これからトラック製作を始めたいというお客様からよくこのようなお問い合わせを受けます。
「SP-404で曲作りはできますか?」
基本的に曲作りとはリズムトラックを作るだけなのか?またはコード感のあるメロディアスな展開がある曲をつくるのか?など、人それぞれ曲作りに対するイメージが異なると思いますので、今までのサンプリングについての内容とこれからお話するパターンシーケンサーの内容を把握していただき、実際自分がやりたいことができるかを見極めてください!
SP-404は購入時にあらかじめサンプル音が収録されております。
【バンクA】
パッド1 → クラッシュ(ジャーン)
パッド8 → ハイハットオープン(チー)
パッド9 → バスドラム(ドン)
パッド10 → スネア(タン)
パッド12 → ハイハットクローズ(チッ)
など
これらを指で叩けばリズムトラックが演奏できますが、叩いた情報を記録できれば便利です。
ここでパターンシーケンサーが活躍するわけです。
パターンシーケンサーにも購入時にあらかじめいくつかパターンが収録されていますので聴いてみましょう!
[PATTERN SELECT]ボタンを押して点灯させます。
すると、ディスプレイに「Ptn」と表示され、12個のパッドが点滅します。
それではここでバンクAの[パッド1]を押してみます。
すると、[パッド1]が点滅から点灯に変わり、リズムトラックが再生されます。
このパターンモードでは各12個のパッドはサンプルの再生するためではなく、パターンを再生するスイッチの役割となります。
次に、[パッド2]を押します。
おそらくすぐには[パッド2]に割り当てられているパターンは再生されません。
[パッド1]のパターンが最後まで再生されてから[パッド2]のパターンに切り替わります。
パターンシーケンサーをストップさせる場合は[Cancelボタン]を押します。