知れば納得! 木目と節について




左の写真のように、木の幹から小さな枝が出ている事がよくあります。 新芽なのでしょうか、若い葉が付いています。 このような小さな枝は製材した板にもマッチの頭ほどの小さな節として見られます。
製材され、テーブルになるとこのような感じで節として現れます。 枝が成長する(伸びる)方向に周りの木目も引っ張られて「く」の字になっています。 
丸太を挽く方向が変わると節は見えませんが、木目が「く」の字に歪んでいるところだけ見えます。 実際のテーブル天板の面では平らなのですがこのくの字に曲がった木目が、時折天板の端に筋のように見え、写真を撮ると、角度や光の反射などにより、凹んだり、膨らんで見えることがあります。(光が反射したところは白い筋に見えます。)
こちらの写真は天板表面に節が見えますが、木口の断面を見ると枝(節)の伸びる方向に木目が引っ張られているのがよく分かると思います。

自然が作り出す造形の奥深さを知ることが出来ます。やっぱり無垢はいいですね!