■「おりん」って何？

手を合わせる前にチーンと鳴らし、非常に澄み渡った美しい音を出す、仏教にもとづいた道具です。

お坊さんがお経を読む時に、「これから読み始めます」などの合図をお空に送るために鳴らすものとされています。

「リン」という鳥が、お釈迦様が亡くなられたときに悲しんで鳴いたことが由来になり、その鳥の鳴き声に似た音色を出す楽器として作られたのが「おりん」です。

おりんの音色は「極楽浄土」、つまりペットちゃんが居るお空まで届くと言われています。

■おりんは、ペット供養に必要なの？

ディアペットは、おりんは想いを伝えるために
とても大切なものだと考えています。

　おりんの美しい音色は、わたしたちの想いを乗せてお空のペットちゃんまで届ける手助けをしてくれます。

　たとえば、「飼い主が『ごはん』と言うとすぐさま反応する…」というペットちゃんもいらっしゃいますよね。おりんを鳴らすのは、『ごはん』と口にすることと同じで、その音色を聞くことで、お空のペットちゃんも反応します。お祈りすることは、そのイメージです。

　それに、ペットちゃんのためだけではなく、私たち自身も澄んだ音色を聴くことで穏やかな気持ちになるような気がしますよね。

　見た目にもかわいいおりんが沢山ありますので、置くだけでもその場が和むはずです。

■どこに置いて、いつ鳴らすの？

　「おりんを置きたいけど、うちはお仏壇が無いし…」と思っている方もご安心ください。おりんを置く場所に、決まりはありません。

ぜひお家の中の好きな場所に置いて、沢山鳴らしてお祈りしてください。

　玄関に置いて毎日「ただいま」「いってきます」と鳴らしたり、寝室に置いて「おはよう」「おやすみ」とあいさつするように鳴らしてもいいですね。家族が集まるリビング、ペットちゃんのお気に入りだった場所などに置くのもおすすめです。

　お仏壇などの祈りの場をお作りになっている方はそちらへ置き、手を合わせる時、お手入れをする時など、思い思いの時に鳴らしてあげてください。

■どれを選べばいいの？

ペット供養では、音色やデザインが
ペットちゃんのイメージに合うものを
お選びになるのをおすすめします。

　棒が転がっていかない、振って鳴らすベル状のものや、カラーバリエーションが豊富なもの、ミニ花瓶とおりんが一体になっているものなど、いろいろなタイプをご用意しています。

　毎日使うものになると思いますので、たくさん見比べて、ご不明な点がありましたら、ぜひディアペットのスタッフへお問い合わせくださいませ。ぜひペットちゃんやご供養の場所に似合うおりんを見つけて、毎日、想いを音に乗せて伝えてくださいね。

■鳴らすときの作法は？

人間のご供養の場合は、正式な鳴らし方や宗派によるいろいろな違いがありますが、
ペット供養の場合は決まった作法はありません。いつ、何回鳴らしても大丈夫です。

ペットちゃんを思い浮かべながら、お空に思いが届くように、気持ちを込めて鳴らしてください。