雛人形は親のお下がりでも大丈夫?娘や孫が受け継ぐならお祓いが必要?
雛人形は親のお下がりでも大丈夫なのでしょうか?
伝統文化や地域の習慣によって考え方はさまざまです。
また、娘や孫に引き継ぐ際のお祓いの必要性や、引き継がない場合の供養方法についても詳しく解説します。
雛人形は親のお下がりでも大丈夫?
雛人形を親のお下がりで使うことについては、地域や家族の考え方によって対応が異なります。 引き継ぎの是非について詳しく見ていきましょう。
雛人形のお下がりは控えるのがベター
雛人形には子どもの健やかな成長を願い、厄災を引き受ける役割があるとされています。
そのため、お下がりにすることで、引き受けた厄災まで引き継がれると考えられることもあります。
伝統文化を重んじる家庭では、新しい雛人形を準備するのが一般的です。
雛人形を代々受け継いで飾る地域もある
一方で、地域によっては雛人形を嫁入り道具の一部として代々受け継ぐ文化も見られます。この場合、雛人形は家族の思い出を共有する象徴として大切に扱われます。
長年受け継がれた雛人形は、家族の絆を深める役割を果たし、地域の風習として尊重されています。
カジュアルに楽しむならOK
最近ではひな祭りをカジュアルに楽しむ風潮も広がっています。 厳格な伝統にこだわらず、イベントとしてひな祭りを楽しむ場合は、お下がりでも問題ありません。 親から譲られた雛人形を使うことで家族のつながりを感じながら、自由なスタイルでお祝いするのも良いでしょう。
雛人形をお下がり・娘や孫に引き継ぐならお祓いが必要?
雛人形を引き継ぐ際には、お祓いをしてから使用すると安心です。
お祓いによって、雛人形に宿る厄を祓い、新たな気持ちでひな祭りを迎えることができます。
お祓いは神社やお寺で受け付けていることが多く、厄除けとしての役割を果たしてくれます。
厳格な方法を選びたい方は、信頼できる場所を探して相談してみましょう。
雛人形をお下がり・娘や孫に引き継がない場合は?
雛人形を引き継がない場合でも、役目を終えたお雛様に感謝を込めて適切な方法で処分するのが大切です。 以下の方法を参考にしてください。
人形供養に持ち込む
お雛様を手放す場合、人形供養を利用するのが一般的です。
神社やお寺では供養祭を行い、お焚き上げや読経を通じて雛人形を丁寧に送り出してくれます。
日本人形協会が提供する郵送サービスを活用すれば、供養が身近でない方でも安心して感謝の気持ちを表すことができます。
寄付団体や施設などに贈る
長く大事にしてきたお雛様を処分するのが忍びない場合は、寄付という選択肢もあります。
寄付先の団体や施設に問い合わせ、受け入れ可能かを確認した上で寄贈することで、新たな場で大切にされる道を選ぶことができます。
インテリアとして飾る
お雛様への愛着が強い場合、無理に手放さずインテリアとして飾るのも一つの方法です。
リビングや玄関など、家の一角に飾れば、季節感のある空間を演出できます。
大切な思い出を身近に感じながら、雛人形を新しい形で楽しむことができます。
今どきのおしゃれな雛人形おすすめ3選
華やかで特別感のある雛人形をお探しなら、伝統とモダンが融合したデザインが魅力のアイテムはいかがでしょうか。
お子さまの初節句を彩るだけでなく、現代の住空間にも馴染み、長く愛用できるものを厳選しました。
飾りやすさとおしゃれさを兼ね備えた逸品で、思い出に残るひな祭りを演出しましょう。
※価格はキャンペーンなどで変更になる可能性がありますので、最新情報は各商品のページにてご確認ください。
美奏(bisou)オリジナル雛揃 あわいろ
お子さまのために、新しい雛人形を贈りたい方にぴったりの「美奏 あわいろ」。
白と淡いベージュの上品なカラーリングに、花言葉が込められた大ぶりな花飾りが特徴です。
京都の職人が一点一点手作りした繊細なデザインと、コンパクトで飾りやすい設計で、初節句から大人になっても長く楽しめる逸品。
名前と誕生日を刻める木札やケースをつけると、より特別になります。
桃花(ももか) 雛人形|白粋 HAKI(ハキ)
上品なピンクの濃淡が織りなす美しいグラデーションが魅力の雛人形。
京都の職人が一体一体丁寧に手掛けた精巧な作りで、伝統的な美しさにモダンなデザインが融合しています。
「令和Ver.」には梅や風をモチーフにした特別アイテムがセットされ、より華やかな印象に。
お子さまのお名前を入れられる木札付きで、唯一無二の特別な贈り物にも最適。
アクリルケースを使えば保管も楽々、世代を超えて長く愛用できる雛人形です。
kokokara / 花飾り雛人形
伝統美と現代的なデザインが融合した雛人形は、ベビーピンクの優しい色合いと繊細なアーティフィシャルフラワーが特徴です。
木製ケース入りで、飾り付けや片付けが簡単なので手間がかかりません。
名入れプレートを追加すれば、お子さまだけの特別な一品に。
ライト付きの雪洞が昼と夜で異なる雰囲気を演出し、ひな祭りをより華やかに彩ります。
シンプルでおしゃれなデザインは、現代の住空間にも調和し、長く愛用できる魅力的な一品です。
初節句にあわせて雛人形を準備しよう!
雛人形は、初節句を祝う特別な存在であり、子どもの成長を見守るシンボルでもあります。
親からの愛情を形にした新しい雛人形を準備することで、家族の思い出をより豊かにすることができます。
お下がりを考えていた方も、今どきのデザインや機能性を兼ね備えた雛人形であれば、現代の住空間に馴染みやすく、長く楽しむことができるでしょう。
初節句を迎えるにあたって、伝統を尊重しつつおしゃれで実用的な雛人形を選んで、特別なひな祭りを家族で楽しんでみてはいかがでしょうか。




