ワインハウス DAIKEN:ワイン知ってQ

JSA認定シニアワインアドバイザーのワインハウスDAIKEN店主である大貫健作がワインについての様々な豆知識をご紹介していきます。

お客様からよくお問い合わせいただく質問をご紹介します。
ワインの状態
1、ワインの酒石、ワインのダイヤモンドといわれ、欧米の人たちは良いヴィンテージの時に現れる現象のため喜んで楽しみます。
ワインの中には多くの有機酸が含まれています、その中の酒石酸とミネラル分(カリウム)が結びつきやすい性質があり、結合して出来た結晶です。白ワインならガラスのような結晶、硫黄の固まりのようなものもあります。赤ワインの場合、石の粒や、コルクの液面についていることもあります。酒石は、品質や人体に害は全くありませんが、それ自体美味しさはありません、お召し上がりの際は、酒石を瓶底へ沈殿させ、グラスには入らないように注ぎ、安心してお楽しみ下さい。

2、 ワインの澱(おり)について
飲み込んでも大丈夫です。特においしいものではありません。もやもやしたものはや、壜のふちに沈殿しているもの、澱は、特に赤ワインや、年代物のワインに良く見られます。色素のアントシアニンやタンニン、ポリフェノール、酒石酸等の成分が凝固したものです。お召し上がりの際は、沈殿させ、グラスには入らないように注意して、お飲みください。ワインのビンの底の中心が盛り上がっているのは澱が沈むように工夫してあります。澱があるワインは最低でも2−3日壜を立てておいてください、そしてすべての動作を静かに、ゆっくりと栓を抜いていただき、澱が舞い上がらないように注いでお楽しみください。

3、 コルクのカビ
キャップシールを取るとコルクの頭にカビがついている場合があります。これはそのワインの保存状態が悪いためではなく、ワインの品質に影響を及ぼすものではありません。何故なら、ワインにとっての良好な保管条件(温度:15℃ 湿度:75%)はカビが発生しやすい状態であるからです。(温度:15℃〜20℃)しかし、コルクを通して染み出たワインが原因で出来たカビでも、カビは無菌状態では生育できないので、たとえコルクの頭にカビがついていても、コルクがきちんとされている限り、そのカビが瓶の中へ入り込むことはありません。従って抜栓前にカビをしっかりと拭き取っていただきましたら、何ら問題はありません。

4、液漏れについて
ワインが急激な温度変化にさらされると、瓶内のワインが急激に膨張し、コルクが押し上げられ、液漏れしてしまうことがあります。液漏れを防ぐため、気温の高い時期、クール便のご利用をお勧め致しております。また、非常に気温の低い時期、特に寒冷地にお住まいのお客様に関しましても、凍結防止と急激な温度変化を防ぐため、クール便をお勧め致します。
液漏れしたワインは1ヶ月くらいの間でお飲みいただければ、ほとんど味の変化は見られません。
楽しんでいただけます。相当の数の試飲した結論です。ただしこれからさらに熟成させることはお勧めできません。お早く召し上がりください。
尚当店ではクール便のご指定無く、輸送中や受け渡し後に起こったワインの液漏れ、劣化等による返品・交換等は、お受け致しかねますのでご了承お願い致します。
ア行〜ワ行まで、ワインについての様々な豆知識を50音順でご紹介しています。
ア行
アウスレレーゼ
ドイツワインの上級ワイン(QMP)クラスの称号、完熟したぶどうを房で選別。潜在ぶどう糖度がリースリング種の場合、比重(果汁の重さ)エクスレ83〜98発酵後に糖分を残した、甘口高級デザートワインが出来ます。
ワインの甘さの基準ではありませんが。作り手により高いアルコールのワインを作る場合もあります。一般的に甘さが充分な爽やかな酸味、充分なコクを持った上級ワイン。

当店おすすめ!
ベルンカステラー ドクター リースリング アウスレーゼ[2004]白
アッサンブラージュ
混ぜ合わせること、混醸造すること、特にシャンパンを製造するとき、味を均一するために複数年のワインを混ぜ合わせ味の調える作業、シャンパンハウスではこの作業が機密であり、門外不出、秘伝の継承といわれています。
いくつかの異なったワインを混ぜ合わせる作業。通常、瓶詰め前に行います。
アブレシエ
ワインの美味しさを見出して鑑賞すること。
デキュスタシヨン鑑定することとは(欠点を見出し鑑定)大きな違いがあります。
ワイン愛好家の方は、アブレシエを心掛けて、いただきたいと想います。最近テスターの如くワインの欠点を見出して、語り、会って、楽しんでいるような、光景を見ることが、あります、      ?デス。
醸造家の方が、思いをこめて、つくり上げたワイン。嗜好品ですから、それぞれの感じ方、想いもあるでしょうが、それぞれの美味しさも、あることです。
ぜひとも、アブレシエを心がけて、ワインを楽しみたいものです。
アペラション
原産地のこと、フランスではAOCアペラション ドリジーヌ コントロレ
原産地統制名称、銘醸地名を護るために、ワインの品質、醸造方法、栽培方法等を法律で厳しく定め、原産地の名前に恥じない、ふさわしいワインを造るための、基準とされ現在に至っています。

ボルドーAOC
シャトー・サン・ジェン赤
アペリティフ
食前酒、食事の前に、食欲を促す、さあこれから食べるぞー。
開始する、飲むお酒、胃に 刺激を与えよーイドン、なるような飲み物、代表はシャンパン、各種のスパークリングワイン、シェリー、さわやかな酸味のある白ワイン、 ロゼのワイン、カンパリ、ヴェルモット。お試しください。

当店おすすめ!
セルジュ・マチュー ブリュット・トラディションブラン・ド・ノワール / シャンパーニュ ダニエル・コラン 白
モエ・シャンドン ロゼ / チャコリ・チェミン・エチェニス[2007]白 辛口 微発泡性ワイン
シャルツホーフ エゴン・ミュラーQbA[2008]白
アロマ(アローム)
ぶどう本来の持つ香り、果実香、ワインの醸造する前の一次香(アロマ)。
二次香のことをブーケ(熟成香)とはっきり区別している。

当店おすすめ!
ガッティ・ピエロ・モスカート[2007]白 甘口微発泡
ゲヴュルツトラミネール トリンバック[2006]白
アルコール
アルコール度数は摂氏15度のとき100mlのワイン(酒)の中に何mlのアルコールが含まれているのかを意味する。%で表示している。
尚国によっては酒100gの中に何gのアルコールが含まれているかを示す重量制をとっている国もあります。すなわち15度のアルコールのワインは85%は水分と言う事になります。ワインのアルコールは葡萄の果汁1Lの中に17gの糖分で(酵母の働きで発酵)約1度のアルコール濃度が得られます
アルザス
フランスとドイツの国境を流れるライン川流域のワイン産地、オーラン バ・ラン両県にまたがっています。何度もの戦争によって、ドイツ領、フランス領になったりしている。現在でもドイツの風習が残り、公式ではフランス語、日常会話ドイツ語を使う人が多い。そのためドイツ的な細長い瓶を使用、フランスの他の地域と異なりぶどう品種、摘み取り時の残糖分などを区別、表示している。
グランクリュ品種、リースリング、ゲヴィルツトラミネール、トケイピノグリ、ミュスカ,などです。

当店おすすめ!
爽やかアルザス・オールスターを飲み比べ! 辛口白ワイン6本セット / フルーティーなアルザスの白ワイン5本セット!
イケム(ディケム)
甘口ワインの王様、フランス ソーテルヌ地区唯一の特1級格付け畑で造られる、貴腐ワイン。世界NO1。一度は飲んでみたいワインです。畑の作付け割合、ソーヴィニヨンブラン25%セミヨン75%徹底した品質管理、貴腐葡萄のみを採取、年によっては2ヶ月に及ぶ、酸化を少なくするため摘み取ったぶどうをものすごいスピードで運び、処理する。
時間をかけた醸造、熟成させます。2005年シャトー訪問させて頂いた時の、率直の感想です。採取してすぐのぶどうも味見させていただきました。すんごく甘いものです。
勿論、複数年のワインも試飲、ベリーGOOD,,言うことなし。葡萄の出来の悪いときはワインを造らない。徹底した品質へこだわりもNO1、恐れ入りました。

当店在庫
シャトー・ディケム[1948]白 / シャトーディケム[1999]白 甘口 貴腐ワイン
ヴァン
フランス語、ワインの意味。
ヴァン ド ターブル
テーブルワイン

当店おすすめ!
キュヴェ・マリー・クリスティーヌ プロヴァンス[2007]ロゼ 辛口
ヴァン ド ナチュレ(甘味果実酒)
熟した糖分の充分あるぶどうを発酵させます。発酵途中充分糖分が残っている状態の時に強いアルコール(マール、グラッパ等)を加えます、酵母はアルコール度数が12〜13度になると活動が停止します。このためアルコール強く甘いワインが出来上がります。
アルコールが高く、甘みが強く、充分の有機酸、タンニンがあるため熟成に適した甘いワインになります。又熟成により旨味、コクが増していきます。50年60年70年と充分に美味しく飲んでいただけます。
フランス リブサルト バニュルスなど

当店おすすめ!
バニュルス シャンプティエ[2005]赤 500ml
ヴァン ド パイュ
収穫したぶどうをワラの上で乾燥させ、糖度をあげた物を圧搾して作る、甘口デザートワイン。
ヴァン ド ペイ
地ワイン、地域の特性を充分満たしているワイン。

当店おすすめ!
ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・ド・カタラン[2007]赤
ヴァン ド リケール(甘味果実酒)
完熟した充分甘い、発酵させないぶどう果汁に強いアルコールを加えます。これを保存熟成させ出来上がったものです。ぶどうの糖度が充分ありますので加糖はしません。
イチゴ酒を家庭で作るようなものです。
ヴァン・ブラン
白ワイン

当店おすすめ!
シャトー・サン・ジェン レゼルヴ ブラン[2005]白
ヴァン・ルージュ
赤ワイン

当店おすすめ!
シャトー・モーカイユ・フェルタン[1999]赤
ヴァン・ロゼ
ロゼワイン

当店おすすめ!
キュヴェ・マリー・クリスティーヌ プロヴァンス[2007]ロゼ 辛口
ヴィンテージ
ぶどうが収穫され、醸造された年、誕生した、年号です。ワインが出来上がった時の年号ではありません、ボルドーの上級ワインですと約2年間の醸造、熟成、も期間が必要です。

当店在庫
オールドヴィンテージワイン
ヴーヴレ
フランス、ロワール河中流地区ワイン産地、シュナンブラン種より作られる白ワイン。やや辛口、やや甘口、のワイン産する。白い花の香り、やさしい酸味滑らかなのど越し、和食によく、野菜の煮物、お煮しめ、おでん等にマリアージュ。
ヴォーヌ ロマネ
ブルゴーニュ コートドニュイ地区あの ロマネ コンティが生まれる村。
そのほかにもグランクリュ ワイン多数産出、憧れの地区。

当店おすすめ!
フランソワ・ラマルシュ ヴォーヌ・ロマネ[2005]赤  /
ラ・グランドリュ ドメーヌ・フランソワ ・ラマルシュ[2005]赤
ヴージョ
フランス ブルゴーニュ コート ド ニュイ地区の産地(村)
この村のクロ ド ヴージョはグランクリュ(特級)ワイン。赤ワインが多いが白も少し生産している。

当店おすすめ!
ヴージョ   レ・クラ プルミエ・クリュ ドメーヌ・ベルトラン・アンプロワーズ[2001]赤
エクスレ度
葡萄果汁の糖度の簡易表示方法、ドイツで採用されている。エクスレ氏が開発したのでこの名がある。摂氏15度のとき、水1Lの重さと果汁の重さを計り、その差を数字で表示したもの、(果汁比重)
エスト エスト エスト
イタリアローマを州都とするラッィオ県モンテフィアスコーネ産の白ワイン。ラテン語。
ある、ある ある、ということにあたります。幾つかの言い伝えがありますが、僧正がローマ法王に謁見の旅の際、従者を先に行かせて、美味しいワインのある宿にエストと標示するようにしてあったが、モンテフィアスコーネの町のワインがあまりの美味さ「3回もエストを書いてしまいました。」といわれています。魚介類にあう辛口、やや辛口タイプの白ワイン。

当店おすすめ!
エスト・エスト・エスト ディ・モンテフィアスコーネ ピエトロ[2008]白 /
エスト・エスト・エスト カンティーナ・ディ・モンテフィアスコーネ白
エティケット
ワインの壜に貼られている、ラベルのこと。ラベルにはさまざまな情報が記載されてます。注意してみていただきたいと、想います。
エノロジー
ワイン醸造学のこと。原料の葡萄栽培、発酵、熟成、瓶詰、出荷、までの全般を研究する学問。
エルミタージュ(クローズエルミタージュ)
フランス ローヌ地方、ローヌ河上流のワイン産地、赤ワインはシラー種、白ワインはルーサンヌ マルサンヌ種の葡萄より作られる。穏やかな酸味のある辛口白ワイン。
若い白は果実香が優雅。赤は濃紅色で木苺の香り持った幅のある、力強いワイン。
若いうちはやや硬さがありますが熟成につれ円く、重厚なワインになります。

当店おすすめ!
クローズ・エルミタージュ レザゴリエ[2006] 赤 オジェ / クローズ・エルミタージュ コント・ド・レイボワ[2003]赤
オードヴィー
生命の水、フランスにおける、蒸留酒の語源、葡萄原料、ブランディ マール。
りんご原料のカルヴァドス、穀物原料のウイスキーなどがあります。
オルディネーレ
日常消費ワイン。アルコール濃度13%以下、炭酸ガスを含まないワイン。

当店おすすめ!
ブルゴーニュ・グラン・オルディネール[2006]赤
カ行
カーヴ
ワインの貯蔵庫、シェ、セリエ、ともいわれる。日光があたらず、温度が変化しない場所、異臭がない場所、地下で風の通りをよくして、清潔に保つことが必要。
若いワインは18度くらい、年を経過したワインは12度くらいの温度、樽での熟成は減るので3日に一回くらい、同じワインを補充する、3年で15%くらいのワインが蒸発することになります。コレを詩的に言うと、天子の分け前、といわれる。
カオール
フランス南西地区のワイン。オーセロワ(マルベック)の葡萄主体、補助品種にタナ、メルロ種で造られる。深紅色、フルーティで味に幅があり、やや収斂味があるのが特徴。

当店おすすめ!
カオール・キュヴェロイヤル ルトゥノール[2003]赤
カベルネソーヴィニヨン
高級ワイン赤の品種、果皮が厚く、しっかりしているため気候的、悪条件にも適合する。
熟成によってすばらしい香気が生まれる。ポリへノールも充分ある。
変種にカベルフラン、カルメネールがある。

当店おすすめ!
クロ・フロリデーヌ 赤
ガメイ
葡萄品種、秋の新酒、ボージョレ、ヌーボー(新酒)の原料葡萄。
ボージョレの土地に適している。早熟で果実はしっかりしている。9月中旬には収穫が終わる。今年は11月19日の解禁日には(11月第3木曜日)フレッシュなヌーボーをお楽しみ

当店おすすめ!
選んでどうぞ!秋のヌーヴォー2009
カラフ
食卓でワインを供するための透明なガラス製のデカンターをカラフという。
都会では250MLのサイズ、意図は健康のため(アルコール依存症にならない量)1回の食事で許されるワインの量とされている。私的格言ですが、健康は命より大切なり
ワインは料理を美味しく食べるためのものでありたいものです。酔いすぎイヤ。
カラフ ワインで 健康を大切にしましょう。
カルヴァドス
りんごを原料にして作られる、蒸留酒です。フランス北西部 ノルマンディ地方で多く生産されています。
貴腐ワイン(貴腐ワイン)
収穫直前に熟したぶどうに灰色カビ病が発生(ボトリシス、シェネレラ)困ったことでしょう。だが、このことによってぶどうの果皮に穴が開き、風と太陽により、干しぶどうのような状態になりました。ためしに食べたところ、まれに見る甘さになっていました。
まさに自然の神秘、恵みにより、このぶどうを醸造しました。まれに甘く、高貴な香り、酸味の優雅さ、極甘口貴腐ワインの誕生なのです。。
収穫も貴腐菌のついたぶどうのみを、時間をかけて摘み取ります、40日にも及ぶこともあります。発酵は時間をかけ、ゆっくり行います。甘美な貴腐ワインが生まれたのです。
独特な貴腐香、豊富なグリセリン、長く熟成させることで、さらにうまみ、コクが増していきます。最高のワイン、王のワインといわれる、由縁です。
最高の極甘口ワインをお楽しみください。
フランス ソーテルヌ バルザック、ルピアック サンクロワデュモン、ボンヌゾー コトーデュレイヨン など。
ドイツ トロッケンベーレンアウスレーゼなど。

当店おすすめ!
シャトー・デュ・コア[2004]白 /
カルム・ド・リューセック[2006]白 375ml /
トロッケン・ベーレン・アウスレーゼ アルスハイマー フリューメッセ シーガレーべ [2005]白 極甘口 375ml
キャンティ
イタリア、トスカーナ州の特産赤ワイン。サンジョベーゼ種カナイオーロネーロ種葡萄で醸造します。果実味にとみ、やさしい酸味、ふくよかなコク、バランス良い味わい。トマトを使った料理などに抜群の相性。古くからあるぶどう園から生産されるワインはキャンティ、クラシコとなのることが出来る。

当店おすすめ!
キャンティ・クラシコ ピエトロ[2005]赤  /
キャンティ ルッフィナ・ヴィッラ・ディ・ヴェトリチェ[2006]赤 /
キャンティ・クラシコ ヴィッラ・カッファジョ[2003]赤
QMP(クバリテーツ ミット プレディカート)
ドイツ新しいワイン法によって称号付き上級ワインのことです。
自然の恵みの条件で作られる。甘味などを加える事などを禁止している。
六階級に区別されている。葡萄の採取するときの糖分によって(栽培地域により異なる)区別される。

1、カビネット
当店おすすめ!
ヴェレナー・ゾンネンウーア J・Jプリュム リースリングカビネット[2004]白

2、アウスレーゼ
完熟した葡萄を房でより分けて採取したもので醸造する。
当店おすすめ!
オッペンハイマー クローテンブルネン アウスレーゼ 白 甘口 カールジットマン

3、スペトレーゼ
葡萄採取を遅らせて充分に糖分のある物を採取したもので醸造する。
当店おすすめ!
ヴェレナー ゾンネンウーア シュペートレーゼ[2003]白 ヨハン・ヨゼフ・プリュム

4、ベーレンアウスレーゼ
さらに摘み取りを遅くして、充分の糖分の果実の粒でより分け採取された葡萄を醸造する。
当店おすすめ!
ベーレンアウスレーゼ ナクトゥゴールド 白 500ml 甘口

5、トロッケンベーレン アウスレーゼ
更に摘み取りを遅くして、貴腐菌のついた乾燥状態の葡萄を粒で採取、醸造する。
(貴腐ワイン)
収穫直前に熟したぶどうに灰色カビ病が発生(ボトリシス、シェネレラ)困ったことでしょう。だが、このことによってぶどうの果皮に穴が開き、風と太陽により、干しぶどうのような状態になりました。ためしに食べたところ、まれに見る甘さになっていました。
まさに自然の神秘、恵みにより、このぶどうを醸造しました。まれに甘く、高貴な香り、酸味の優雅さ、極甘口貴腐ワインの誕生なのです。
ドイツ トロッケンベーレンアウスレーゼなど。
当店おすすめ!
トロッケン・ベーレン・アウスレーゼ アルスハイマー フリューメッセ シーガレーべ [2005]白 極甘口 375ml

6、アイスヴァイン
健康なぶどうが、夜間マイナス7度を越えた日が3日以上続くことが条件で凍っている状態で、採取されます。ぶどうの糖度は非常に高くなります。 速やかに絞られます。ゆっくりと発酵させて造られる、アイスワインは、極甘口のワインとなります。ぶどう本来から由来する、香り、味わいが、反映されます、爽やかな甘さの中に、ワインの自然な酸味とコクが甘美なハーモニーが生まれます。
爽やかな甘味が特徴の極甘口ワインです。
当店おすすめ!
トラインヘッセン ピノ・ノワール アイスヴァイン[2007]ロゼ 375ml /
ウーデンハイマー・ゾンネンベルグ・ジルヴァーナー・アイスワイン [2007]白 /
ボッケンハイマー グラッフェンシュトゥック ショイレーベ アイスワイン [2007]白 甘口
グラーブ(フランス ボルドー)
ボルドー地方でブドウ栽培2000年の歴史があり、ブドウ畑発祥ちとやばれている由緒ある地区、ガロンヌ川の左岸に位置し、川が運んだ、砂利と砂が堆積した土壌になったため、砂利の多い土地という意味からグラーブとなった。白ワインはソーヴィニヨンブラン、セミヨン、ミュスカデルが使われる。香り豊かな 端麗 コクがあるワインになります。
赤はカベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、メルローをつかい果実香に冨、濃厚繊細、高貴なワインになる。

当店おすすめ!
シャトー・フェランドゥ・ブラン[2006]白 /
グラーヴ
クリマ
部分的、地域の気象条件を意味します。ブルゴーニューツ方では地方、土地という意味に使われている。記載されるのはクリマではなくクロ(葡萄畑)と書かれる。
クロは石垣で囲まれた、畑をも意味する。。

当店おすすめ!
マルサネ クロ・デュ・ロワ ドメーヌ・エルヴェ・シャルロバン [2006]赤
グルナッシュ(葡萄品種)
国や地方によって呼び名が変わる。アリカント種スペインではガルナッチャなど。
甘く親しみやすい香りが特徴。天然甘味ワインのバニュルスの原料として有名。

当店おすすめ!
バニュルス シャンプティエ[2005]赤 500ml /
ヴィン・ド・ペイ・コトーデュ・リブロン[2001]赤
QBA(クワリテーツヴァイン べシュテムター アンバウゲヴィーテ)
ドイツの新しいワイン法による上級ワイン。11の栽培指定地域がある。
甘味のあるワインを醸造するときに、発酵後、同じ畑の葡萄果汁を加える事が出来る、フレッシュな果実の甘みのある、ワインが生産されます。
其の量の加減により。やや辛口タイプのワインも生産されています。

当店おすすめ!
ヴィッラ・ローゼン モーゼル リースリング Q.b.A[2007]白 /
ホスピテン ピース・ポート ゴールド・トレプヒェン トリヤーヤコブセン リースリングQbA
ゲヴルツトラミネール(葡萄品種)
フランス アルザス地方、などでその力を発揮、特有の甘い香り、東洋的スパイス、複雑な味わい、の上級白ワインになる。ドイツでは薬草、薬味などと表現の意味。
すき焼き料理のとき、卵をつけて食べる方に、GOODマリアージュ。お試しあれ。

当店おすすめ!
ゲヴュルツトラミネール トリンバック[2006]白
コート
丘、斜面 海岸、という意味もある。高級なワインを生み出す葡萄畑はほとんどが丘の斜面に在ります。水捌けが良い、風通し、日照、カビなど害が少ない。霜などの被害も少なく、葡萄にとっては大変健康的な場所といわれる。
是非一度ごらんください。コート ド ニュィ  コート ド ボーヌなど。

当店おすすめ!
コート・ド・ニュイ
コルク栓(ブーション)
コルク樫の外皮と木質の間にある、コルク組織、樹齢20年位より採取できる。
1回目の採取から2回目まで7〜10年の期間要する。4回ぐらい採取できる。
2回目以降が良質のものが出来る。組織は無数の空気の穴が蜂の巣ようになっているため熱を通すことなく、弾力性があり、空気や水を通さない、この特性を使い。ワインの栓に好都合なのです。しかしなら自然木のため良いコルクを得るために30年必要です。
又コルクの汚染のため、ワインが変質することも多いのです。
ブショネといわれる、変味することもあり、問題も多くあります。最近ではコルクに変わる合成樹脂、硬質ゴム、ガラス栓、スクリュウキャップ、等が使われるようになってきました。
研究、実験がされています。新進の醸造家の中には、率先し、特に白ワインにスクリューキャップを使用が増えてきています、有名醸造家のお話の中で、一生懸命美味しいワインを造ったのに、コルクによって、変味、ブショネ になる、そんなことは許せない。この言葉が印象に残ります。ワインショップとしては作り手の心こめて作ったワインを美味しいまま。愛飲家の方に、お届けできるようにしたいものです。私的にスクリューキャップに賛同します。
サ行
酒石(ワイン瓶の中の結晶体について)
ワインは安心してお飲み頂けます!
しかしザラッとした舌触りを感じますので瓶底へ沈めてグラスには入れないで下さい。
ワインの味わいを構成する大事な要素のひとつに酸味がありますが、これはワインの中に含まれている多くの有機酸から成り立っています。その主要な酸のひとつである「酒石酸」は酒石酸カリウム(酒石酸水素カリウム)という結晶の物質になって瓶底に沈殿してきます。これを「酒石」と言います。酒石はきらきら輝きのあるきれいな結晶体なので(但し、赤ワインでは赤系色素が酒石に付着する為、木の枝や時には赤サビのように見える場合もあります)「ワインのダイヤモンド」とも呼ばれ、酒石が沈殿しているワインは元々酸を多く含むおいしいワインとも言え、ヨーロッパではむしろ喜ばれる存在です。もちろん、健康を害するようなものではありませんのでご安心下さい。瓶底へ沈めてグラスには入れないようにして飲用しますと美味しく頂けます。
酸(アシード)
ワインには葡萄本来の有機酸が豊富に含まれています。酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、などがあります。発酵、熟成に生まれる酸には乳酸、琥珀酸、酢酸、特に貴腐ワインにはグルコン酸が含まれています。ワインの持つ最大の特徴です。ドイツのリースリング、ロワール河、下流産地のミュスカデ等がリンゴ酸の特徴のワインです。リンゴ酸は冷やしておいしい酸 (冷旨酸)とも言われます。乳酸は赤ワインの大多数が多く含んでいます。
この酸は15度―18度くらいの温度のときがおいしいのです。このため(温旨酸)とも呼ばれています。赤ワインの適温ということです
シャトー
お城の意味、ワインでは自家農園、自家栽培、自家醸造、自家元詰、自家出荷されたワインのことです、ちなみにドメ−ヌも同じ意味の言葉です。
シュルリー
澱の上という意味。フランス、ロワール川河口の産地ミュスカデのワインに多くある。
健全な葡萄で造られた(発酵後)澱引きをせず、澱と一緒にさせておくことにより、酵母が分解作業でとりこんだ旨味がワインの中に戻っていくとされている。この原理を利用して、ワインにコクや旨味を取り込んでいる。シャンパンでの製法の大きな特徴です。約2年で70%6年で100%還元される。澱の自己消化とも言われる。
味にコクが生まれ、特に還元臭のオートリゼ香は魚臭を消してくれる、優れものです。
キャビア、イクラ、からすみなどに抜群の相性です。魚卵の料理を赤ワインで試していただければ、そのことが証明されることでしょう。試して合点ですよ?
ミレジメ3〜5年プレステージ5〜7年寝かされる。そのためです。
スプマンテ
イタリアワインの発泡酒の総称、たとえば アスティスプマンテ、イタリア ピエモンテ州、アスティ(地域)で作られた発泡酒になります。このワインの特徴はシャルマ方式(大きなタンクの中で発酵、熟成、澱引き)造られたワイン。この方法は葡萄の持っているアロマを充分に生かせる。マスカットを原料とするこのワインは優しい甘い、白い花の香りがすばらしいワインとなります。
セパージュ
ワイン用葡萄品種。世界で約500種以上とされている。
白ワイン原料、シャルドネ ソーヴィヨンブラン、セミヨン、ミュスカデ、など、赤ワインカベルネソーヴィ二ヨン、メルロ、マルベック、シラーなどです。
大体100種のセパージュを覚えていただければ、ワイン通といわしめます?
後日、個別のセパージュについて表示させていただきます。
ソムリエ(セラーマン)
レストランでワインその他の酒類をお客様の求めに応じてサービスする専門家、現代では酒類事業の経営の一翼を担っている。日本では1985年日本ソムリエ協会主催によるソムリエ認定試験が行われました。受験資格は18歳以上の男女JSA正会員として3年、または5年以上飲食サービス業に5年以上在籍が必要です。経験通じてお客様の対応ワインを楽しく味わっていただくように、ワインの豊富な知識が重要であり。認定は入門したと、認識して認定者の更なる、研鑽が必用です。その後ワイン輸入、販売に従事またはワインスクール講師などを対象にしたワインアドバイザー資格の認定試験も行われ、現在ではワイン愛飲家、ワイン知識習得、対象のワインエキスパートの認定試験も行われている。1次試験はすべての対象者に同じ問題が出されます。2次試験は各々違った試験が行われます
タ行
タンニン(タナン)
赤ワインに多く含まれる。葡萄の場合、重量%で果梗1〜3%、果皮0,5%〜2%種子に4〜8%果肉には少ない、そのため白ワインはこの部分を除いて絞って作るのでタンニンがより少ない。一方赤ワインは葡萄を丸ごとつぶして発酵させます。更に攪拌して2週間3週間の間浸漬、醸します。これによりタンニンに充分の赤ワインが出来ます。
渋みは熟成、貯蔵により和らぎます。上級ワインは寝かすことにより、熟成の恵みが更にまして行きます。
調和(ハーモニー)
バランスの良い、バランスのとれた、良質ワインの表現に使われる。
特に混醸ワインのとき真価が発揮される。ボルドーワインはカベルネソーヴィニヨン、メルロ、マルべック、 カベルネフラン、プチヴェルドの5種類の葡萄をブレンドして造られるため、シャトーでは年ごとに違う、作柄をみて、ブレンド比率を変えている。
調和の取れたワインを造るために、研究、研鑽して作られます。ワインの批評ではタンニン、酸味、果実味、アルコール、旨みが、バランスよくまとまっている状態、タンニンだけが、強かったり、酸味だけが多くあるなど。では良いワインといえません。
調和の取れているワインが良いのです。当たり年のワインはタンニンが豊富、酸味がさえている、果実味が充分、アルコール充分、旨みも充分、この数値が大きいことをビッグヴィンテージと称している、ボルドーでは2005年が過去70年以来の最高のヴィンテージといわれる。各地の葡萄産地により、評価は異なります。
デキュスタション(テイスティング)
ワイン その他の酒類を鑑定する。ワインの品質上の欠点を洗い出す、冷酷無常に品質上の優劣を決め付ける作業。ワインの美味しさを鑑賞する(アプレシエ)とはまったく違うものであります。そのため食べ物は何も食べないことがベストです。
テイスティングするワインの温度は赤の場合、15度が適温、18度ではコクを感じすぎる、15度以下ですと、渋み、などが浮き上がってきやすい。白ワインは18度が欠点を見出し安く、理想です。条件としてワインは液体のみをテストする。ラベルなどは見せない。私語は厳禁、良、悪い、旨い、など他の人に影響を与える。体調に作用されやすいため健康に充分注意しておく。ワインは嗜好品であるため、好き嫌い、が作用されやすいので同時に最低9人以上の総合評価をまとめるべきものです。

私事ですが年間1000種くらいのワインをテイスティングしていますと、来店のお客様に伝えますと、いいですね。羨ましい、やってみたいと、いう方もいらっしゃいます。1種類3分を要しますと。50種だけでも150分キツイモノデス。仕事と想わないと、出来ません。

ワインは嗜好品です。それぞれ おのおの好みが違う、事が真実です。ややもすると自分の思い込みを、他の人に、いい過ぎないように注意したいものです。
アプレシエをして、おおいに、ワインを、お楽しみください。
ドサージュ(リキュール、デクスぺディション)
シャンパーニュの製法時、壜内二次発酵を終えたワインは完全に糖分がありません。コレに糖分を加えて味を調節する、この加えた糖分によって、甘辛度が決まります。

原酒1Lに対して
エキストラブリュット    0〜6g
ブリュット         6〜12g
エキストラドライ      12〜20g
セック           17〜35g
ドウミセック        33〜50g
ドウ            50g以上

因みにシャンパン生産量の95%はブリュットと言われています。
イタリアのスプマンテ、スペインのカヴァ、ドイツのゼクト、なども大体これに近い数値です。ご購入時に参考にしてください。
ナ行
ナテュレル(ナテュラル)自然派
天然の、自然のまま、という形容詞、ヴァン ド ナテュレルのようなワイン。

(ヴァン・ナチュール)は自然に造られたワインという意味、ビオロジックよりさらに深く厳しくありのままを強調しています。可能な限り自然に育てられたブドウに添加物を加えずに、天然酵母による自然なワインに仕上げたもの。

(ビオワイン)(ビオロジック・ワイン)(オーガニックワイン)」とは有機農法の葡萄で造ったワインのことを指している。コレも「ヴァン・ナチュール」の一部として理解ください。

(バイオダイナミック)農薬や化学肥料を一切つかわず、土地本来の土壌の活力を再生、太陽や月の天体の動きが環境に与える影響を考慮しながら、自然の法則に従ってワイン造りを進める有機農法。有機肥料を使うだけでなく、自然に働きかけ、土地が本来土壌が備えている力を引き出すことにより、より自然に全てのワイン作り行うことを理想としている。
「バイオ」は生命、「ダイナミクス」は力学。より自然にワイン造り、行っている。
乳酸(マロ・ラティック発酵によって造られる)
赤ワイン原料葡萄には存在しないが、醸造、熟成中にある種の乳酸菌が原料葡萄に含まれる、リンゴ酸が乳酸と炭酸ガスに分解する。この発酵が起きることにより、酸味が減少、味も丸くなります。フランスの高級赤ワインはほとんど、マロ・ラクティック発酵を利用して造られている。乳酸はややぬるい温度が旨味が出る、酸といわれます。(温旨酸)
そのため赤ワインの飲用適温が16度〜18度といわれるわけです
ヌーボー(新酒、)プリムール
ボージョレーヌーボーで有名、11月の第3木曜日解禁、ボージョレーはガメイ種の葡萄に土壌、気候、が最適のため、多く栽培されています。収穫は手摘で行われます。
房ごと、大きなタンクに入れます。タンクにいっぱいにすると、葡萄の重量でタンクの底の葡萄が押しつぶされると葡萄果皮に存在する、酵母が発酵を自然に起こさせます。

(マセラシオン・ナチュレ)方式
アルコールと炭酸ガスが発生して、タンク内に炭酸ガスが充満します。この状態を保ち圧搾して、液体のみを発酵させて作ります。このため果実味のある。タンニンの柔らかなフレッシュなワインが出来るのです。

又、発酵を安全、確実にするために人為的にタンク内に炭酸ガスを充満させる方法もあります。マセラシオン・カルボニック方式を採用しているところもある。
イタリアではノヴェロ、オーストリアではホイリゲ、ドイツではデァノイエと言われます。
ネゴシアン(酒商)
フランスの商法では(商業行為を生業としている人格のある個人)と古典的に定義されている。現在のネゴシアンは自社ぶどう園を持ち、自社栽培、醸造販売しているところも多く存在する。ぶどうだけを栽培者から買い付けたり、栽培方法も、指導管理、品質の管理し、それらを醸造、販売。特にブルゴーニュでは栽培農家が小さく、細分、された土地が多くあるので、個人ではワインの生産が出来ない、現状が多く見られます。
このため多く存在する。持ちつ持たれる、その地域に生き、続いた方法なのでしょう。
ノワール(黒い葡萄、)
シャンパンでブラン ド ノワールと記されているものがあります。コレは黒い葡萄から白いワインを造ったという意味です。黒系葡萄、ピノノワール、ピノムニエ(表皮が黒くても果肉、果汁は白いのです、巨峰のぶどうを剥くと、お解りいただける)をゆっくり圧搾しますシャンパンは4000kgの葡萄から、2550Lの果汁から生産されます
因みにブランドブランはシャルドネ(白い葡萄から白いワインが造られたものです)
ハ行
パニエ
ワインの壜を横に寝かせておく為の籐製の籠。赤ワインを長く貯蔵されたものは澱が沈殿してることがあります。澱を舞いあがらないように、パニエに移し、静かに運びテーブルに置くための籠。抜栓も寝かせた状態でします。
家庭で熟成ワインを開けるときは壜を立てて2日、3日、おいてください。この方法をお勧めします。
ピエモンテ
「ピエ、足、裾」「モンテ、山」、山の足、裾といわれる。イタリアの州、州都はトリノ市。イタリア最高のワイン産地です。
赤ワイン ネッビオーロ種より、バローロ(ワインの王)、バルバレスコ、ガッテナーラ、バルベーラ種はアルバ地方で多く産出、(バルベーラ、ダルバ)(ゲンメ)アスティ地区ではマスカット種の葡萄から。スプマンテ(発泡酒)を多く産出しています。
辛口白ワインではガヴィ、デイ、カヴィが有名です。最近ではブラケット種より発泡酒も作られて、フアンが少なくありません。
瓶底にたまっている澱について
ワインは瓶詰めされた後も熟成し続けるという性質をもっています。熟成する過程で、ワインの液中の「色素(赤ワインでは赤い色の元で、アントシアニンと言います)」や渋み成分である「タンニン」、そして「酒石酸」などが徐々に不溶性のオリとなって沈殿してきます。これはワインにとってはあたりまえの現象で、熟成により、まろやかになっていく過程で必然的なことです。このようにオリは自然なことで、これらは何ら健康を害するものではありません。しかし口に入ると苦みを感じたり、舌にザラついたりしますので、瓶底に沈めて、グラスに入れないようにして下さい。因みに、ワインの瓶底の中心が盛り上がっているのは、ワインをグラスに注ぐとき、瓶底に沈めたオリが舞い上がらないようにしてください。
ブティユ(ワインの壜1本750ml)(ボトル)
サイズ シャンパーニュ地方 ボルドー地方
1/4−188ml キャール
1/2−375ml ドミ・ブティュ フィエット
1本−750ml ブテイュ ボトル
2本分−1500ml マグナム マグナム
4本分−3000ml ジェロボアム ダブルマグナム
6本分−4500ml レオボアム ジェロボアム
8本分−6000ml マチュザレム アンペリアル
12本分−9000ml サルマナザール
16本分−12000ml バルタザール
20本分−15000ml ナビュコドノゾール

以上のように呼び名が付いています。
ペティヤン
フランスの呼び方で弱発泡性ワインのこと。ガス圧が2気圧くらいのものでやや甘口タイプのものが多いようです。シャンパーニュは5気圧以上です。
ドイツではぺルルヴァインと呼ばれています。
ポートワイン
ポルトガル産の酒精強化ワイン。ワインは発酵の途中に出来上がりのワインの量の1/6位の量のブランディを加え糖分を残して原酒を造る。樽につめて熟成させる。
ポートは色によって、白の葡萄より作ったものホワイトポート、ルビーポートは赤の葡萄より作ったものを5年くらい熟成させた普及品、トニーポート さらに熟成させてもの。作柄の良い年に造ったものをヴィンテージポートといわれます。最高級品。それぞれのタイプに甘口、中辛、辛口の3タイプがあり、アルコールは20%前後あります。ワインの中でも貯蔵が長く100年以上の物もあります
マ行
マール
ワインを造るときに残る、葡萄の搾りかすを、発酵させ、蒸留して造ったアルコール。コレを樽などに、いれ熟成したアルコール飲料、アルコール濃度40%以上のものが多い。
イタリアではグラッパという。
ミザン・ブテイュ (mis en bouteille)
フランス ワインのラベルに良く見られます。壜詰元あらわす文字、フランス語。
ミザン・ブテイュ(mis en bouteille)シャトー マルゴーとある。
シャトー マルゴー 元詰されたワインとなります。
ムスー
泡という意味(フランス語)
発泡性ワインをヴァン ムスーという。フランスの発泡性ワインの総称。
シャンパン、ペティヤン クレマン、など、全てが含まれます。
メドック
フランス ボルドー地区 のワイン産地、ガロンヌ川の上流からジロンド川の下流までの長い距離があります。(80km)上流、高台地区の産地をオーメドック、下流、低い土地の所。バ メドック、という。しかしながらフランスの人も下流、低い、という形容詞を好まないようです。そのためメドックというようになりました。
モノポール
ワインの畑を単独で所有しているところ。産出ワインのことを言います。
特にブルゴーニュでは土地が細分化されています。ので、このようは表現になります。
代表的なロマネコンティ、の畑、(DRC所有)ラ グランドリュ(フランソワ・ラマルシュ)等があります。
ヤ行
八目うなぎ
フランス、ボルドー地方の名物料理、ァ ラ ボルドレーゼ。
ボルドーワイン研修時に一回経験しました。ボルドー赤ワインを使って煮込んだ料理やはりマリアージュはボルドーの赤ワインです。私見ですがカベルネフランの香り、味わいにマッチするように想います。日本ではなかなかお目に掛かれませんので、うなぎの蒲焼を(市販)赤ワインで煮込んでお試しください。
ユニブラン
白葡萄品種フランスでの呼び名、コニャック、アルマニャックのブランディの産地ではサンテミリオンと呼ばれています。イタリアではトレビアーノ。イタリアでの白ワイン最大生産量を誇っています。
羊羹(ようかん)
羊羹もらったの、食後のスイーツにしたいの、ワインに合わせるのに、何がいい?
小豆の風味、甘味、柔らかな、感触、 美味しいですね、甘い物には、」甘いワイン、バニュルスがいいですね。何故かグルナッシュ(赤葡萄)で造る、ヴァンド ナチュレ。コレが、合うのです。小豆特有の風味、なんともよき友になります。
お試しあれ。
ラ行
ライン
スイスのトーマ湖に源を発し、リヒテンシュタイン、オーストリア、アルザス地方、ドイツ、オランダの大西洋に注ぐ大河。全長1320kmドイツ人が父なる川、と呼びドイツワインの産地の大部分を占めているといっても過言ではありません。
バーデン、ヴォルムス、ラインファルツ、ナーエ ラインガウ、リューデスハイム、ヨハニスベルグ、ホッホハイム、ミッテルライン、等の名醸地を巡っている。
リースリング
最高級白ワイン葡萄品種、ドイツラインガウ、モーゼル上流産地、フランスではアルザス地方の高級葡萄、きめの細かい、澄んだ、透き通るような、独特なアロマ。すっきりした爽やかな酸が特徴的。そしてコクのある、甘口、やや甘口、辛口のワインに仕上がります。
この品種は成熟が遅く、」充分の太陽、が必要です。充分に成熟しないと、良い果汁が得られない。そのため、急斜面、日当たりの良い丘、川面の反射が畑に届く畑。など限定される。出来上がったワインは、すばらしく、特に和食にGOODのマリアージュ

当店おすすめ!
シャルツホーフ エゴン・ミュラー QbA / リースリング トリンバック[2007]白
ルージュ
赤色、(フランス)ワイン。英語レッドワイン、ドイツではローとヴァイン、イタリアではロッソ、スペインではティント、などと呼ばれています。果皮の赤、黒い葡萄の果梗を除き、果粒を潰して、発酵槽に入れて発酵させて、絞ったもの。この間に皮からは色素が種からはタンニンが溶出する。このマセレーション(醸し)の期間が長いほど、色の濃い、タンニンの強い、赤ワインが生まれる。ボルドー赤ワインでは2週間3週間、シャトーの目的とする状態になったら、果皮、種子、を除き、さらに発酵、熟成、その間に、リンゴ酸を乳酸に変える、マロ、ラテック発酵も行い。酸味が穏やかになっていきます。赤ワインの色は酸化が進むと、褐色に変化していく、年代を経ると色素が沈殿、褐色していく。また味の変化も楽しめます。特に肉料理の臭みを消してくれる。口臭も消してくれる。フランスではベーゼ(キス)する前に赤ワインで口をすすぐと良いといわれます。お試しあれーーーーーーーーーー。
レッグ(あし)
テースティングの時、ワインの粘性、を表現するときの言葉、ジャンブ(JAMBES)(脚)またはラルム(LARMES)涙とも言う。ワインをグラスのなかで傾けてグラス内側に出来る、滴りの状態を言います。滴りがゆっくりと落ちてくるさまですと。そのワインの粘性が高いということです。又内容が濃い状態を示すものです。
脚が長い、涙がこぼれる、のような表現されます。
レートハーベスト
ぶどうの収穫を遅らせてぶどうの糖度を上げ、醸造します。酵母はアルコールを作り出し糖度が12〜13度になりますと活動が止まります。そのときワインに糖分が残った甘いワインが出来上がります。
ドイツのべーレンアウスレーゼ、アウスレーゼ、スペートレーゼ、オーストラリア、カナダ、オーストリア、 フランス アルザス地方等で造られています。
ロティ
フランス料理のフルコース、メニュー構成。

1.HorsdOeuvre オードブル
2.Potage スープ
3.Poisson 魚料理
4.Entree アントレ
5.Granite グラニテ 
6.Rotei(ロティ) ロースト料理
7.Legume 野菜料理
8.Fromage チーズ
9.Entremets 甘味料理
10.Fruits フルーツ
11.Petits Fours プティフール
12.Cafe コーヒー

メーンデッシュのお肉料理事です。
ワ行
ワイン(葡萄酒)
ワインは葡萄の醸造酒、ヴィーノ(イタリア、スペイン)ヴァイン(ドイツ)ヴァン(フランス)ヴィーニョ(ポルトガル)ヴィーノ(ロシア)英語で(ワイン)等と呼ばれている。葡萄は約80%がワイン用に生食10%その他乾燥など10%。
生産量はフランス、イタリア、ほぼ同量、世界の生産量の約40%を占める、スペイン、ポルトガル、ドイツ、オーストリア、ロシア、ルーマニア。ブルガリア、などEU諸国を合わせると80%に近い生産量、になる。最近では、アメリカ カナダ、チリ、アルゼンチン、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、など増えてきている
ワインはお酒の中で。唯一、葡萄のみで造る、酒です。葡萄の果汁のみです。水などを加えないです。ワインは体内に吸収されると、果物や野菜と同じように。アルカリ性になる唯一のお酒です。
適量のアルコールは食欲増進、消化促進の効果もあります。その他多く含まれる、有機酸のポリフェノールの中に多くある、プロアントシァニジン血管を保護する効果を持つといわれる。活性酸素消去能、効酸化能が高いポリフェノールは果皮、種に多く含まれるので赤ワインに多く含まれている。また、リスべラトロールは血栓症リスクを減少させるという報告もあります。また白ワインにはカリウム、カルシウム、などミネラルバランスがよく利尿作用があることも確認されています。
酒石酸、りんご酸の有機酸は食欲増進、腸内細菌群のバランス整える、大腸菌、サルモネラ菌、に対する抗菌力が高く即効性も高いのも、白ワインの大きな特徴です。これからの季節、生牡蠣のシーズン(冬)レモンを沢山絞って、白ワインとあわせて、楽しんでください。効果間違いなしです。
ワインはアルコール飲料です。日本人平均値ですが。飲酒量はワイン250mlが適量とされています。ボトルを(750ml)3日で飲むようにしてくださることをお勧めいたします。     健康に乾杯。

沢山飲めば、効果倍増、なんてことは、まったくありません。ほどほどに。
(健康は命より大切なり)シニアーワインアドバイザー 大貫健作。