コンパクトフラッシュカードを使用すればパソコンとのデータの共有も簡単です!
パソコンの音声ファイルをRoland SP-404に取り込んだり(インポート)、 またはSP-404のサンプリングデータをPCが読めるファイルに書き出すこと(エクスポート)ができます。
SP-404でサンプリングしたデータをPC側で編集したり、曲作りの素材として
使用する際に大変役に立ちます。
もし使用されているパソコンにコンパクトフラッシュドライブがない場合はこのようなカードリーダー/ライターをご用意ください。
USB2.0カードリーダ/ライタGREEN HOUSE GH-CRHC29-U2
コンパクトフラッシュ以外にも28種類ものメディアをパソコンで読み/書きすることができるスグレモノ。
音楽ファイルをSP-404へインポートする方法
SP-404にインポートできるファイルの数は120個!
つまり、バンクA〜Jまでのパッド全部に割り当てることが出来ます!
パッドへ割り当てられる順番はファイル名のアスキーコード順ですので、並べ易いように番号をつけておくと良いでしょう。
今回はtest_01.wav、test_02.wav・・・・としてみました。
コンパクトフラッシュのフォルダを開くとRolandという名前のフォルダがありますので、それと同じ階層に音声データを貼り付けます。
作業が完了したらコンパクトフラッシュカードをSP-404に移しインポート作業に入ります。
1.[CANCEL]ボタンを押しながら、[RESAMPLE]ボタンを押します。
2.[REC]ボタンを押します
3.どのパッドからインポートをするかを選びます。
もしあらかじめパッドにサンプリングされている場合、インポートをすると上書きされるので注意しましょう!
今回は[バンクA]のパッド1から順にインポートされるようにしてみます。
4.再び[REC]ボタンを押してインポートが開始されます!
順番にパッドへデータがインポートされるのが目で確認できます。
パッドが点滅しなくなったらインポートが完了です。
インポートをマスターしておくと、WAVデータやAIFFデータで販売しているサンプリングCDなども簡単にSP-404へ取り込むことができます。
これらのサンプリングCDはスタートポイント/エンドポイントも編集済みなので一度インポートすればすぐにSP-404でサンプルを鳴らすことができてとても便利です!!!!
是非サンプリングCDも積極的に利用してみてはいかがでしょうか?
■サンプリングCD
SP-404のサンプルデータをエクスポートする方法
音楽ファイルはWindowsの場合「WAV」、Macintoshの場合「AIFF」が一般的で、 SP-404のエクスポート機能では、SP-404のサンプリングデータをWAVまたはAIFFに書き出すことができます。
1.[CANCEL]ボタンを押しながら、[RESAMPLE]ボタンを押します。
2.さらに[RESAMPLE]ボタンを押します。これでエクスポートのモードに切り替わりました
3.エクスポートしたいサンプルのパッドを押して点灯させます。
今回は[バンクA]の1〜4を選びました。そして[REC]ボタンを押せばエクスポートの処理が始まります!
それではさっそくコンパクトフラッシュの中をパソコン側で開いてみましょう!
このようにコンパクトフラッシュカードの一階層目にWAVファイルが出来ているのがわかります。
A_01.wavというのは[バンクA]のパッド1のサンプルデータということです。
こうやってエクスポートしたデータをパソコンのソフトウエアを使用して波形編集したり、曲作りの素材としてしようすることができて便利です。