6.リサンプリングをしてみよう!

リサンプリング(ReSampling)とはその名前どおり、再びサンプリングするということです。
例えば、SP-404の場合サンプルにエフェクトを同時に使用できる種類は1つなので、各パッドに別々のエフェクトを複数使用することは不可能。
そのため、あらかじめエフェクトをかけた状態でサンプリングしてしまえば、無限に音が加工できるのです。

それでは実際にやってみましょう!


それではあらかじめ用意したサンプルにSP-404のエフェクトMFXの17:SLICERをかけて、リサンプリングしてみたいと思います。
Roland SP-404

17:SLICERを使用する場合、SP-404の3つのコントロールツマミで左からスライスパターン、スライスパターンの長さ、フランジャーの効き具合が調節できます。
Roland SP-404

それではAバンクの【パッド1】にアサインしたサンプルにSLICERをかけて隣の【パッド2】にリサンプリングしてみたいと思います。

1.[RESAMPLE]ボタンを押します。
Roland SP-404
※この段階で【パッド1】にエフェクトがかかる状態にしておきます。

2.[REC]ボタン押します。
Roland SP-404

3.リサンプリング先のパッドを指定します。ここでは隣の【パッド2】を選びました。
Roland SP-404

4.再度[REC]ボタン押します。この段階ではまだリサンプリングはされません。
Roland SP-404

5.サンプリング元の【パッド1】を押せば自動的にリサンプリングがスタートします。

6.リサンプリングを終えたいタイミングで[REC]ボタンを押して終了!