STAFF VOICE

~ちょっと喋らせてもらっていいですか?~

あれやこれやとこのコーナーも第5回。毎回、商品愛を全開に文章を書いている先輩を見て、なんだか楽しそうなので、「やってみたい」とつい言ってしまった私。

「コラムっぽいのなんか書いたことないよ。」と弱音を口にしながらも、何事もチャレンジと思い、つらつらと書いてみました。ちょっとでも楽しんでいただけたらうれしいです。

い日が続き、なんだか代わり映えのしないコーデに飽き飽きしている今日この頃。それなのに、クローゼットは服でいっぱい。流行りのミニマリストとは程遠い私。新しい服を買っても、ちょっとすればきっとまた同じような悩みを口にするのが容易に想像できる・・・。

そんな時に見かけた「Tory Leather」のベルト。ベーシックなようでどこか他とは違うこのベルトを見た途端、探していたものはこれなんじゃないかと思い、気になったのでちょこっと調べてみました。

トリーレザー

1976年アメリカのウィリアムスポートにて馬具メーカーとして創業したTory Leather。良質なブライドルレザーに何度もロウを塗り込み、長い年月をかけて丁寧に作っているんだそう。

素材だけじゃなくて、ものづくりへの拘りもピカイチ。アメリカでの生産に拘り、自社工場の熟練された職人の手により時間をかけて一つ一つ製作。職人さんのこだわりと上質な素材の掛け合わせがこの存在感を生み出しているんだなと納得しました。しかも、そんなにこだわって作られているのに、意外とお手頃な価格なところもリッチガールではない私にはポイントが高い。

トリーレザー

して、そして、何よりTory Leatherのベルトで目を惹いたのがバックルのデザイン。初めて見た時、「え、なにこれ、おもしろい!」と思った『フーフピック ベルト』のバックルは、馬の蹄をモチーフにしているんだそう。さすが、馬具メーカー。

よくあるベルトとは違って、フックを引っかけて固定するユニークなデザインが洒落感たっぷり。見た目の斬新さだけでなく、レザーへの負担が少なくなるというメリットも兼ね備えていて、長く愛用できるような設計になっているのも素晴らしい。

トリーレザー

方で『エクエストリアン インスパイアド ベルト』のY字バックルも個性的だけど奇抜すぎないちょうどいい塩梅。こちらは、バックルの上からピンを差し込む仕様で、使いやすそう。『フーフピックベルト』よりは細身で、華奢な雰囲気もGOOD◎ですね。

どちらも捨てがたい魅力的なデザイン。合わせるアイテムを選ばないベーシックさもありつつ、ほどよい個性が滲み出るところがTory Leatherのベルトの魅力かなと思いました。

トリーレザー

質なレザーを使っているので、永く愛用するにつれ、艶が出てきてレザーの経年変化も楽しめるんだそう。フックの色味も深みが出てくるらしく、大事に永く使いたくなるアイテムですね。

一時の流行りではなく、ちょっといいものが持ちたくなるお年頃の私にとっては、一緒に人生を歩んでくれる「相棒」になってくれるであろう逸品に出会えた気がしました。