近年は消費者ニーズの多様化と生活空間の変化により、仏壇の種類・デザイン・サイズともに年々豊富になっています。
漆を塗り金箔で絢爛豪華に仕上げた金仏壇(塗仏壇)、黒檀や紫檀に代表される銘木を使い落ち着いた趣のある唐木仏壇、和室以外の空間にも違和感なく溶け込むデザインの家具調仏壇、タンスや家具の上に乗せておまつりすることを想定した上置用小型仏壇、神道の方がおまつりする神徒壇と多種多彩です。
宗派によりある程度決められた仏壇の形式やお寺様による指定の飾り物がある場合がある為、事前にお調べすることをお勧めします。
仏教徒が仏壇をお祀りするのに対し、神道の神徒様は信徒用のお壇をお祀りします。
一般的な神棚と同様、白木でできているものが多いようです。
神徒壇は内部に御霊舎を設置しますが、マンション等にお住まいで神徒壇を置く十分なスペースがない場合は御霊舎単体でのお祀りも可能です。
仏壇は基本的に一定のサイズ規格で作られます。一般に「〇号」(例:20号・43-20号等)という単位で表示します。これは仏壇の扉を閉めたときに横幅の一番狭い場所のサイズを測ったものを指しています。
上置用の仏壇(家具の上に設置するタイプ)は総高さを基準としたサイズ表記となっておりますのでご注意ください。
仏壇を仏間に設置する予定で、地袋(50cmくらいの物入れ)がついている仏間の場合は地袋付仏間専用の規格の仏壇もあります。
また、畳や床などに直に置く場合は15号~20号くらいまでが一般的です。
サイズ | 寸法 |
---|---|
22号 | 66cm |
20号 | 60cm |
18号 | 54cm |
15号 | 45cm |