イタリア買い付け紀行 ピッティ編 -2019年1月版

ピッティウオモについて

今回 ピッティウオモ 95 のテーマは、

「THE PITTI BOX」

ピッティ期間に開催されるショーやイベントに共通する個性。
ピッティの会場やブース、そしてイベント。
過去も含めた"BOXES"の「in and out」で創られる旅を楽しんでもらう。
日常と非日常、ファッションに関わる玉手箱を演出するピッティならではのテーマ。

今年もわくわくさせてもらえるファサードで迎えてくれました。


リプレイのブース

そして、今回、まず向かったのはREPLAYのブース。
今回は、【でらでら大賞】の報告を兼ねて向かいました!

でらでら大賞はこちらから詳しく見てもらえます。
→でらでら大賞はコチラ

今回の受賞アイテムは、ハイパーフレックス+。
本当に、穿くとビックリするのですが、ストレスが全くないのです。
もちろん、プロの陸上選手が穿いて、公式戦に出ることができると断言する所で、分かるとは思いますが!

そして、今回の展示会では、時代の流れを組んだハイパーフレックスクラウディが登場しました。
サスティナブル(継続持続社会)なデニムパンツ。

現在もリプレイには、ICEというモデルがあるのですが、ハイパーフレックスにも、新しい技術を使ったヴィンテージ加工を施しました。
水を使用し、化学溶剤などを使わないヴィンテージ加工で環境を保護するデニムをリリースしたのです。

もちろん見た目も通常のヴィンテージデニムとなんら変わりない仕上がりでした。

そして、今回は、タイミング良くスポーツライン・新しいブランドを紹介してもらうことができました。
それは、スポーツラブ。

シンプルでスポーティーなコレクションを別室での展示でしたが、デザイナーを交えて説明して貰えました。
デザインはおみせできないのですが、東京オリンピックを意識したデザインもあり、SKATERを意識したデザインでしたので、ぜひ、来年の秋冬は皆さんにご紹介させて頂こうと思っています!

ピッティのトレンド

今回も色々なブースをみて回って思った事があります。
まずは、具体的なカラーで言うと、明るめカラーが多かったです。
そして、その中でもオレンジ色を非常にたくさんのブースで展示してありました。

ダウンなどカジュアルブランドでオレンジというのは、わかりやすいのですが、ドレスのブランドでも、オレンジの展示が非常に多かったように思います。

パンツブランドでも、ディスプレイされているモデルもあり、明るいポップなデザインが注目されていると思います。

もう一つは、タータンチェック。
こちらも多くのコレクションにて発表されていました。

変形のチェックも合わせると、本当に多くのブースで展示されていました。
大きめのチェックデザインは、次の秋冬では必ず人気になると思います。

定番と言えば、定番なのですが、少しアグレッシブなデザインのモデルも次の秋冬には紹介できたらと思っています。

他にも色々なブースで新作を見る事が出来、本当に楽しいひとときでした。

日本の街中ではなかなか見ない、チェスターコートを肩から掛けたジェントルマンが闊歩する会場。

今回は、ヘルノのラミナーが独立したブースになっており、これが本当に格好良かったのも印象に残りました。
ブース内には、アンティークの木が使われており(写真の木材)
このイメージをそのまま日本に持ち帰ると言っておりましたので、次の秋冬には、どこかのお店で使われているかもしれません。

世界感の演出に本気のヘルノは、日本でももっともっと評価されると思うのです。
是非、楽しみにしていて欲しいです!

自分達が紹介しているブランドもたくさんpittiには出展しておりました!

少しづつですが、日曜日のメールマガジンでもご紹介させて頂ければとも思っていますので、そちらも、ご期待下さいね。

最後に、ピッティに来場している方を見てびっくりした事が1つあります。
それは、ストーンアイランドを着ているバイヤーさんがたくさんいたこと。
日本でも同じだとは思うのですが、ミラノでもそんなにたくさんのお店でストーンアイランドを販売していなかったのにもかかわらずだったので、人気が本当に高いのだと。

今シーズンはストーンアイランドに注目が集まるのではないかと、改めて思ったピッティウオモでした。
(ストーンアイランドは、ピッティに出展していないのですが)

 
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