歯科医院専売品で歯列矯正中のケア

矯正中のオーラルケア


矯正中は、ワイヤーや矯正装置を入れているため、通常の時よりも、歯磨きには注意が必要です。
矯正治療のために、固定式の装置を装着すると、数年(症例による)の間、ワイヤーやブラケット(装着器具)が歯面に付いたままになります。

その状態で食事をするため、装置の周囲に食べ物や歯垢が残りやすくなります。
したがって、時間をかけて丁寧に歯を磨かないと、装置の周囲が虫歯になりやすい状態です。
せっかく歯並びを治しても虫歯が増えてしまったら本末転倒になります。

矯正用歯ブラシの使い方

毛先の形態が、ブラケット(装着器具)に合う歯ブラシを選びましょう。

ワイヤーの上から磨く(使用歯ブラシ:オルソU)

中央がくぼんだ形状の歯ブラシなので、矯正器具を包むように磨けます。

オルソU

ワイヤーの横から磨く(使用歯ブラシ:ディープΛ、Ci902、Ci903)

ディープΛは逆に、外側から中央に向かって先が細くなっている歯ブラシです。
Ci902、Ci903歯ブラシは通常の3列植毛ではなく、2列植毛歯ブラシなので、横から矯正器具のすき間を磨くのに適しています

ディープΛ
Ci902、Ci903

細かな隙間をしっかり磨く(使用歯ブラシ:ミクリン)

また、細かな隙間の部分にはしっかり磨けるように、ワンタフト(凸型)もおすすめです。
矯正ワイヤーやブラケットまわりを磨く場合は、ワンタフトブラシをご使用下さい。

ワンタフト「Miclin-ミクリン-」