甘味、スパイシーさを活かして、簡単なのにコクのある味わいに仕上げます。
【材料 2人分】
-
秋鮭
2切れ
-
塩
小さじ1/8くらい
-
薄力粉
小さじ2くらい
-
バター
10g + 5g
-
白ワイン
大さじ1
-
ウスターソース
小さじ2
-
胡椒
適量
-
添える野菜
お好みで
(今回はベビーリーフ、ブロッコリー、
じゃがいも、きのこを使用)
このレシピのポイント
バターを2回に分けるのがポイント!前半のバターでカリッと香ばしく焼きつつ、後半のバターでとろみがついてソースが絡みやすくなります。
- ①鮭に塩をふり、5分置いて出てきた水分をペーパータオルでふきとる。
- ②①の鮭に薄力粉をまぶす。
- ③フライパンにバター10gを入れ中火にかける。バターが溶けて小さな泡がふつふつしてきたら鮭を並べ(盛る時に上にしたい面を下にする)、中火でこんがり焼き色がつくまで焼く。
- ④上下を返し、白ワインを加えて大きくグツグツしたら蓋をして弱火で3分蒸し焼きにする。
- ⑤バター5gとウスターソースをはじに入れて混ぜ溶かし、鮭に絡める(何度も裏返すと鮭が崩れることがあるので、スプーンでソースをすくってかけると良い)。
- ⑥器に盛り、胡椒を振って、お好みの野菜を添える。
- ⑦*今回添えたのは、ベビーリーフと茹でたブロッコリー。じゃがいもは蒸したのを厚めに切って、鮭を焼いた後のフライパンで残ったソースを絡めながら焼きました。しいたけと舞茸はバターで炒めて、塩胡椒で味付け。
旨味のある辛口ロゼワインがオススメ!
鮭の色に合わせます。鮭の味わいの強さだと、
白ワインでは少し物足りなく、
赤だとワインが強すぎてしまうことも。
海の近くの産地のものだと、
ミネラル感が豊かなものが多いので相性が
いいことが多いです。ウスターソースの酸味や
甘味とワインの酸味、
果実味もとてもよくマッチします。
MENU06
サンマの塩焼きといえば大根おろし。ここに醤油だけはなくバルサミコ酢もかけることで、驚くほど赤ワインとの相性は良くなります!
【材料(2人分)】
-
サンマ
2尾
-
大根
6〜7cm
-
(約250g。おろして絞って約100g)
-
醤油
小さじ1
-
バルサミコ酢
小さじ1
-
塩
適量
- ①サンマに塩をふって焼く。
- ②焼いている間に大根をおろす。
- ③お皿にサンマと水気を絞った大根おろしを盛る。
大根おろしの上から醤油とバルサミコ酢を
かける。
このレシピのポイント
大根おろしに醤油だけでなくバルサミコ酢もかけることで、酸味とコクが加わり、魚の臭みを隠すと同時にワインの酸味や果実味などの風味に味が寄るので相性も格段にUP!
これに合わせたいのは重くなく旨味のある赤ワイン。
さんまのワタの苦味には白ワインよりも味わいの強さが
ある赤ワインの方が合わせやすいです。
とはいえ魚なので、あまり重くないものがオススメ。
海の近くの産地のものだと
旨味もしっかり感じられるものが多く相性も良くなります。
MENU07
天ぷらを塩と柑橘で食べると、スパークリングワインやキリッとした白ワインとの相性は抜群に。酸味と酸味が寄り添います。
【材料(2人分)】
-
天ぷら
適量
-
塩
適量
-
柑橘
お好みの
ものを適量 -
(レモン、すだち、かぼす、ライムなど)
- ①天ぷらは手作りでも、買ってきたものでも
どちらでも。冷たいものはトースターで温めると
より美味しく食べられます。 - ②お皿に盛り、塩と柑橘を添える。
このレシピのポイント
柑橘は旬のものやお好みのものなんでもOK。生の柑橘が手に入らない場合は、瓶詰めの果汁でも。
揚げ物には泡(スパークリングワイン)を合わせると
相性がいいと言われますが、
天ぷらもまさにそう。
スパークリングワインの爽やかな泡が、
天ぷらの油分を心地よく切ってくれるから。
また、ワインの酸味も後味をさっぱり
させてくれる効果があります。
塩をつけるだけの天ぷらとも合わなくはないのですが、
そこに柑橘を絞ることで、
柑橘の酸味とワインの酸味が寄り添い、
さらに相性は良くなります。
色は白でもロゼでも辛口のものならOK。