【天然石と完全天然石の違いについて】


最近は街中にもパワーストーンショップが増えてきて手軽に「天然石」を手に入れることができるようになりました。さすがに昔のように偽物(ガラス玉やプラスチック)のビーズが流通することはなくなりましたが、「天然石」と書いてあっても注意が必要です。

「天然石」と書いてある商品は確かにその石の素材は天然です。しかし素材が天然なだけであって、一度溶かして再生成(練り直し)をしていたり、樹脂やパテを埋めて表面をツルツルに加工したり、放射線や加圧、過熱、染料によって着色をしたりしたものも含まれます。つまり素材部分が天然であれば、「天然石」と書くことができるのです。「天然石」と書いてあれば、岩石からそのままくりぬいて研磨したもの、というイメージをもちますが、そうではないのです。

この点については法的な整備がされていないため、当店では敢えて「完全天然石」と記載することにしています。原石の状態からそのままブレスレット用の丸玉をくりぬいて、あとは丸く研磨をしただけの状態です。溶練処理や着色処理を一切していません。

溶練したほうが不純物やクラックが取り除かれて綺麗に仕上がります。しかし石の結晶は消えてしまうのでパワーストーンという観点では価値が失われます。水晶工房では今後、「天然石」と「完全天然石」の違いをより明確に区別して表記や案内を充実させていこうと考えています。






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