1.pitti(ピッティ)2018春夏 編
今回も、
イタリア フィレンツェで行われる、
2018春夏の展示会 ピッティ ウオモ(pitti uomo)に出かけてまいりました。
まず全体的に見た次のトレンドを!
今回は、
ブルーのジャケットそしてスーツを
すごく見ました。
ネイビーではなく、
かなり明るめのブルー。
それが、本当にカッコイイのです。
LBM・チルコロ等の展示会場でも、展示されており、ブルーのスタイリングは、
2018春夏シーズンには欠かす事の出来ない、選択になると思います。
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L.B.M.1911
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チルコロ
これは、ピッティに限ったことではないのですが、ジレを来た人がものすごく多い!!
本当に、ジレをすごく見ました。
ジャケットの代わりに、ジレを来ている人もかなりいましたので、この流れは、来年、日本にあるのではとも、思っています。
そして、
もう一つのトレンドは、パンツのラインが一気に新しくなるかもです。
今までは、
ノータックのスリムパンツが主流だったのですが、
2018春夏シーズンは、ワンタックなどタック入りのラインが中心になると思います。
モード系の股上が深いタイプもありましたが、
少しだけ、腰回りがゆったりとした、裾にかけて、テーパードが聞いた
スラッとスタイリッシュなラインを持つ美しいパンツが並んでいました。
どうしても、
タック入りだとルーズなイメージになっちゃうかもしれませんが、
新しいタック入りのモデルは、大人の男性にも選んで貰えると思います。
もう、
クルーナでマリンなデザインのファブリックさえも、
M-65のデザインですごくかわいかったのですが、
これは、各ブランドで少しづつテイストが別れており、
すごく、特徴がでるアイテムかなと思います。
ナイロンで軽快なブルゾンは、
春の必須アイテムになるのではと思っています!
そして、
スポーツは、
今シーズンはサイクルスポーツにあわせたモデルが、
本当に多かったです。
ヘルノのラミナーに関しては、
ラミナーバイクと言う事で、
自転車のライダー用に、色々なギミックをプラスした
ブルゾンを展開しておりましたし、
自転車もオリジナルで創って展示もしておりました!
ラミナーバイクは販売しないそうなのですが、
本当にカッコ良くて、販売したら、ちょっと、考えようかなと
思うような前衛的でスマートなロードバイクでした。
monobiでも、
ロード乗りを意識したフロントのジップを創り、
本当に面白いデザインのブルゾンを紹介していたのです。
思わず、オーダーをしてしまいましたので、
次の春夏、楽しみにしていて下さいね!
(自転車につけるサイクルボトルがオマケでついてくる)
今回、記憶に残ったブランドを!
ジャンネットのデザイナーである、
ヴィンチェンツォ・サンソンネさんとお話しさせて頂き、
サファリジャケットなどのアイテムも展示してあったのですが、
それ以上に心惹かれたアイテムが、ビタミンカラーのポップなシャツ。
夏だけに、
どうしても、パステル調なコレクションを、
創ってしまいがちになるのですが、思い切って、華やかで元気の出るカラーも、
本当に良いなぁと思いました。
ジャケットからシャツまで、
このあき冬からジャンネットのコレクションは一気に充実しますので、
是非愉しみにしていて下さいね。
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ジャンネット
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ヴィンチェンツォ・サンソンネさん
また、
今シーズンもストレッチのジャージ素材のジャケットが、
各ブランドから登場しておりました。
ライシーズンは、
ナイロン素材のストレッチやニットジャケットなども
登場していましたが、やはり注目はジャージ素材。
その中でも、
代表的なブランドと言えば、チルコロ。
一気に、
日本でもジャージ素材のジャケットに市民権をもたらしたと思うのですが、
来夏はかなり進歩しています。
ジャージ素材と言えば、
少し厚手のイメージがあるのですが、
来シーズンは、かなり薄手のモデルをリリースしておりました。
さらには、
ジャージ素材にプリントを施し、
織り柄に見える新素材をリリース。
完成度の高さは、
本当の織りに見えるデザイン。
素材の進歩も本当に楽しんで頂ける、
そんな仕上がりでした。
来春夏は、
各ブランドからジャージ・ニット・ナイロンと
カジュアル素材のジャケットが今年以上に登場すると思います。
クールビズ全盛ですが、
少し、エレガントなアイテムが見直されている、
そんな空気を感じるピッティウオモでした。
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チルコロ
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チルコロ
その他の写真です。