法人定番ギフト

法人ギフトを贈る前に知っておきたい縁起物のお話

伝統本舗では数多くの縁起物をご用意しております。
なんとなく縁起が良いと思っているだけではいざ贈る時にうまく伝えられないものです。
会社を代表して贈り物するのですから、日本の良い文化をお伝えできればよりよいパートナーシップを築けます。
簡単に纏めてみましたので贈り物する際にお話してあげてください。

「招き猫」

一般的に右手でお金を招き、左手で人(＝お客様)を招くと言われています。
中国では左手で小判を持ったものが一般的。国によって手の招き方のジェスチャーが違うので手の形が異なる点もおもしろいです。もともと三毛猫が主流でしたが、現代では黒猫(＝魔除け)、赤色(＝病除け)というように多様化してきています。

「獅子」

魔除けになると言われ中国の伝統的な宮殿などの正面には対を成して置かれています。
現代の日本でも神社の入り口にいる狛犬と対になり口を開けている方は獅子だと言われています。
沖縄の「守り神」シーサーも獅子を沖縄の方言で発音した言葉です。
また、現代でも正月などに見られる獅子舞でも獅子頭に頭を噛まれるとその歳は無病息災で過ごせると言われており、 獅子が魔除けの象徴であることが根付いています。

「鶴」

鶴は夫婦仲が大変良く一生を連れ添うことから「夫婦鶴＝めおとづる」といわれて「仲良きことの象徴」の鳥とされてきました。
また、鳴き声が共鳴して遠方まで届くことから「天に届く＝天上界に通ずる鳥」といわれるなど、民衆の間に「めでたい鳥」として尊ばれてきました。

「小槌」

七福神の一人大黒様が手に持っており、振れば様々なものが出てくるとされています。
「一寸法師」にも登場し、昔から隠れ蓑、隠れ笠と並ぶ伝説上の宝物とされています。

「富士山」

古来より「一富士二鷹三茄子」は初夢に見ると縁起の良いものとされています。
富士山は日本で一番高い山で、世界遺産にも登録されましたので外国の方でも知らない方は少ないでしょう。
また富士にも時期や見える場所などによっていろいろな名前が付いています。
主に晩夏から初秋にかけて見られる「赤富士」は朝日に染まって起こる現象で特に縁起が良いとされています。