コーヒー農園の、世代交代が進んでいます。
若い彼らのなか、優秀なつくり手が何人も出現しています。
従来にはなかった新たな農法に挑んでいるからです。
収穫されたコーヒーの実は、果肉をとりのぞき
なかに入った生豆をとり出すために、発酵槽にいれられます。
この槽のなかに、二酸化酸素と窒素を充満させる手法に
挑んだものがいます。
この取り組みは、ワイン製造で行われる「嫌気処理」を応用したものです。
他分野を応用してつくり出されたこのコーヒーは、
ほかにはない芳醇な香りにつつまれるものに仕上がりました。
「自分たちの手で、どこよりも優れたコーヒーをつくり出す」
若者がもつこのシンプルな野望と、新たな取り組みへの挑戦によって
今月、ご紹介する5つのコーヒーはつくり出されました。
ぜひ、お楽しみください。