STAFF VOICE

~ちょっと喋らせてもらっていいですか?~

昨年あたりから目にすることが増えてきたマウンテンブーツ。

確かわたしがまだ中高生のころ、ずっしりと重厚感のあるマウンテンブーツが流行し、どこの古着屋さんの床にもいろいろなブランドのマウンテンブーツがずらりと整列しているような時代がありました。

そんな巡るトレンドの面白さがわかる歳になってきたなあと、今季より取り扱いが始まった老舗のブーツに一抹の懐かしさを覚えております。 確かにここ数年あえてライトな靴で抜け感を出すような風潮もあったので、足元に重みを置くスタイリングに新鮮さを感じる方も多いのでは。

今回は、今期から取扱いをスタートしたDANNERの「ダナーフィールド」について語らせていただきます。

近アパレルブランドとのWネームが話題となっているDANNER。

1932年、”可能な範囲の中でもっとも優れた靴を作る”というポリシーを掲げ、 【厳選された素材で丹念な手作業でシューズを作り上げる】というスタンスを今も続けているワークシューズメーカーの老舗です。

その歴史を紐解くと、いち早くビブラムソールの可能性を認めアメリカのメーカーとしては初めて導入、GORE-TEX®社と合同でGORE-TEX®素材を使用した靴の制作に成功…と話題性のあるトピックが多く、ポリシーのあるモノづくりへの姿勢がビシビシ伝わってきます。

DANNER

んなDANNERのアウトドアシーンもカバーする”DANNER FIELD”が今季ROCOCO/GochIに登場しました。DANNERのポリシーはそのままに、原産国/素材/工程等を見直し、開発された “DANNER FIELD”。名作といわれる大定番の”DANNER LIGHT”を原型としつつ、手に取りやすい価格もうれしい。もちろん、”DANNER LIGHT”の良さはそのまま受け継いでいます!

DANNER

こか上品さのあるセミマットな質感に、無駄なのないシャープなフォルム。見た目からの印象よりは軽く感じられるのですが、足を入れるとしっかりとした固定感がありとても頼もしい一足。

防水・透湿性能に優れたGORE-TEX®を使用しどんな天候でも◎。安定感のある広めのソールにはVibram®クレッターリフトを採用しており、耐摩耗性と高いグリップ力も魅力。

DANNER

本命のアウトドアシーンにはもちろんのこと、トレンドに上りつつある今はタウンユースにもぜひ取り入れたい。ジャストサイズのパーカにくるぶし丈のストレートデニム、クラシックなキルトスカートにウールのソックス…などなど、秋冬ならではの足元がやや重いスタイリングを楽しめたらいいなと。

DANNER

レンドは巡るといいますが、あくまでもそれはカテゴリやアイテムの話で、おそらく最初に流行ったときとスタイリングや取り入れ方も解釈も全く違うのが面白いです。

おおよそ1週目を終えたかも?という年代になって、懐かしさや親しみを感じるアイテムがいまの時代にどう映り、どう受け止められるのか・・・。自分が着るだけじゃない、そういうトレンドの楽しみ方もなんかいいかも。と、ちょっとわくわくさせてもらった再会でした。

そして、ひとつのカテゴリに向き合い続けるブランドが生み出すプロダクトは、愛着を持って長く付き合えるアイテムが揃い踏み。当店でもそんな各国を代表するような老舗ブランドのアイテムを多数取り揃えております。ぜひ一度手に取ってその丁寧なモノづくりを感じていただけたらと思います。



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